データベース・バックアップのステータスの表示(dbBackupStatus)
dbBackupStatus
コマンドは、以前に開始された1つ以上のデータベース・バックアップのステータスを表示します。
ttGridAdmin dbBackupStatus dbname [-name backupname]
オプション
dbBackupStatus
コマンドには、次のオプションがあります。
オプション | 説明 |
---|---|
|
バックアップしているデータベースの名前。 |
|
チェックするバックアップの名前。デフォルトでは、指定したデータベースのすべてのバックアップです。 |
例
この例では、「データベースのバックアップ(dbBackup)」の例に示したバックアップが完了したときのステータスを表示します。
% ttGridAdmin dbBackupStatus database1 -name B2017022245544 Database Backup Repository Host Instance Elem State Started Finished --------- --------------- --------- ----- --------- ---- --------- ---------------------- -------- database1 B20170222145544 repo1 Completed 2017-02-22T14:55:44.000Z Y host3 instance1 1 Complete host4 instance1 2 Complete host5 instance1 3 Complete
ノート
-
バックアップが完了していると思われる場合は、
dbBackupStatus
の結果を参照して、バックアップが全体としても各インスタンスに対しても完了と示されていることを確認します。失敗があった場合は、『Oracle TimesTen In-Memory Database Scaleoutユーザーズ・ガイド』の「バックアップのステータスの確認」を参照してください。 -
Finished
列がY
の場合は、各インスタンスが成功したか失敗したかを示す状態に関係なく、コマンドの実行が終了したことを示しています。 -
データベースを削除すると、データベース・バックアップに関連付けられたメタデータが削除されます。データベースを削除した後、
repositoryList
コマンドを使用して、既存のバックアップを表示できます。