ボリューム・グループの作成

「ストレージ」ページを使用して、Cockpit管理者は1つ以上の物理ストレージ・デバイス(ハード・ドライブ、ソリッド・ステート・ドライブ、ディスク・パーティション、RAIDデバイスなど)からボリューム・グループを作成できます。

前提条件

  • Cockpit Webコンソールがインストールされていて、アクセスできる必要があります。

    詳細は、トピック「Cockpitのインストールおよび有効化」と「Cockpit Webコンソールへのログイン」を参照してください。

  • cockpit-storagedパッケージがインストールされている必要があります。

    ノート:

    cockpit-storagedパッケージがインストールされていない場合は、「アドオン・アプリケーションのインストールと管理」の項を参照してください
  • ボリューム・グループに追加する未使用のブロック・デバイス。未使用のブロック・デバイスは、フォーマットされていないストレージ・デバイスとアンマウントされたストレージ・デバイスです。

  • 管理者権限。

ステップ

Cockpit Webコンソールを使用して、次のステップに従ってボリューム・グループを作成します。

  1. 「ストレージ」ページで、「デバイス」表の3行のメニュー・アイコンを見つけて、LVM2ボリューム・グループの作成を選択します。
    LVM2ボリューム・グループの作成ダイアログが表示されます。
  2. LVM2ボリューム・グループの作成ダイアログで、次のプロパティを指定して、「作成」をクリックします。
    名前 ボリューム・グループ名を入力します。

    たとえば、vg1vg2またはボリューム・グループの目的を識別する名前を指定します。たとえば、「シン」論理ボリュームを構成するためにボリューム・グループを作成する場合は、シン・ボリューム・グループなどのボリューム名を使用できます。

    LVMグループ名は128文字以内にする必要があります。

    ディスク 「ディスク」ドロップダウン・リスト・ボックスで、ボリュームグループに含めるドライブを選択します。

    ノート:

    ホスト・システムに追加する未割当てのストレージ・デバイス(ファイル・システムがないパーティションなど)が割り当てられていない場合は、「使用可能なディスクがありません」というメッセージが表示されます。

    新しいボリューム・グループの名前は、「ストレージ」ページの「デバイス」表に表示されます。新規ボリューム・グループをクリックすると、論理ボリュームを作成できます。詳細は、「論理ボリュームの作成」を参照してください。