11 トラブルシューティング

11.1 高可用性のトラブルシューティング

11.1.1 リモートEMエージェントがOracle GoldenGateエージェントに接続できない

ノード・クラスタの高可用性環境では、Oracle GoldenGateインスタンスは、クラシック・インスタンスの場合は別のマシンに再配置できます。再配置シナリオでは、Enterprise Managerコンソールでエージェントの管理のUIからソースやレプリカの値が変更されるまで、以前のマシンのEnterprise ManagerエージェントがOracle GoldenGateエージェントにサービスを提供し続けます。

mgr portpmsrvr portおよびjagent.rmi.portがファイアウォールによってブロックされている場合、リモートのEnterprise ManagerエージェントはOracle GoldenGateエージェントとの接続を確立せず、モニタリングは停止します。

シームレスなモニタリングのために、mgr portpmsrvr portおよびjagent.rmi.portがファイアウォールによってブロックされていないことを確認する必要があります。確認するには、次のtelnetコマンドを実行します。
telnet gg-VipName jagent.rmi.port 
curl -v telnet://gg-VipName:jagent.rmi.port
nc -zv -w 5 gg-VipName jagent.rmi.port