参照ファイルからドックレットへのコンテンツの追加

参照ファイルで名前付き範囲を定義したら、埋込みコンテンツの候補を定義し、すぐにドックレットにコンテンツを埋め込むことができます。このプロセスは、コンテンツをWordとPowerPointのどちらのドックレットに追加する場合でも同じです。

参照ファイルからドックレットにコンテンツを追加するには:

  1. レポート・パッケージを開きます。
  2. ドックレットを開いてからチェックアウトします。

    参照ファイルを追加する予定のドックレットを開いてください。

    ノート:

    この手順で定義して追加する埋込みコンテンツを挿入する位置に、カーソルを置くこともできます。

  3. 「Narrative Reporting」リボンで、「埋込み」ボタンをクリックして「コンテンツの埋込み」ダイアログ・ボックスを表示します。

    図20-30には、リファレンス・ドックレットから取得された埋込み可能な名前付き範囲が1つ示されています。

    図20-30 「コンテンツの埋込み」ダイアログ・ボックス


    埋込み可能な名前付き範囲が1つ表示された「コンテンツの埋込み」ダイアログ・ボックス。
  4. 「新規範囲」をクリックして、「新規コンテンツの埋込み」ダイアログ・ボックスを表示します。
  5. 「新規コンテンツの埋込み」で、「ソース」のドロップダウン・メニューをクリックし、「ローカル・ファイル」を選択します(図20-31)。

    事前に参照ファイルからコンテンツを追加した場合は、「ソース」ドロップダウン・メニューにそのファイルがリストされます。

    図20-31 「新規コンテンツの埋込み」ダイアログ・ボックス


    「新規コンテンツの埋込み」ダイアログ・ボックスの「ソース」フィールドのドロップダウン・メニュー。参照ファイルを初めてドックレットに追加するときは、ここで「ローカル・ファイル」を選択します。
  6. 「ファイルの選択」ボタンをクリックし、参照ファイルとして使用するExcelファイルの場所を参照し、そのファイルを選択します。

    ファイルの名前付き範囲が表示されます。

  7. 「新規コンテンツの埋込み」ダイアログ・ボックスで、埋込み可能コンテンツとして追加する名前付き範囲の横のチェック・ボックスを選択します。

    図20-32では、参照ファイルに名前付き範囲が1つ存在し(OpExps)、その範囲が選択されています。

    図20-32 名前付き範囲が選択されている「新規コンテンツの埋込み」ダイアログ・ボックス


    名前付き範囲が選択されている「新規コンテンツの埋込み」ダイアログ・ボックス。
  8. 「OK」をクリックして「コンテンツの埋込み」ダイアログに戻り、新規に追加した範囲を選択します。

    図20-33 新規の範囲が選択されている「コンテンツの埋込み」ダイアログ・ボックス


    新規に追加した範囲「OpExps」が選択されている「コンテンツの埋込み」ダイアログ・ボックス
  9. 「OK」をクリックして範囲をドックレットに埋め込みます。

    図20-34の例では、Wordドックレットの次の見出しの下にExcelの表が埋め込まれています: 「Table 1.Operating Expenses」

    図20-34 Wordドックレットに埋め込まれた参照ファイルからのコンテンツ

    Wordドックレットに埋め込まれた参照ファイルからのExcel表の例