TCP_Port2、TCP_PortN

TimesTen Classicの場合、TimesTenはこの属性を使用して、自動フェイルオーバーが発生したときに使用するポート番号を指定します。(これは、TimesTen Scaleoutには必要ありません。)この属性および関連する属性の値の設定については、TCP_Portの説明を参照してください。

適切なTTC_ServerN接続属性、ODBC接続文字列または論理サーバー定義で値を指定しないかぎり、デフォルトのTCP/IPポート番号はTCP_Port2およびTCP_PortNとして想定されます。詳細は、「TTC_ServerまたはTTC_Server1」を参照してください。

TCP_PortNに未指定の値は、TCP_PORT (またはTCP_PORT1)の値を継承します。たとえば、TTC_Server2を指定して、TTC_Server_DSN2TCP_Port2を指定しない場合、TTC_Server_DSN2TTC_Server_DSN値に設定され、TCP_Port2TCP_Port値に設定されます。

自動クライアント・フェイルオーバーの詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』「自動クライアント・フェイルオーバーの使用」を参照してください。

必要な権限

この属性の値の変更に権限は必要ありません。

TimesTen ScaleoutおよびTimesTen Classicでの使用

この属性は、TimesTen ClassicとTimesTen Scaleoutの両方でサポートされています。

設定

TCP_Port2、TCP_PortNは次のように設定します。

属性の設定場所 属性の表示 設定

CまたはJavaプログラム

TCP_Port2, TCP_PortN

サーバーがリスニングするフェイルオーバー・ポート番号を指定します。

Windows ODBCデータソース・アドミニストレータおよびUNIXまたはLinuxシステムttconnect.iniファイル。詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』「LinuxおよびUNIXでの論理サーバー名の作成および構成」を参照してください。

TTC_Server2、TTC_ServerN.も指定する場合は、接続文字列にTCP_Port2、TCP_PortNを指定します。

サーバーがリスニングするフェイルオーバー・ポート番号を指定します。