4 ServiceNowチケットの作成
チケットの自動作成
ServiceNowでチケットを自動的に作成するには、チケットを作成する必要があるイベントまたはインシデントの条件を指定するルールを作成する必要があります。 このルールでは、ServiceNowコネクタで使用するチケット・テンプレートも指定します。
ServiceNowでチケットを自動的に作成するためのルールを作成するには、次の手順を実行します。
インシデントがServiceNowに送信された後、図4-4および図4-5に示すように、ServiceNowコンソールでインシデントを表示できます。
図4-4 ServiceNowでのインシデントの詳細

図4-5 ServiceNowアクティビティ

Enterprise Managerでインシデントを表示するには、「コメント」セクション内のリンクをクリックします。 Oracle Enterprise Managerへのログインが求められます。 ログインすると、Oracle Enterprise Managerイベント情報が表示されます(図4-6)。
図4-6 Enterprise Managerイベント情報

ServiceNowに送信されるインシデント情報を変更することも、チケット・テンプレートを変更して、Enterprise ManagerのインシデントとServiceNowのインシデントとの間のマッピングを変更することもできます。
チケットの手動作成
チケットを手動作成するには、次のステップを実行します。
ノート:
必要なテンプレートが表示されない場合は、emctl register_template connector
コマンドを使用してテンプレートを追加できます。 詳細は、新規カスタム・テンプレートの作成を参照してください。
作成後のアドバイザ情報
チケットが正常に作成されると、インシデントの「イベントの詳細」の「最終コメント」列および「チケットID」列に、チケットIDが表示されます。 「Webコンソールの設定」が構成され有効になっている場合、チケットIDは、ServiceNowのチケット・ページへのリンクとして表示されます(図4-10)。
図4-10 チケットIDリンク

手動で作成されたチケットは、Enterprise Managerでステータスが変更されるたびに自動的に更新されます。