関数の手動作成
特性およびその他のExcel関数の制約については、Microsoftのドキュメントおよびサポート・サイトを参照してください。
関数を手動で作成するには:
例25-1 構文のガイドライン
個々の関数の構文については、関数の説明を参照してください。
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共有接続を使用するには、ワークスペース関数を指定するWSFN識別子を接続文字列とともに関数に追加する必要があります。フォーマットは次のようになります:
"WSFN|ProviderType|Server|Application|Database","POV"
たとえば、HsGetValue関数でOracle Essbaseデータ・ソースへの共有接続には、WSFN識別子と接続文字列を次のように関数に追加します:
=HsGetValue("WSFN|Essbase|myserver|Sample|Basic","Market#South")
ProviderType
では、次のいずれかの文字列を大文字/小文字を区別して使用します:-
Essbase
(Essbaseオンプレミスのみ。 Oracle Analytics Cloud - Essbaseではプライベート接続構文が必要です) -
HFM
(Oracle Hyperion Financial Managementの場合) -
HP
(Oracle Hyperion Planning、Planning、Planning Modules、Financial Consolidation and Close、Tax Reportingの場合)
Financial Managementでは、
Database
パラメータを省略でき、指定する場合はApplication
パラメータと同じ値を指定します。整合性を保つため、OracleではDatabase
パラメータにアプリケーション名を入力することをお薦めしています。 -
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プライベート接続パラメータには次の値を入力できます:
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空白: デフォルトの接続
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HsActive: 関連付けられたアクティブな接続
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プライベート接続のユーザー定義名
プライベート接続を指定する場合は、POVの前に置く必要があります。
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POVは次の例のようにdimension#memberのペアで構成されます:
Entity#Connecticut
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親子関係は次の例のようにピリオド(
.
)で示されます:Entity#UnitedStates.Maine
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接続と各POVのdimension#memberペアは個別の関数パラメータに分割でき、次の例に示すように各パラメータが引用符(
"
)で囲まれ、カンマ(,
)で区切られます:"My_connection","Entity#UnitedStates","Account#Sales"
または接続をカンマ(
,
)でPOVから分離できます。この場合は次の例のようにPOV全体が引用符("
)で囲まれ、dimension#memberの各ペアがセミコロン(;
)で区切られます:"My_connection","Entity#UnitedStates;Account#Sales"
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関数のディメンション名とその別名を混合しないでください。ただし、メンバーの場合、メンバー名または選択した別名表の別名のいずれかを使用できます。