3.1.2 コンプライアンス・チェックの自動実行
デーモン・プロセスを使用して定期的なコンプライアンス・チェックを一定間隔でスケジュールすることをお薦めします。
ノート:
デーモン・モードはLinuxおよびSolarisオペレーティング・システムでのみサポートされます。次を行うようにデーモンを構成します。
-
一定間隔での定期的なコンプライアンス・チェックのスケジュール
-
コンプライアンス・チェックの実行が完了したら電子メール通知を送信し、前回の実行以降の差異を明確に表示
-
事前に設定した期間後の収集の結果のパージ
-
古いパスワードをチェックして電子メール通知を送信
-
自動化されたコンプライアンス・チェックの実行に関する複数のプロファイルの格納
-
サーバーまたはノードが実行中の場合に自動的に再起動
ノート:
実行中、デーモンは後続のオンデマンド・コンプライアンス・チェックに必要なすべてのプロンプトに応答します。
オンデマンド・コンプライアンス・チェックを実行するには、他のユーザーが開始したデーモン・プロセスを使用しないでください。オンデマンド・コンプライアンス・チェックは、デーモンを起動したのと同じディレクトリで実行します。
サーバーまたはノードの追加や削除など、システム構成を変更した場合は、デーモンを再起動します。
- デーモン・オプションの設定および取得
デーモンを起動する前に、デーモン・オプションを設定します。デーモンの起動後は、いつでもデーモン・オプションをリセットできます。 - デーモンの起動および停止
デーモンを起動および停止します。また、デーモンによるコンプライアンス・チェックの実行を強制的に停止します。 - ステータスおよび次に計画されているデーモン実行の問合せ
実行中のデーモンのステータスおよび次の自動実行スケジュールを問い合せます。 - 自動的に起動するデーモンの構成
Oracle Autonomous Health Frameworkをroot
としてLinuxまたはSolarisにインストールすると、Oracle OrachkまたはOracle Exachkデーモンが自動的に設定および実行されます。 - 自動的に再起動するデーモンの構成
デフォルトでは、デーモンが実行されているサーバーまたはノードを再起動した場合、デーモンを手動で再起動する必要があります。
3.1.2.1 デーモン・オプションの設定および取得
デーモンを起動する前に、デーモン・オプションを設定します。デーモンの起動後は、いつでもデーモン・オプションをリセットできます。
デーモン・オプションを設定するには:
–set
オプションを使用して、デーモン・オプションを設定します。
$ orachk –set "option_1=option_1_value"
$ exachk –set "option_1=option_1_value"
name=value
形式を使用して、複数のオプションを設定します。$ orachk –set "option_1=option_1_value;option_2=option_2_value;option_n=option_n_value"
$ exachk –set "option_1=option_1_value;option_2=option_2_value;option_n=option_n_value"
- AUTORUN_SCHEDULE
AUTORUN_SCHEDULE
デーモン・オプションを使用して、定期的なコンプライアンス・チェックの実行をスケジュールします。 - AUTORUN_FLAGS
AUTORUN_FLAGS
デーモン・オプションは、コンプライアンス・チェックの実行方法を決定します。 - NOTIFICATION_EMAIL
NOTIFICATION_EMAIL
デーモン・オプションを設定して、指定した受信者に電子メール通知を送信します。 - collection_retention
指定した日数より古いヘルス・チェック収集結果をパージするには、collection_retention
デーモン・オプションを設定します。 - PASSWORD_CHECK_INTERVAL
PASSWORD_CHECK_INTERVAL
デーモン・オプションは、デーモンの初回起動時に入力されたパスワードをデーモンが検証する頻度(時間単位)を定義します。 - デーモンの複数のオプション・プロファイルの設定
サーバーごとに1つのデーモン・プロセスのみを使用します。クラスタ内の複数のデータベースで単一のデーモンを起動したり、同じデータベースで複数のデーモンを起動しないでください。 - デーモンの既存のオプションの取得
デーモン・オプションに設定した値を問い合せます。
関連トピック
親トピック: コンプライアンス・チェックの自動実行
3.1.2.1.1 AUTORUN_SCHEDULE
AUTORUN_SCHEDULE
デーモン・オプションを使用して、定期的なコンプライアンス・チェックの実行をスケジュールします。
定期的なコンプライアンス・チェック実行をスケジュールするには:
AUTORUN_SCHEDULE
オプションを次のように設定します。AUTORUN_SCHEDULE=minute hour day month day_of_week
説明:
-
minute
有効な値: 0-59 (オプション)。指定しない場合は、0が使用されます)
許可される特殊文字: * , - /
-
hour
は0–23有効な値: 0–23
許可される特殊文字: * , - /
-
day
有効な値: 1–31
許可される特殊文字: * , -
-
month
有効な値: 1-12またはJAN-DEC
許可される特殊文字: * , -
-
day_of_week
有効な値: 0-6またはSUN-SAT
許可される特殊文字: * , -
アスタリスク(*): アスタリスク(*)をワイルドカードとして使用して、カンマで区切られた複数の値を指定します。
カンマ(,): リストの項目を区切るには、カンマを使用します。たとえば、「MON,WED,FRI」を5番目のフィールド(曜日)で使用すると、月曜日、水曜日、金曜日を意味します。
ダッシュ(-): 範囲を定義するには、ダッシュを使用します。
ノート:
一般的に、頻度は表現できません。ステップ値のみで範囲を均等に分割して、正確な頻度を表します。- minutes: /2、/3、/4、/5、/6、/10、/12、/15、/20および/30。60がこれらの数で割り切れるためです
- hours: /2、/3、/4、/6、/8および/12
表3-1 AUTORUN_SCHEDULE
例 | 結果 |
---|---|
|
15分ごとに実行されます。 |
|
1時間ごとに実行されます。 |
|
毎週日曜日午前3時に実行されます。 |
|
月曜日、水曜日および金曜日の午前2時に実行されます。 |
