4.3.1 ログオン/ログオフ

クライアント・アプリケーションには、トランザクション処理を行う前にOracle Tuxedo環境にログオンしておく必要があります。Joltクラス・ライブラリには、Oracle Tuxedoシステムとの接続を確立するためのJoltSessionAttributesクラスとJoltSessionクラスが用意されています。

JoltSessionAttributesクラスには、様々なプロパティのほか、JoltおよびOracle Tuxedoシステムへの接続プロパティが格納されます。接続を確立するには、クライアント・アプリケーション側でJoltSessionクラスのインスタンスを作成する必要があります。このインスタンスがJoltSessionオブジェクトです。開発者がJoltセッションおよびOracle Tuxedoオブジェクトをインスタンス化すると、JoltおよびOracle Tuxedoのログオン機能が有効になります。endSessionメソッドを呼び出すと、セッションは終了し、ユーザーのログオフが可能になります。