ドックレットへの参照ファイル・コンテンツの埋込み

ドックレットへの参照ファイルの登録では、レポート・パッケージの外部にあるExcelファイルから名前付き範囲を登録し、そのExcelファイルを参照ファイルにしました。参照ファイルは、ネットワーク・ドライブまたはローカル・マシンに配置できます。

ここでは、参照ファイルからのコンテンツをドックレットに埋め込みます。このプロセスは、コンテンツをWordとPowerPointのどちらのドックレットに埋め込む場合でも同じです。

参照ファイルからのコンテンツをドックレットに埋め込むには:

  1. レポート・パッケージが開いていることを確認します。
  2. まだ開いていない場合は開き、事前に参照ファイルを登録したドックレットをチェックアウトします。

    参照ファイルのコンテンツは、コンテンツを登録したドックレットに埋め込む必要があります。それ以外のドックレットに埋め込むことはできません。

  3. ドックレットで、参照ファイル・コンテンツを埋め込むテキスト内の位置にカーソルを置きます。
  4. 「Narrative Reporting」リボンで、「埋込み」ボタンをクリックして「コンテンツの埋込み」ダイアログ・ボックスを表示します。
  5. 「コンテンツの埋込み」ダイアログ・ボックスで、埋め込む範囲を選択します。

    図20-28

    図20-28 範囲が選択されている「コンテンツの埋込み」ダイアログ・ボックス


    範囲「OpExps」が選択されている「コンテンツの埋込み」ダイアログ・ボックス
  6. 「OK」をクリックして範囲をドックレットに埋め込みます。

    ノート:

    PowerPointでは、スライド上で埋込みコンテンツの配置やサイズを変更できます。サイズを変更すると、スライド上のイメージの変更された高さがリフレッシュ時に保持され、リフレッシュされたイメージはソース・オブジェクトと同じ縦横比になります。

    図20-29では、Wordドックレットの次の見出しに下にExcelの表が埋め込まれています: 「Table 1.Operating Expenses」

    図20-29 Wordドックレットに埋め込まれた参照ファイルからのコンテンツ

    Wordドックレットに埋め込まれた参照ファイルからのExcel表の例