|
各月の初日の午前4時に実行されます。 |
|
毎週月曜日、火曜日、水曜日、木曜日および金曜日の午前8時および午後8時に実行されます。 |
|
1月の毎週火曜日の午前2、3、4時に5分ごとに実行されます。 |
|
毎分実行されます。 |
|
8月の毎日午前12、1、2、3、4、5、6、7時に5分ごとに実行されます。 |
例3-2 AUTORUN_SCHEDULE
$ orachk –set "AUTORUN_SCHEDULE=3 * * 0"
$ exachk –set "AUTORUN_SCHEDULE=3 * * 0"
オプションで、プロファイルの名前を指定できます。指定しない場合は、id
=DEFAULT
になります。
$ orachk -id dba -set "AUTORUN_SCHEDULE=3 * * 0"
$ exachk -id dba -set "AUTORUN_SCHEDULE=3 * * 0"
親トピック: デーモン・オプションの設定および取得
3.1.2.1.2 AUTORUN_FLAGS
AUTORUN_FLAGS
デーモン・オプションは、コンプライアンス・チェックの実行方法を決定します。
コンプライアンス・チェックの実行方法を構成するには:
AUTORUN_FLAGS
オプションを次のように設定します。AUTORUN_FLAGS=flags
説明:
- flagsは、有効なコマンドライン・フラグの任意の組合せにすることができます。
表3-2 AUTORUN_FLAGS
例 | 結果 |
---|---|
|
|
|
|
|
|
例3-3 AUTORUN_FLAGS
$ orachk –set "AUTORUN_FLAGS=-profile sysadmin –tag sysadmin"
$ exachk –set "AUTORUN_FLAGS=-profile sysadmin –tag sysadmin"
親トピック: デーモン・オプションの設定および取得
3.1.2.1.3 NOTIFICATION_EMAIL
NOTIFICATION_EMAIL
デーモン・オプションを設定して、指定した受信者に電子メール通知を送信します。
電子メール通知を構成するには:
最初のヘルス・チェック実行の後、デーモンはレポート出力を添付して受信者に通知します。
最初の電子メール通知以降のヘルス・チェックの実行については、デーモンによって、最新の実行間の差分のサマリーが、NOTIFICATION_EMAIL
リストで指定されたすべての受信者に電子メールで送信されます。
関連トピック
親トピック: デーモン・オプションの設定および取得
3.1.2.1.4 collection_retention
指定した日数より古いヘルス・チェック収集結果をパージするには、collection_retention
デーモン・オプションを設定します。
収集の保存期間を構成するには:
$ orachk –set "collection_retention=60"
$ exachk –set "collection_retention=60"
$ orachk –set "user_collection_retention=60"
$ exachk –set "user_collection_retention=60"
親トピック: デーモン・オプションの設定および取得
3.1.2.1.5 PASSWORD_CHECK_INTERVAL
PASSWORD_CHECK_INTERVAL
デーモン・オプションは、デーモンの初回起動時に入力されたパスワードをデーモンが検証する頻度(時間単位)を定義します。
パスワードの変更により無効なパスワードが検出された場合は、デーモンが停止し、デーモン・ログにエントリが作成され、NOTIFICATION_EMAIL
オプションで指定した受信者に電子メール通知が送信されます。
パスワード検証の頻度を構成するには:
$ orachk –set "PASSWORD_CHECK_INTERVAL=1"
$ exachk –set "PASSWORD_CHECK_INTERVAL=1"
関連トピック
親トピック: デーモン・オプションの設定および取得
3.1.2.1.6 デーモンの複数のオプション・プロファイルの設定
サーバーごとに1つのデーモン・プロセスのみを使用します。クラスタ内の複数のデータベースで単一のデーモンを起動したり、同じデータベースで複数のデーモンを起動しないでください。
別のOracle Autonomous Health Frameworkデーモン・プロセスがローカルで実行されていることが検出されると、デーモンは起動しません。
同じデーモンを使用する複数の異なる実行プロファイルを定義します。複数の異なる実行プロファイルを定義すると、複数の異なるコンプライアンス・チェックを異なるスケジュール、電子メール通知、自動実行フラグなどの様々なデーモン・オプションで実行できます。デーモンによりすべてのプロファイルを管理します。
–set
オプションの前に–id id
オプションを使用してデーモン・オプション・プロファイルを定義します(id
はプロファイルの名前)。
$ orachk –id id –set "option=value"
$ exachk –id id –set "option=value"
デーモンの複数のオプション・プロファイルを設定するには:
たとえば、データベース管理者がdba
プロファイル内でチェックを実行し、システム管理者がsysadmin
プロファイル内でチェックを実行する場合、プロファイル・オプションを使用してデーモンを構成します。
関連トピック
親トピック: デーモン・オプションの設定および取得
3.1.2.1.7 デーモンの既存のオプションの取得
デーモン・オプションに設定した値を問い合せます。
値を問い合せるには、[-id ID] -get option | all
を使用します。
ID
はデーモン・オプション・プロファイルです。option
は取得する特定のデーモン・オプションです。all
は、すべてのオプションの値を返します。
デーモンの既存のオプションを取得するには:
親トピック: デーモン・オプションの設定および取得
3.1.2.2 デーモンの起動および停止
デーモンを起動および停止します。また、デーモンによるコンプライアンス・チェックの実行を強制的に停止します。
デーモンを起動および停止するには:
デーモンがコンプライアンス・チェックの実行を停止し、停止の完了を確認します。必要に応じて、-autostop
オプションを使用してデーモンを停止します。
期間には、デーモン・スケジュールごとに設定する実行時間および分をランダム化する値を設定できます。デフォルトでは、exachk
はexatier
プロファイル・エントリに午前2時3分を設定し、完全実行エントリに午前3時3分を設定します。
