8.3.2 識別子によるメッセージのブロードキャスト

tpnotify(3c)関数を使用すると、以前に処理されたメッセージとともに受信した識別子を使用してメッセージがブロードキャストされます。これは、サービスからのみ呼び出すことができます。

tpnotify()関数の呼出しには、次のシグネチャを使用します:

int
tpnotify(CLIENTID *clientid, char *data, long len, long flags)

次の表は、tpnotify()関数の引数を示しています。

表8-4 tpnotify()関数の引数

引数 説明
clientid CLIENTID構造体を指すポインタ。この構造体は、このサービスへのリクエストを持つTPSVCINFO構造体から取得されたものです。
data メッセージの内容を指すポインタ。
len メッセージ・バッファのサイズ。dataが自己記述型のバッファ・タイプ(FMLなど)を指す場合、lenに0を設定できます。
flags フラグのオプション。使用できるフラグについては、『Oracle Tuxedo ATMI C言語関数リファレンス』「tpnotify(3c)」を参照してください。