12.5 コンピュート・リソースについて
コンピュート・リソースという語は、データベースなどのサービスや、インタープリタが接続するその他すべてのバックエンド・サービスを指します。
ノート:
「コンピュート・リソース」ページにアクセスするには、管理者ロールが必要です。「コンピュート・リソース」ページには、コンピュート・リソースのリストが、各リソースの名前、タイプ、コメント、最終更新の詳細とともに表示されます。各コンピュート・リソースの詳細を表示するには、コンピュート・リソース名をクリックします。「Oracleリソース」ページに接続詳細が表示されます。
- Oracleリソース
「Oracleリソース」ページに、「コンピュート・リソース」ページで選択したコンピュート・リソースの詳細が表示されます。選択したコンピュート・リソースのPythonインタープリタのメモリー設定(GB)を構成できます。
親トピック: Oracle Machine Learningの管理
12.5.1 Oracleリソース
「Oracleリソース」ページに、「コンピュート・リソース」ページで選択したコンピュート・リソースの詳細が表示されます。選択したコンピュート・リソースのPythonインタープリタのメモリー設定(GB)を構成できます。
ノート:
メモリー設定を構成するには、管理者権限が必要です。- リソース・サービスとノートブック
このトピックでは、リソース・サービスごとの、1つのAutonomous Databaseインスタンスで同時実行できるノートブックの数を示します。
親トピック: コンピュート・リソースについて
12.5.1.1 リソース・サービスとノートブック
このトピックでは、リソース・サービスごとの、1つのAutonomous Databaseインスタンスで同時実行できるノートブックの数を示します。
「リソース・サービスとノートブックの数」の表に、様々なリソース・サービス・レベル(GPU、高、中および低)での、実行のために割り当てられるコンピュート・リソースを示します。GPUコンピュート機能は、Pythonインタプリタにのみ適用されます。
表12-1 リソース・サービスとノートブックの数
リソース・サービス | OCPU (Oracle CPU)とGPU | メモリー | 同時ノートブックの数 |
---|---|---|---|
GPU
ノート: この「GPU」設定には、データベース・サーバー側での高 設定が含まれます。
|
NVIDIA A10 Tensorコア1つ | デフォルトでは、32 GB (DDR4)。200 GBまで拡張可能 | 同時実行できるノートブックの数は、次のことによって決まります:
リクエスト時にGPUリソースを使用できない場合、エラー・メッセージが表示されます。後で再試行する必要があります。 ノート: GPUリソースは、有料のOracle Autonomous Database Serverlessでのみ使用できます。OMLに割り当てられているECPUが16未満の場合、GPUリソースは使用できません。 |
高 | OCPU最大8個 | 8 GB (最大16 GB) | 最大3 |
中 | 最大4 (OCPU) | 4 GB (最大8 GB) | 最大(1.25 × OCPU数)
ノート: 同時実行できるノートブックの数は、対応するAutonomous DatabaseインスタンスにプロビジョニングされているOCPUの数 x 1.25 という式で計算されます。OCPUはOracle CPUを表します。
たとえば、データベースに4つのOCPUがプロビジョニングされている場合、中レベルでは、ノートブックの最大実行数は5 (1.25 x 4)になります。 |
低 | 1 | 2 GB (最大4 GB) | 最大100 |
TP
このサービスは、Oracle Autonomous Transaction Processing (ATP)データベースで使用できます。 |
ユーザー指定 | 2 GB | 最大60 |
TPURGENT
このサービスは、Oracle Autonomous Transaction Processing (ATP)データベースで使用できます。 |
ユーザー指定 | 2 GB | 最大60 |
データベース・サービスと同時実行性の詳細は、Autonomous Databaseのデータベース・サービス名を参照してください
親トピック: Oracleリソース