CacheAWTParallelism

CacheAWTParallelismは、Oracle Databaseに変更を適用するスレッドの数を示します。

この属性はReplicationParallelismおよびReplicationApplyOrderingと関連性があります。

この属性を設定しない場合、またはデフォルトの1に設定した場合、Oracle Databaseに変更を適用するスレッドの数はReplicationParallelismに設定された数の2倍になり、最大値は31です。

ReplicationParallelism属性とCacheAWTParallelism属性の両方が設定されている場合は、CacheAWTParallelismに設定される値がパラレル伝播で使用するスレッド数を構成します。CacheAWTParallelismの設定は、パラレル伝播の適用スレッド数を決定し、ReplicationParallelismの設定は、パラレル・レプリケーションのスレッド数を決定します。

CacheAWTParallelismは、AWTキャッシュ・グループがあるときにのみ影響を及ぼします。

パラレルAWTキャッシュの詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseキャッシュ・ガイド』「Oracle Databaseへのパラレル伝播を使用したAWTスループットの向上」を参照してください。

必要な権限

インスタンス管理者のみがこの属性の値を変更できます。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

この属性はTimesTen Classicでサポートされていますが、TimesTen Scaleoutではサポートされません。

設定

CacheAWTParallelismは次のように設定します。

属性の設定場所 属性の表示 設定

CまたはJavaプログラム、あるいはUNIXおよびLinuxシステムのTimesTen Classicのodbc.iniファイル

CacheAWTParallelism

n - Oracle Databaseに変更を適用するスレッドの数を示す1から31の整数です。デフォルトは1です。

Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ

該当なし