TTC_ConnectTimeout
TTC_ConnectTimeout属性は、クライアントがSQLDriverConnectまたはSQLDisconnectリクエストを待機する最大秒数を指定します。これは、それらのリクエストに対するTTC_Timeoutの値を上書きします。接続リクエストが、問合せリクエストに指定されたタイムアウトとは異なる時間枠でタイムアウトするようにする場合は、TTC_ConnectTimeoutを設定します。たとえば、接続に長時間かかることがわかっているが、他のすべての問合せに短いタイムアウトを設定する場合は、接続に長いタイムアウトを設定できます。
(TTC_SqlTimeoutMSを使用すると、他のすべてのリクエストに対するTTC_Timeoutをミリ秒レベルで上書きできます。)
値0はタイムアウトがないことを意味します。負の値は、TTC_Timeoutの設定値まで遅延します。TTC_Timeoutと同様に、タイムアウトに達すると、SQLDisconnectをコールしなくても、接続およびその関連するソケットがクローズされます。
TTC_ConnectTimeoutは、クライアント接続文字列またはクライアントDSNのいずれかで設定できます。
詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』の「SQLおよびPL/SQLのタイムアウト値の選択」を参照してください。
「TTC_Timeout」および「TTC_SqlTimeoutMS」も参照してください。
必要な権限
この属性の値の変更に権限は必要ありません。
TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用
この属性は、TimesTen ClassicとTimesTen Scaleoutの両方でサポートされています。設定
TTC_ConnectTimeoutは次のように設定します。
| 属性の設定場所 | 属性の表示 | 設定 |
|---|---|---|
|
CまたはJavaプログラム、あるいはUNIXおよびLinuxシステムのTimesTen Classicの |
|
クライアントが接続または切断リクエストを待機する秒数。デフォルトは20秒です。 |
|
Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ |
該当なし |