JoltサーバーとJoltクライアントの通信
JoltはJoltサーバーとJoltクライアント間の通信すべてをOracle Joltプロトコルで処理します。JoltサーバーとJoltクライアント・アプレットやアプリケーション間の通信手順は以下のとおりです。
- Oracle Tuxedoサービス・リクエストおよび関連するパラメータがメッセージ・バッファにパッケージ化されて、ネットワーク経由でJoltサーバーに配信されます。
- Joltサーバーはメッセージの中からデータを入手して、数値形式の変換や文字セットの変換などの必要なデータ変換を行います。
- Joltサーバーは、Joltクライアントがリクエストしたアプリケーション・サービスに対する適切なサービス・リクエストを実行します。
- サービス・リクエストがOracle Tuxedoシステムに入力されると、ほかのOracle Tuxedoクライアントによって出されるリクエストとまったく同じように実行されます。
- その結果はOracle Jolt 1.2 Oracle Joltサーバーに返され、そこで結果やエラー情報をメッセージにパッケージ化してJoltクライアントに送ります。
- Joltクライアントはメッセージの中身を様々なJoltクライアント・インタフェース・オブジェクトにマップして、リクエストを完了します。
親トピック: Oracle Joltの仕組み