CkptReadThreads

CkptReadThreads接続属性は、最初の接続またはリカバリの操作などで、データベースをメモリーにロードする際にチェックポイント・ファイルの読取りに使用されるスレッドの数を決定します。

CkptReadThreads属性が1に設定されると、TimesTenはチェックポイント・ファイルを順次読み取ります。CkptReadThreads属性が1より大きい値に設定されると、TimesTenは指定されたスレッド数を使用して、チェックポイント・ファイルを同時に(パラレルに)読み取ります。CkptReadThreads属性が0に設定されているか指定されていない場合、以前に指定された値が使用されます。

必要な権限

インスタンス管理者のみがこの属性の値を変更できます。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

この属性は、TimesTen ClassicとTimesTen Scaleoutの両方でサポートされています。

設定

CkptReadThreadsは次のように設定します。

属性の設定場所 属性の表示 設定

CまたはJavaプログラム、あるいはUNIXおよびLinuxシステムのTimesTen Classicのodbc.iniファイル、またはTimesTen Scaleoutのデータベース定義(.dbdef)ファイル

CkptReadThreads

n - メモリーへのデータベースのロード中にチェックポイント・ファイルを読み取る際に使用するスレッドの数。0以上の整数値を取ります(最大 = 231-1)。デフォルトは1です。

Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ

該当なし

ノート:

リカバリ・プロセスの進捗状況のレポートについては、デーモン・ログ・ファイルの再作成メッセージを参照してください。その他のサービスやプロセスのためにTimesTenサーバー上に十分なリソースを残すよう、スレッドの数は低く設定します。