時間について、期間を使用する場合、5の期間でautostart
を設定し、exachk
がデフォルトの時間として午前2時を使用することを考慮すると、exachk
が午前2時+/-5時間(つまり、午後9時から午前7時の任意の時間)の間の値を選択することを意味します。autostart
期間が1の場合、時間の値は午前1時、午前2時または午前3時になります。
分に関しては、autorun
期間を使用する場合、分は0から59までのランダム化された値になります。
この期間は、エントリを設定するアクションにのみ適用されます。スケジュールされた入力が実行されるたびに適用される期間というわけではありません。たとえば、午前4時15分にエントリが実行されるように設定されている場合、スケジュールされた日のその時間に実行されます。
ユースケース:
- AHFをインストールする前に環境から
RAT_AUTORUN_WINDOW
変数を使用するahf_setup
ファイルを実行してAHFがインストールされている場合、RAT_AUTORUN_WINDOW
が設定されていると、exachk
スケジューラはRAT_AUTORUN_WINDOW
値を選択し、期間をexachk
スケジューラ・エントリに適用します。# export RAT_AUTORUN_WINDOW=5 # ./ahf_setup -ahf_loc /opt/oracle.ahf -data_dir /opt/oracle.ahf -silent # orachk -get all ------------------------------------------------------------ ID: orachk.autostart_client_oratier1 ------------------------------------------------------------ AUTORUN_FLAGS = -usediscovery -profile oratier1 -dball -showpass -tag autostart_client_oratier1 -readenvconfig COLLECTION_RETENTION = 7 AUTORUN_SCHEDULE = 20 1 * * 1,2,3,4,5,6 ------------------------------------------------------------ ------------------------------------------------------------ ID: orachk.autostart_client ------------------------------------------------------------ AUTORUN_FLAGS = -usediscovery -tag autostart_client -readenvconfig COLLECTION_RETENTION = 14 AUTORUN_SCHEDULE = 15 3 * * 0 ------------------------------------------------------------
# export RAT_AUTORUN_WINDOW=5 # ./ahf_setup -ahf_loc /opt/oracle.ahf -data_dir /opt/oracle.ahf -silent # exachk -get all ------------------------------------------------------------ ID: exachk.autostart_client_exatier1 ------------------------------------------------------------ AUTORUN_FLAGS = -usediscovery -profile exatier1 -dball -showpass -tag autostart_client_exatier1 -readenvconfig COLLECTION_RETENTION = 7 AUTORUN_SCHEDULE = 20 1 * * 1,2,3,4,5,6 ------------------------------------------------------------ ------------------------------------------------------------ ID: exachk.autostart_client ------------------------------------------------------------ AUTORUN_FLAGS = -usediscovery -tag autostart_client -readenvconfig COLLECTION_RETENTION = 14 AUTORUN_SCHEDULE = 15 3 * * 0 ------------------------------------------------------------
前述のように、時間の値は期間に属し、分の値は0から59までのランダムな値です。
- AHFのインストール時に
-autorun_window <value>
オプションを使用するahf_setup
の実行時に、-autorun_window
をオプションとして指定できます。# ./ahf_setup -ahf_loc /opt/oracle.ahf -data_dir /opt/oracle.ahf -silent -autorun_window 5 # orachk -get all ------------------------------------------------------------ ID: orachk.autostart_client_oratier1 ------------------------------------------------------------ AUTORUN_FLAGS = -usediscovery -profile oratier1 -dball -showpass -tag autostart_client_oratier1 -readenvconfig COLLECTION_RETENTION = 7 AUTORUN_SCHEDULE = 24 6 * * 1,2,3,4,5,6 ------------------------------------------------------------ ------------------------------------------------------------ ID: orachk.autostart_client ------------------------------------------------------------ AUTORUN_FLAGS = -usediscovery -tag autostart_client -readenvconfig COLLECTION_RETENTION = 14 AUTORUN_SCHEDULE = 29 6 * * 0 ------------------------------------------------------------
