9 モニター

9.1 「イベント」タブ

「イベント」タブには、「メッセージID」「タイムスタンプ」「コード」「重大度」「メッセージ」、および対応するデプロイメント(「デプロイメント」、「Oracle GoldenGate」)またはそれぞれのプロセスおよびサービスに関連するOracle GoldenGateイベントの詳細が表示されます。Oracle GoldenGateイベントは、Oracle GoldenGateサービス・マネージャを除くすべてのターゲットについて表示されます。

Oracle GoldenGateターゲット(クラシック)およびデプロイメント・ターゲット(MA)の場合は、「プロセス」列が表示されます。これらの親ターゲットには、その子ターゲットの累積イベントが表示されます。「イベント」では、イベント・タイムスタンプの降順で、表内で最も新しいイベントから順に並ベられています。

「イベント・メトリック」の表示

デフォルトでは、このメトリックは無効になっています。「イベント・メトリック」が有効になっていない場合、「メッセージID」には「使用可能なデータがありません」と表示されます。そのため、UIで「イベント・メトリック」を表示するには、メトリックを有効にする必要があります。メトリック・データを有効化および表示するには、メトリックの有効化と無効化を参照してください。

ソート: 「メッセージID」「タイムスタンプ」「コード」「重大度」および「プロセス」列をクリックすることで、表をソートできます。デフォルトでは、すべてのイベントがイベント・タイムスタンプの降順で表示されます。最新のイベントが先頭に表示されます。デフォルトでは、1ページに20個のイベントが表示されます。

検索: 「検索」ボックスを使用して、イベントからの任意の文字列を検索できます。検索では、大文字と小文字が区別されず、「重大度」フィールド、「エラー・コード」フィールド、またはイベントからの任意のメッセージ・テキストに基づくことができます。たとえば、「重大度」が「エラー」のイベントを検索する必要がある場合は、UIに「エラー」のイベントのみが表示されます。

ダウンロード: 「エクスポート」をクリックしてすべてのイベントをエクスポートします。同様に、デプロイメント・ターゲット(MA)およびOracle GoldenGateターゲット(クラシック)の場合は、「イベント」タブで、すべてのプロセスのイベント・メッセージを表示できます。イベントに対するアラートの設定の詳細は、イベントのアラートの設定を参照してください。

パージ: 1か月までの履歴データを表示できます。履歴データは、自動的に毎月パージされます。そのデータの保存期間は変更できます。これを行うには、Oracle Enterprise Managerリポジトリで次を実行します。
 gc_interval_partition_mgr.set_retention('SYSMAN', 'gg_log_events_e', <number of partitions to retain>);
ここでは、パーティションの数を1、2、3、...Nにできます。ここでのNは月数を表します。詳細は、Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド管理リポジトリのデータ保持ポリシーを参照してください。