診断機能のカスタマイジング

診断ツールの特定の機能をカスタマイズできます。

このトピックの手順は、「診断オプション」ダイアログ・ボックスで使用可能な各オプションを順番に説明したものです。

ノート:

次の手順のステップはすべてオプションです。

診断ツールをカスタマイズするには:

  1. Smart Viewリボン「診断」グループで、「診断オプション」を選択します。

    「診断オプション」図27-2のように表示されます。

    図27-2 「診断オプション」ダイアログ・ボックス


    「診断オプション」ダイアログ・ボックス
  2. Officeドキュメントでデータ値を非表示にするには、「データのマスク」を選択します。

    このオプションは、機密保持などの目的で出力されるデータ値を非表示にする場合に選択します。

    ノート:

    「データのマスク」または「メンバーのマスク」(次のステップを参照)あるいはこの両方を選択すると、セル数が1万を超えるような大規模なグリッドではパフォーマンスに大きな影響が出る可能性があります。
  3. Officeドキュメントでメンバー名を非表示にするには、「メンバーのマスク」を選択します。

    このオプションは、機密保持などの目的で出力されるメンバー名を非表示にする場合に選択します。

  4. 診断結果の出力ファイルをデフォルト以外のフォルダに保存するには、「診断出力のルーティング先」「参照」ボタンをクリックし、ファイルを保存するフォルダの場所に移動します。

    フォルダの場所は手動でも入力できます。

    デフォルトのフォルダの場所は次のとおりです:

    C:\Users\username.domain\AppData\Roaming\Oracle\SmartView\Diagnostics
  5. 表示される警告やエラー・メッセージごとの自動スクリーンショットを可能にするには、次のオプションを選択します:
    • エラー

    • 警告

    自動スクリーンショットが不要の場合は、「なし」(デフォルト)を選択します。

  6. メモリーの使用に関するデータを収集するには、「メモリー・データを含める」チェック・ボックスを選択します。

    ノート:

    診断が有効で、「メモリー・データを含める」オプションが選択されている場合、Oracle Smart View for Officeのパフォーマンスは低下し、最大で通常の2倍遅くなる可能性があります。

    このオプションはメモリーに関する問題が発生している場合にのみ選択してください。たとえば、32ビット・マシンでSmart Viewが異常終了する場合、またはサイズの大きなスプレッドシートのロードに時間がかかりすぎる場合は、診断収集前に「メモリー・データを含める」を選択します。

  7. 「保存」をクリックして選択したオプションを保存します。