# ./ahf_setup -ahf_loc /opt/oracle.ahf -data_dir /opt/oracle.ahf -silent -autorun_window 5 # exachk -get all ------------------------------------------------------------ ID: exachk.autostart_client_exatier1 ------------------------------------------------------------ AUTORUN_FLAGS = -usediscovery -profile exatier1 -dball -showpass -tag autostart_client_exatier1 -readenvconfig COLLECTION_RETENTION = 7 AUTORUN_SCHEDULE = 24 6 * * 1,2,3,4,5,6 ------------------------------------------------------------ ------------------------------------------------------------ ID: exachk.autostart_client ------------------------------------------------------------ AUTORUN_FLAGS = -usediscovery -tag autostart_client -readenvconfig COLLECTION_RETENTION = 14 AUTORUN_SCHEDULE = 29 6 * * 0 ------------------------------------------------------------
ノート:
RAT_AUTORUN_WINDOW
が定義されている場合、-autorun_window
が渡されると、-autorun_window
コマンドライン・オプションが優先され、環境変数の値は無視されます。RAT変数は、インストール時に設定されると、
orachk
およびexachk
環境ファイルに自動的に格納されます。# cat `orachk -showenvfile` RAT_AUTORUN_WINDOW=5
# cat `exachk -showenvfile` RAT_AUTORUN_WINDOW=5
したがって、後続の
autostop
およびautostart
コマンドでは、環境ファイル内の既存の変数値が使用されます(定義されている場合)。エントリは、いつでもファイルから手動で削除できます。 orachk
/exachk
環境ファイルに定義されている既存のRAT_AUTORUN_WINDOW
値を使用する前述のように、環境ファイルに値が存在する場合、
autostart
コマンドによって値が自動的に読み取られ、期間が適用されます。# orachk -autostart . . Applying execution time window of (+/-) 5 hours Applying execution time window of (+/-) 5 hours Successfully copied Daemon Store to Remote Nodes . . . orachk is using TFA Scheduler. TFA PID: 3964931 # orachk -get all ------------------------------------------------------------ ID: orachk.autostart_client_oratier1 ------------------------------------------------------------ AUTORUN_FLAGS = -usediscovery -profile oratier1 -dball -showpass -tag autostart_client_oratier1 -readenvconfig COLLECTION_RETENTION = 7 AUTORUN_SCHEDULE = 42 23 * * 1,2,3,4,5,6 ------------------------------------------------------------ ------------------------------------------------------------ ID: orachk.autostart_client ------------------------------------------------------------ AUTORUN_FLAGS = -usediscovery -tag autostart_client -readenvconfig COLLECTION_RETENTION = 14 AUTORUN_SCHEDULE = 31 0 * * 0 ------------------------------------------------------------
