グリッド設定の変更(gridModify)
gridModify
コマンドは、メンバーシップ・サーバーへの認証済アクセスのユーザーを定義し、グリッドのプロパティを変更します(グリッドの以前のモデルの保持期間や、グリッドの以前のモデルの保持数など)。
ttGridAdmin gridModify [-membershipUser user] [-retainDays numdays] [-retainVersions n] [-warnThresh percent]
オプション
gridModify
コマンドには、次のオプションがあります。
オプション | 説明 |
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インスタンスがメンバーシップ・サーバーへの認証済アクセスに使用するユーザー名を指定します。 指定しない場合、メンバーシップ・サーバーへのアクセスには認証は必要ありません。 指定した場合、コマンドを実行すると、パスワードの入力を要求されます。 また、次の「ノート」も参照してください。 |
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モデルの古いバージョンが また、次の「ノート」も参照してください。 |
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モデルの古いバージョンを また、次の「ノート」も参照してください。 |
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管理インスタンスは、グリッドおよびモデルのメタデータを格納します。アクティブ管理インスタンス上のメタデータがこの容量率を超えて一杯になると、 |
例
この例では、メンバーシップ・サーバーへのアクセスに使用するインスタンスのユーザー名とパスワードを定義します。コマンドを実行すると、パスワードの入力を要求されます。
% ttGridAdmin gridModify -membershipUser pat Enter membership password: Password accepted Grid Definition modified.
この例では、gridModify
を実行してモデルの古いバージョンを保持する日数を変更する前後に、gridDisplay
の出力の一部を示しています。
% ttGridAdmin gridDisplay Grid name: grid1 ... Retain Days: 30 Retain Versions: 10 ... % ttGridAdmin gridModify -retainDays 20 Grid Definition modified. % ttGridAdmin gridDisplay Grid name: grid1 ... Retain Days: 20 Retain Versions: 10 ...
ノート
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-membershipUser
オプションは、以前に定義したユーザー名とパスワードをすべて上書きします。 -
-membershipUser
オプションのパスワードは空にできません。最大長は30文字で、印刷可能な文字のみで構成する必要があります。 -
-retainDays
と-retainVersions
の両方を指定できます。その場合、モデルの古いバージョンは、numdays
日よりも古く、かつ古いバージョンがn
個よりも多くあれば、自動的に削除されます。一方のオプションを0に指定した場合は、他方のオプションのみが有効になります。両方が0の場合、モデルの古いバージョンは自動的に削除されません。