Connections

この属性は、データベースへのユーザー指定の同時接続数の上限を示します。

TimesTenは、予測される接続ごとに1つのセマフォを割り当てます。接続数がこの属性の値を超えた場合、TimesTenはエラーを返します。

データベースへの現在の接続数を確認するには、ttStatusユーティリティの出力を表示します。

ガイドラインとしては、この値は予測されるアプリケーションの最大接続数に10%を加えた値に設定します。

接続数がこの属性の値を超えたことを示すエラーが表示された場合は、このエラーが表示されなくなるまで値を増やしてください。

PL/SQLを使用していなくても、PL/SQLセグメントから割り当てられた固定オーバーヘッドおよび接続ごとのオーバーヘッドの両方が存在します。詳細は、「PLSQL_MEMORY_SIZE」を参照してください。

ノート:

すべてのアクティブなデータベースを処理するには、カーネルに十分なセマフォが設定されている必要があります。システムのセマフォの設定の詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseインストレーション、移行およびアップグレード・ガイド』「オペレーティング・システムの前提条件」および『Oracle TimesTen In-Memory Database Scaleoutユーザーズ・ガイド』「オペレーティング・システムの前提条件」を参照してください。

必要な権限

インスタンス管理者のみがこの属性の値を変更できます。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

この属性は、TimesTen ClassicとTimesTen Scaleoutの両方でサポートされています。

設定

Connectionsは次のように設定します。

属性の設定場所 属性の表示 設定

CまたはJavaプログラム、あるいはUNIXおよびLinuxシステムのTimesTen Classicのodbc.iniファイル、またはTimesTen Scaleoutのデータベース定義(.dbdef)ファイル

Connections

デフォルト値は、2000と、SEMMNSカーネル・パラメータで指定されたセマフォの数から155を引いた値のうちの小さい方です。

サポートされている値は、1から32000.までの整数です。この値は、接続の最大数を表します。

Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ

該当なし