A グリッドとデータベースのデプロイ例

TimesTen Scaleoutでは、グリッドを正常に構成してデプロイするためのいくつかのオプションが用意されています。これらのオプションの1つがttGridRolloutユーティリティとなります。 これは、ttGridRolloutユーティリティを使用して、簡単なグリッドをインストールして、作成およびデプロイする方法の例です。

ノート:

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この付録では、ttGridRolloutユーティリティを使用して、開発およびテスト用の単一のデータベースを含むグリッドを迅速にセットアップする方法を説明していますが、次のツールを使用してグリッドを構成することもできます。

  • ttGridAdminユーティリティ: コマンドラインを使用して、1つ以上のデータベースを含むグリッドをセットアップします。このユーティリティを使用して、TimesTen Scaleoutのすべての構成機能、管理機能およびモニタリング機能にアクセスできます。「グリッドの設定」を参照してください。

  • Oracle SQL Developer: GUIを使用して、ttGridAdminユーティリティの機能の一部を使用できます。『Oracle TimesTen In-Memory Database SQL Developerサポート・ユーザーズ・ガイド』TimesTen Scaleoutの操作を参照してください。

次の各トピックでは、TimesTen Scaleoutをインストールし、3つのメンバーシップ・サーバーをセットアップして、k3に設定してグリッド内のデータベースを構成する簡単な例を示します。このグリッド構成は、2つの管理インスタンスと6つのデータ・インスタンスで構成されます。

ノート:

この例のトポロジ内の各システム用に定義されたパラメータは、「グリッドの計画」で説明されているシナリオに基づいています。