TTC_FailoverPortRange

アクティブ/スタンバイ・レプリケーション構成で、自動クライアント・フェイルオーバー・スレッドがフェイルオーバー通知をリスニングするポートのポート範囲を指定します。フェイルオーバー構成では、現在のノードで障害が発生した場合、クライアント・アプリケーションは新しいアクティブ・ノードに自動的に接続できます。

ポート範囲を指定すると、クライアント・システムとサーバー・システムの間のファイアウォールに対応できます。デフォルトでは、TimesTenはオペレーティング・システムで選択されたポートを使用します。

自動クライアント・フェイルオーバーの詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』「自動クライアント・フェイルオーバーの使用」を参照してください。

必要な権限

この属性の値の変更に権限は必要ありません。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

この属性は、TimesTen ClassicとTimesTen Scaleoutの両方でサポートされています。

設定

TTC_FailoverPortRangeは次のように設定します。

属性の設定場所 属性の表示 設定

CまたはJavaプログラム、あるいはUNIXおよびLinuxシステムのTimesTen Classicのodbc.iniファイル、またはTimesTen Scaleoutのデータベース定義(.dbdef)ファイル

TTC_FailoverPortRange

ポート番号の下位値および上位値をlowervalueuppervalueの形式で指定します。

Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ

「Oracle TimesTen Client DSN Setup」ダイアログの「Failover Port Range」フィールド。

ポート番号の下位値および上位値をlowervalueuppervalueの形式で指定します。