LogBufParallelism

LogBufParallelism属性では、ログがディスクに書き込まれる前にTimesTenがログ・ファイルを書き込むトランザクション・ログ・バッファのストランド数を指定することで、ログ・パフォーマンスを向上させることができます。

ストランドはトランザクション・ログ・バッファの使用可能メモリーをいくつかの異なる領域に分割し、それらの領域には異なる接続が同時にアクセスできます。各接続は、これらのストランドを使用して、それぞれに独自のトランザクション・ログ・バッファがあるかのように、データに依存しないDML文をパラレルで実行できます。

各バッファには専用の挿入ラッチがあります。レコードはいずれかのストランドに挿入されます。ログ・フラッシャによって、すべてのストランドからレコードが収集され、ログ・ファイルに書き込まれます。

LogBufParallelismの値を変更する場合は、LogBufMB/LogBufParallelism >= 8という制約を満たすためにLogBufMBの値も変更する必要があります。

必要な権限

インスタンス管理者のみがこの属性の値を変更できます。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

この属性は、TimesTen ClassicとTimesTen Scaleoutの両方でサポートされています。

設定

LogBufParallelismは次のように設定します。

属性の設定場所 属性の表示 設定

CまたはJavaプログラム、あるいはUNIXおよびLinuxシステムのTimesTen Classicのodbc.iniファイル、またはTimesTen Scaleoutのデータベース定義(.dbdef)ファイル

LogBufParallelism

整数値は1から64までの値です。デフォルトは4です。

Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ

該当なし