EM CLI動詞またはグラフィカル・モードを使用したソフトウェア・ライブラリ・タスクの実行

Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12cリリース2 (12.1.0.2)以上では、コマンドライン・ユーティリティがOracle Enterprise Manager Cloud Controlのソフトウェア・ライブラリ・ユーザー用に導入され、テキスト・ベース・コンソールを使用して、コンソール・ベースのソフトウェア・ライブラリ操作の一部を実行できるようになりました。

次の表で、一部のソフトウェア・ライブラリ・タスクを実行する両方のアプローチについて説明します。

  • Enterprise Managerコマンドライン・インタフェース(EM CLI)

  • Enterprise Managerグラフィカル・ユーザー・インタフェース(EM GUI)

ノート:

表3-3で説明したEM CLI動詞の構文と使用方法の詳細およびワークフローの例は、『Oracle Enterprise Managerライフサイクル・マネージメント管理者ガイド』を参照してください。

表3-3 ソフトウェア・ライブラリEMCLI動詞

説明 アプローチA: EM CLI動詞の使用 アプローチB: Enterprise Manager Cloud Controlコンソールの使用

ソフトウェア・ライブラリ記憶域の場所の追加

add_swlib_storage_location

OMS共有ファイル・システムの場所の構成

OMSエージェント・ファイル・システムの場所の構成

参照されるファイルの場所の構成

ソフトウェア・ライブラリ・エンティティの作成

create_swlib_entity

汎用コンポーネントの作成

ディレクティブの作成

ソフトウェア・ライブラリ・フォルダの作成

create_swlib_folder

エンティティの編成

ソフトウェア・ライブラリ・エンティティのリスト

list_swlib_entities

ソフトウェア・ライブラリ・ホーム・ページへのアクセス

エンティティの検索

ソフトウェア・ライブラリ・エンティティ・タイプのリスト

list_swlib_entity_types

該当なし

ソフトウェア・ライブラリ・エンティティ・サブタイプのリスト

list_swlib_entity_subtypes

該当なし

ソフトウェア・ライブラリ・フォルダのリスト

list_swlib_folders

該当なし

ソフトウェア・ライブラリ・ストレージの場所のリスト

list_swlib_storage_locations

ソフトウェア・ライブラリの管理・ページへのアクセス

ソフトウェア・ライブラリ・エンティティからのファイルの参照

refer_swlib_entity_files

エンティティの作成

エンティティの表示、編集および削除

ソフトウェア・ライブラリ・メタデータの再インポート

reimport_swlib_metadata

Oracle所有エンティティ・ファイルの再インポート

ソフトウェア・ライブラリ記憶域の場所の削除

remove_swlib_storage_location

ソフトウェア・ライブラリ記憶域の場所の削除(および移行)

ソフトウェア・ライブラリ・エンティティの変更

update_swlib_entity

エンティティの表示、編集および削除

ソフトウェア・ライブラリ・エンティティへのファイルのアップロード

upload_swlib_entity_files

エンティティの作成

エンティティの表示、編集および削除

ソフトウェア・ライブラリのOMSエージェント記憶域の場所を変更し、関連付けられたOMSホストおよびこの場所にアクセスするための資格証明を変更します。

switch_swlib_oms_agent_storage

該当なし

ソフトウェア・ライブラリにアップロードされたファイルを確認し、記憶域の場所にないファイルをレポートします。通常、関連付けられた記憶域の場所にファイルが不足していることが原因で、プロビジョニング/パッチ適用/デプロイ・アクティビティが失敗する場合にこの処理が開始されます。

verify_swlib

該当なし

ホスト・ターゲットのファイル・システムの場所に、ソフトウェア・ライブラリで使用可能なエントリ・リビジョンに関連付けられた1つ以上のファイルをステージングします。

stage_swlib_entity_files

エンティティのステージング

EMエージェントによってモニタリングされないホストのローカル・ファイル・システムに、ソフトウェア・ライブラリのエンティティ・リビジョンに関連付けられた1つ以上のファイルをステージングします。

stage_swlib_entity_files_local

エンティティのステージング

ソフトウェア・ライブラリでDirectiveタイプのエンティティを作成します。作成に成功すると、エンティティ・リビジョンがソフトウェア・ライブラリのホームページの指定したフォルダに表示されます。

create_swlib_directive_entity

ディレクティブの作成

ソフトウェア・ライブラリでDirectiveタイプのエンティティを変更します。デフォルトでは、エンティティの新しいリビジョンが作成されます。説明または属性値のみを変更しても新しいリビジョンは作成されず、このような変更はエンティティのすべての既存のリビジョンで表示できます

update_swlib_directive_entity

エンティティの表示、編集および削除

エンティティ・リビジョンのすべての詳細をリストします。

get_swlib_entity_details

エンティティの表示、編集および削除

キャッシュ・ノードにインポートされるソフトウェア・ライブラリ・エンティティのファイルをキャッシュ済ファイルとしてエクスポートします。

export_swlib_cache_files

キャッシュ・ノードのファイルのエクスポートおよびインポート

ソフトウェア・ライブラリのエンティティ・ファイルを圧縮ファイルからキャッシュ・ノードにインポートします。

import_swlib_cache_files

キャッシュ・ノードのファイルのエクスポートおよびインポート

1つまたはすべてのキャッシュ・ノードの再同期化を起動します。

resync_swlib_cache

キャッシュ・ノードの同期