CkptReadThreads
CkptReadThreads接続属性は、最初の接続またはリカバリの操作などで、データベースをメモリーにロードする際にチェックポイント・ファイルの読取りに使用されるスレッドの数を決定します。
CkptReadThreads属性が1に設定されると、TimesTenはチェックポイント・ファイルを順次読み取ります。CkptReadThreads属性が1より大きい値に設定されると、TimesTenは指定されたスレッド数を使用して、チェックポイント・ファイルを同時に(パラレルに)読み取ります。CkptReadThreads属性が0に設定されているか指定されていない場合、以前に指定された値が使用されます。
必要な権限
インスタンス管理者のみがこの属性の値を変更できます。
TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用
この属性は、TimesTen ClassicとTimesTen Scaleoutの両方でサポートされています。設定
CkptReadThreadsは次のように設定します。
| 属性の設定場所 | 属性の表示 | 設定 |
|---|---|---|
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CまたはJavaプログラム、あるいはUNIXおよびLinuxシステムのTimesTen Classicの |
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Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ |
該当なし |
ノート:
リカバリ・プロセスの進捗状況のレポートについては、デーモン・ログ・ファイルの再作成メッセージを参照してください。その他のサービスやプロセスのためにTimesTenサーバー上に十分なリソースを残すよう、スレッドの数は低く設定します。