データベース定義のエクスポート(dbdefExport)

dbdefExportコマンドは、モデルから既存のデータベース定義オブジェクトを、通常は指定されたファイルにエクスポートします。

ttGridAdmin dbdefExport name 
                        [filepath]

オプション

dbdefExportコマンドには、次のオプションがあります。

オプション 説明

name

エクスポートするデータベース定義の名前。

filepath

作成するデータベース定義ファイルのパスおよび名前で、通常はdbdefCreateまたはdbdefModifyで使用できる.dbdefファイルです。ファイルを指定しないと、エクスポートはstdoutに移動します。

重要: 既存のファイルを指定すると、それは上書きされます。

この例では、前述のdbdefCreateの例で作成したデータベース定義をファイルdatabase1.dbdefにエクスポートします。

% ttGridAdmin dbdefExport database1 /sw/tten/grid/dbdefs/database1.dbdef

その結果、database1.dbdefの内容は次のようになります。

# DbDef GUID BCC6AB97-FDC2-4453-AEBC-5BFCAA57EA52 Exported 2017-12-06 19:05:03
[database1]
DataStore=/disk/databases/database1
DatabaseCharacterSet=AL32UTF8
LogDir=/disk2/logs
PermSize=256
TempSize=128
connections=100
durability=0

ノート

  • データベース定義は、odbc.iniという形式でエクスポートされます。例に示すように、各行にattribute=valueがあります。

  • 一般的な使用例として、データベース定義を変更する場合をあげることができますが、元のデータベース定義ファイルは使用できなくなります。