>># exachk -autostart . . Applying execution time window of (+/-) 5 hours Applying execution time window of (+/-) 5 hours Successfully copied Daemon Store to Remote Nodes . . . exachk is using TFA Scheduler. TFA PID: 3964931 # exachk -get all ------------------------------------------------------------ ID: exachk.autostart_client_exatier1 ------------------------------------------------------------ AUTORUN_FLAGS = -usediscovery -profile exatier1 -dball -showpass -tag autostart_client_exatier1 -readenvconfig COLLECTION_RETENTION = 7 AUTORUN_SCHEDULE = 42 23 * * 1,2,3,4,5,6 ------------------------------------------------------------ ------------------------------------------------------------ ID: exachk.autostart_client ------------------------------------------------------------ AUTORUN_FLAGS = -usediscovery -tag autostart_client -readenvconfig COLLECTION_RETENTION = 14 AUTORUN_SCHEDULE = 31 0 * * 0 ------------------------------------------------------------
exachk -autostart
の呼び出し時に-autorun_window
オプションを使用する# orachk -autostart -autorun_window 4 . . Applying execution time window of (+/-) 4 hours Applying execution time window of (+/-) 4 hours Successfully copied Daemon Store to Remote Nodes . . . orachk is using TFA Scheduler. TFA PID: 3964931 # orachk -get all ------------------------------------------------------------ ID: orachk.autostart_client_oratier1 ------------------------------------------------------------ AUTORUN_FLAGS = -usediscovery -profile oratier1 -dball -showpass -tag autostart_client_oratier1 -readenvconfig COLLECTION_RETENTION = 7 AUTORUN_SCHEDULE = 45 5 * * 1,2,3,4,5,6 ------------------------------------------------------------ ------------------------------------------------------------ ID: orachk.autostart_client ------------------------------------------------------------ AUTORUN_FLAGS = -usediscovery -tag autostart_client -readenvconfig COLLECTION_RETENTION = 14 AUTORUN_SCHEDULE = 24 6 * * 0 ------------------------------------------------------------
# exachk -autostart -autorun_window 4 . . Applying execution time window of (+/-) 4 hours Applying execution time window of (+/-) 4 hours Successfully copied Daemon Store to Remote Nodes . . . exachk is using TFA Scheduler. TFA PID: 3964931 # exachk -get all ------------------------------------------------------------ ID: exachk.autostart_client_exatier1 ------------------------------------------------------------ AUTORUN_FLAGS = -usediscovery -profile exatier1 -dball -showpass -tag autostart_client_exatier1 -readenvconfig COLLECTION_RETENTION = 7 AUTORUN_SCHEDULE = 45 5 * * 1,2,3,4,5,6 ------------------------------------------------------------ ------------------------------------------------------------ ID: exachk.autostart_client ------------------------------------------------------------ AUTORUN_FLAGS = -usediscovery -tag autostart_client -readenvconfig COLLECTION_RETENTION = 14 AUTORUN_SCHEDULE = 24 6 * * 0 ------------------------------------------------------------
ノート:
autorun期間オプションに値0を渡すと、環境変数が環境またはexachk
.env
ファイルに設定されていても、期間が無効になります。
3.1.2.3 ステータスおよび次に計画されているデーモン実行の問合せ
実行中のデーモンのステータスおよび次の自動実行スケジュールを問い合せます。
ステータスおよび次に計画されているデーモンの実行を問い合せるには:
3.1.2.4 自動的に起動するデーモンの構成
Oracle Autonomous Health Frameworkをroot
としてLinuxまたはSolarisにインストールすると、Oracle OrachkまたはOracle Exachkデーモンが自動的に設定および実行されます。
自動的に停止または起動するようにデーモンを構成するには:
次のコマンドをroot
として実行します。
親トピック: コンプライアンス・チェックの自動実行