表およびピボット・テーブルの挿入

挿入できる行と列の最大数は、使用しているExcelのバージョンによって異なります。ワークシートのサイズ制限については、Microsoft Excelのドキュメントを参照してください。

表またはピボット・テーブルを挿入するには:

  1. Excelワークシート、PowerPointスライドまたはWordページで、表またはピボット・テーブルを開始するポイントにカーソルを置きます。
  2. カタログ・ツリーで、表またはピボット・テーブルを右クリックします。
  3. 次のいずれかを選択します。
    • 挿入—選択した表ビューまたはピボット・テーブル・ビューが、Oracle Business Intelligence Enterprise Editionで定義された形式で挿入されます。図21-3および図21-4を参照してください。

      Oracle BI EEの表またはピボット・テーブルにプロンプトが定義されている場合は、「プロンプト・セレクタ」ダイアログ・ボックスが表示され、表示するデータを選択できます(それ以外の場合、表またはピボット・テーブルは直接挿入されます)。最初の挿入後、「Oracle BI EE」リボンの「プロンプトの編集」アイコンをクリックしてプロンプトを編集できます。詳細は、プロンプトの操作を参照してください。

      表またはピボット・テーブルにページ・プロンプトが定義されている場合(Oracle BI EEでプロンプトが表示される)、「Oracle BI EE」リボンの「ページ・プロンプトの編集」アイコンをクリックしてページ・プロンプトを編集できます。ページ・プロンプトの操作を参照してください。

      ノート:

      図21-3 Oracle BI EEからの書式設定を維持した表として挿入された表ビュー


      書式設定された表として表示されているデータ。

      図21-4 Oracle BI EEからの書式設定を維持したピボット・テーブルとして挿入されたピボット・テーブル


      ピボット・テーブルとして挿入された表。

      Oracle Smart View for Officeクライアントでは、表はグリッド形式で表示されます。

    • Excel表として挿入(表ビューのみ)—選択した表ビューがExcel表として挿入されます。ページ・プロンプト・エッジとセクション・エッジに列が存在する場合は、ドロップダウン・ヘッダーとして表の上部に移動されます。Excelの操作を使用してフィルタ処理、式の定義、ソートおよびExcelのその他のタスクを実行する場合は、このオプションを選択します。

      表ビューをExcel表として挿入すると、Oracle BI EEで定義されているプロンプトは使用できません。

      選択した表がワークシートに挿入されます。図21-5を参照してください。

      図21-5 Excel表として挿入された表ビューの一部


      結果をフィルタ処理できるドロップダウン・ヘッダー付きのリストとして挿入された表。
    • Excelピボットとして挿入(ピボット・テーブル・ビューのみ)—選択したピボット・テーブル・ビューがExcelピボット・テーブルとして挿入されます。ページ・エッジとセクション・エッジに列が存在する場合は、レポート・フィルタ領域にマップされ、メジャー・エッジの列が値領域に移動されます。集約、ピボット、ドリル、ソート、フィルタ処理などの詳細な分析を実行する場合は、このオプションを選択します。

      選択した表またはピボット・テーブルがワークシートに挿入されます。図21-6を参照してください。

      ノート:

      • ピボット・テーブル・ビューをExcelピボット・テーブルとして挿入すると、Oracle BI EEで定義されているプロンプトは使用できません。

      • Excelピボット・テーブル・ビューを使用する場合、サポートされているのは、メジャー列が数値データ型のビューのみです。

      • Excelワークシートに含められるExcelピボット・テーブル・ビューは1つのみです。また、Excelピボット・テーブル・ビューは常に新しいワークシートに挿入されます。これは単独のデータ・ソースに接続している場合にも、複数のデータ・ソースに接続している場合にも想定される動作です。

      図21-6 Excelピボット・テーブルとして挿入されたピボット・テーブル


      Excelピボット・テーブルとして挿入された表

Oracle BI EEで作成されたビューの編集の説明に従って、表およびピボット・テーブルを編集できます。

ノート:

ピボット・チャートが埋め込まれたピボット・テーブルをSmart Viewに挿入すると、埋め込まれたピボット・チャートはインポートされません。Excelを使用して、挿入されたExcelピボット・テーブルに基づいてピボット・チャートを作成するか、Oracle Business Intelligence Answersを使用して新しいチャート・ビューを作成し、Smart Viewを使用してそのビューを挿入できます。

  • 挿入されたネイティブExcelピボット・テーブルに基づいてピボット・チャートを作成するには、次のステップを実行します:

    1. Smart ViewでExcelピボット・テーブル内をクリックし、Excelの「オプション」リボンを選択します。

    2. 「ツール」グループで「ピボットグラフ」ボタンをクリックします。

    3. 「グラフの挿入」でチャート・スタイルを選択して「OK」をクリックします。

  • 別のチャート・ビューを作成して挿入するには:

    1. BI Answersで、別に新しいチャート・ビュー・オブジェクトを作成します。

    2. OfficeアプリケーションでSmart Viewを使用して、新しく作成したチャート・ビューを挿入します。