コンテナの検査およびコンテナ・ログとCLIへのアクセス

Cockpitユーザーは、「Podman」ページを使用して、コンテナ構成の詳細、ログ・ファイルを検査し、必要に応じてコンテナCLIと対話できます。

前提条件

Cockpit Webコンソールがインストールされていて、アクセスできる必要があります。
詳細は、トピック「Cockpitのインストールおよび有効化」と「Cockpit Webコンソールへのログイン」を参照してください。
Podmanコンテナ・ツールがホスト・システムにインストールされている必要があります。 Podmanのインストール方法の詳細は、『Oracle Linux: Podmanユーザー・ガイド』の「Podmanと関連ユーティリティのインストール」を参照してください。
Cockpit-Podmanアドオン・アプリケーションがインストールされている必要があります。Podmanと対話するようにCockpit Webコンソールを構成する方法の詳細は、「Cockpit-Podmanのインストールおよび構成」を参照してください。
1つ以上のコンテナまたはポッド・グループが「コンテナ」表にすでに存在している必要があります。コンテナまたはポッド・グループの作成方法の詳細は、「コンテナの作成および実行」または「ポッド・グループの作成」を参照してください。
管理者またはrootユーザーがすべてのコンテナとポッド・グループにアクセスして変更できること。アクセス権限が制限されているユーザーは、そのユーザーが作成したコンテナとポッド・グループにのみアクセスして変更できること。

ステップ

Cockpit Webコンソールを使用して、コンテナの詳細、生成されたログ・ファイルを表示し、コンテナCLIにアクセスするには、次のステップを実行します。

Cockpitのナビゲーション・ペインで、「Podman」をクリックします。
「Podman」ページが表示されます。
「Podman」ページで、「コンテナ」表に移動します。

「コンテナ」表で、表示するコンテナを見つけて、次の操作を実行します:

コンテナの行で、次のプロパティを表示します:
- コンテナ名。
- コンテナの所有者(システムまたはユーザー)
- CPUとメモリーに関するコンテナの使用率のプロパティ。
- コンテナの状態(作成済、実行中、停止済など)

コンテナ名の横にある矢印アイコンをクリックして、コンテナの詳細を表示します。行は次のプロパティで展開されます:

「詳細」タブ	「詳細」タブを使用して、コンテナID、作成日、イメージ・ファイル・パス、ランタイム・コマンドおよびコンテナ・プロセスの状態を表示します。さらに、システム・コンテナでは、IPアドレス、MACアドレス、およびゲートウェイ・アドレスのプロパティも表示できます。
「統合」タブ	「統合」タブを使用して、コンテナに関連付けられた環境変数、ポート・マッピングおよび構成済ボリュームを表示します。
「ログ」タブ	「ログ」タブを使用して、コンテナに関連付けられたログ・ファイルを表示します。
「コンソール」タブ	「コンソール」タブを使用して、コンテナCLIを表示および操作します。