JoltBeans
Oracle Joltクライアントを作成するためにJava対応の統合開発環境(IDE)で使用されるJoltBeans、Java Beansコンポーネントが、今回Oracle Joltに含まれるようになりました。JavaBeansと、Symantec Visual Caféなどの一般的なJavaBeans対応開発ツールを併せて使用すると、クライアント・アプリケーションをグラフィカルに作成できます。
Oracle JoltBeansには、Oracle JoltへのJavaBeans対応インタフェースが用意されています。これにより、コードを記述することなく、フル機能を備えたOracle Joltクライアントを開発することができます。開発環境のコンポーネント・パレットにあるJoltBeansを、作成中のJoltクライアント・アプリケーションのJavaフォーム(複数のフォームも可)へドラッグ・アンド・ドロップできます。Beansのプロパティを移入し、アプリケーションやアプレットの各種のBeans間のイベント・ソース・リスナーの関係をグラフィカルに設定できます。通常は開発ツールを使用してイベントのフックアップ・コードを生成しますが、フックアップを手動でコーディングすることもできます。JoltBeansを使用したクライアントの開発では、Oracle Tuxedoサービス・メタデータ・リポジトリも使用します。Oracle Tuxedoサービス・メタデータ・リポジトリを使用すると、使用可能なOracle Tuxedo機能に簡単にアクセスできます。
親トピック: Oracle Joltの仕組み