8.5.2 サービス呼び出しまたは信頼できるキューを使用した通知

サービス呼出しを使用したイベント通知では、アプリケーションの特定の条件に対して自動的に応答するようにプログラミングできます。高い信頼性のキューを使用したイベント通知では、イベント・データが損失しないことが保証されます。また、サブスクライバがいつでもイベント・データを取り出せるという柔軟性があります。

サブスクライバ(クライアント・プロセスまたはサーバー・プロセス)がイベント通知をサービス・ルーチンまたは安定記憶領域のキューに送信する場合、tpsubscribe()ctlパラメータが有効なTPEVCTL構造体を指していることが必要です。

TPEVCTL構造体には、次の情報が格納されています。

long flags;
char name1[127];
char name2[127];
TPQCTL qctl;

次の表は、TPEVCTL型バッファのデータ構造体をまとめたものです。

表8-5 TPEVCTL型バッファの形式

フィールド 説明
flags フラグのオプション。フラグの詳細は、『Oracle Tuxedo ATMI C関数リファレンス』tpsubscribe(3c)に関する項を参照してください。
name1 127文字以下の文字列。
name2 127文字以下の文字列。
qct1 TPQCTL構造体。詳細は、『Oracle Tuxedo ATMI C関数リファレンス』tpsubscribe(3c)に関する項を参照してください。