11.6 誤ったアラートのトラブルシューティング
Oracle Enterprise Managerが、無効な誤/偽装OEMアラートをOGGターゲットに送信し、予期しないHTTPレスポンス・コード[403]を受信しました。
- Oracle GoldenGate ClassicおよびMicroservices (MA)ターゲットに対する誤ったアラート
- Oracle GoldenGate Classicターゲットに対する誤ったアラート
- Oracle GoldenGate Microservicesターゲットに対する誤ったアラート
親トピック: トラブルシューティング
11.6.1 Oracle GoldenGate ClassicおよびMicroservices (MA)ターゲットに対する誤ったアラート
ネットワークの問題などの様々な理由により、ターゲット可用性が数秒間低下する可能性があります。回避方法として、アラート発生の値を3または5に変更して、ステータスが長期間停止中である場合にのみアラートを表示できます。
アラートの発生を更新する手順は、次のとおりです。
- 「ターゲット」をクリックし、「GoldenGate」を選択します。
- OGGホーム・ページで、ターゲット(Replicatターゲットなど)を選択します。
- 「ターゲット」ドロップダウン・リストをクリックし、「モニタリング」をクリックして、「メトリックと収集設定」を選択します。
- 「メトリックと収集設定」ページのしきい値のあるメトリック表で、「ステータス」行の「編集」(鉛筆アイコン)をクリックして「詳細設定の編集: ステータス」ページを表示します。
- 「発生数」を3に設定します。
図11-1 発生数

親トピック: 誤ったアラートのトラブルシューティング
11.6.2 Oracle GoldenGate Classicターゲットに対する誤ったアラート
次を確認します:
- Oracle GoldenGate Monitorエージェント・リリース12.2.1.2.200131へのアップグレードが完了している。
- GoldenGate Monitorエージェントが稼働している。
- OGGホーム・ページには、次のいずれの条件でも警告アイコンおよびツール・チップが表示されていない。
- MonitorエージェントまたはWebサービスのいずれかが停止している場合
- MonitorエージェントとWebサービスの両方が停止している場合
- ログにOracle GoldenGate Webサービスが断続的に停止することが示されている場合は、次の設定を完了して通知を遅延するように選択できる: https://support.oracle.com/epmos/faces/DocumentDisplay?_adf.ctrl-s=&_afrLoop=89915638796799&parent=DOCUMENT&sourceId=1368036.1&id=1540605.1&_afrWindowMode=0&_adf.ctrl-state=xp4ykk3tu_4
親トピック: 誤ったアラートのトラブルシューティング
11.6.3 Oracle GoldenGate Microservicesターゲットに対する誤ったアラート
次を確認します:
- パフォーマンス・メトリック・サーバーが、管理サービス、分散サービス、レシーバ・サービス、ExtractおよびReplicatプロセスに対して誤ったアラートが発行されないようにするために稼働している。
- サービス・マネージャが起動している。サービス・マネージャが停止し、Enterprise Managerエージェントが再起動された場合、サービス・マネージャが稼働するまで、管理サービス、パフォーマンス・メトリック・サービス、分散サービスおよびレシーバ・サービスのステータスは「停止」になります。
- メトリック収集エラーの即時利用可能なルールが無効になっている。
- ルールセットとルールが、Oracle Enterprise Managerで次のように作成されている。
- ルールセットがターゲット(GoldenGateターゲットのグループや特定のGoldenGateターゲットなど)にのみ適用されていることを確認します。
- イベント・タイプ「メトリック評価エラー」の新しいルールを作成します。
- 「アクション」で、30分相当の遅延を選択し、「指定された条件に一致する場合のみアクションを実行 > 指定された期間の間オープン状態になっていたイベント」を選択し、「次の期間の間オープン状態になっていたイベント」の値を入力します。
図11-2 ルールおよびルールセットの作成
- 次のスクリーンショットに示すように、圧縮を設定します。これにより、1時間でターゲットからのすべての収集エラー・イベントが圧縮されます。イベントは、(スクリーンショットの遅延設定に基づいて)30分以上開いている場合にのみ圧縮されます。
図11-3 インシデントの作成または更新
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