1. Kspliceユーザーズ・ガイド
  2. Oracle Kspliceを使用するための準備
  3. オフライン・クライアント用のローカルKspliceミラーの構成

オフライン・クライアント用のローカルKspliceミラーの構成

Kspliceオフライン・クライアントを使用するには、ローカルULNミラーまたはOracle Linux Managerサーバーを使用してローカルKspliceミラーを構成する必要があります。その後、最新のKsplice更新パッケージを定期的にこのサーバーにダウンロードして、yumとKspliceの両方の更新を受信するように他のシステムを構成できます。

オフライン・クライアントの詳細は、次を参照してください。

ローカルULNミラー

Kspliceミラーの機能を果たすローカルULNミラーとしてOracle Linuxホストを構成します。

Oracle Linux 8およびOracle Linux 9

Oracle Linux 8およびOracle Linux 9の手順は、この後のOracle Linux 7の手順とは若干異なる場合があります。詳細は、Oracle Linux: Oracle Linuxでのソフトウェアの管理 を参照してください。

Oracle Linux 7

ローカルULNミラーの設定の詳細は、Oracle Linux: Unbreakable Linux Networkユーザーズ・ガイドfor Oracle Linux 6 and Oracle Linux 7を参照してください。

  1. https://linux.oracle.comにログインし、システムの登録に使用したULNユーザー名とパスワードを指定します。

  2. 「システム」タブで、登録済システムのリストから、システム名のリンクを選択します。

  3. 「システム詳細」ページで、「編集」を選択します。

  4. 「システム・プロパティの編集」ページで、Yumサーバーのチェック・ボックスを選択し、変更を適用します。

  5. 「システム詳細」ページで、「サブスクリプションの管理」を選択します。

  6. 「システム・サマリー」ページで、使用可能なチャネルまたはサブスクライブ済のチャネルのリストから適切なチャネルを選択し、矢印を使用して2つのリスト間でチャネルを移動します。

  7. サブスクライブ済チャネルのリストを変更して、ローカルのオフライン・クライアントで使用できるようにするKsplice for Oracle Linuxチャネルを含めます。使用可能なKspliceチャネルを参照してください。

  8. チャネル選択が終了したら、ULNからサインアウトします。

Oracle Linux Managerサーバー

Kspliceミラーとして機能するようにOracle Linux Managerサーバーを設定するには、Kspliceオフライン・クライアントを実行する必要があるシステムのOracle Linuxリリースおよびアーキテクチャについて、リポジトリ、および関連するソフトウェア・チャネルを構成する必要があります。各Kspliceチャネルは、適切なベース・ソフトウェア・チャネルの子です。使用可能なチャネルの詳細は、使用可能なKspliceチャネルを参照してください。

次に、適切なKspliceチャネルのURLを指定する必要があります。ULN上のOracle Linux 9 (x86_64)チャネルの場合は、次のようにURLを指定します: 

uln:///ol9_x86_64_ksplice

詳細は、Oracle Linux Manager: Clientライフ・サイクル・マネージメント・ガイドで、Oracle Linux ManagerでのKspliceの使用方法を説明する章を参照してください。