4.9.3 Webサーバーに関する注意事項

JavaアプレットでJoltクラスを使用する場合、WebサーバーにJoltリレーがインストールされていない限り、JoltサーバーとWebサーバー(Javaアプレットのダウンロード元のWebサーバー)は同じマシンで実行する必要があります。

Web管理者がWebサーバーをセットアップすると、すべてのHTMLファイルの格納先ディレクトリが指定されます。指定されたディレクトリに「classes」という名前のサブディレクトリを作成し、Javaクラスのすべてのファイルとパッケージを格納してください。例:

<html-dir>/classes/bea/jolt

または、すべてのJoltクラスを含むjolt.jarファイルを指すようにCLASSPATHを設定することもできます。

ノート:

Joltクラスのサブディレクトリは、任意の場所に置くことができます。アクセスしやすいようにHTMLファイルと同じディレクトリに置くと便利です。Joltクラスのサブディレクトリに関する唯一の条件は、Webサーバーで利用できることです。

JoltアプレットのHTMLファイルは、jolt.jarファイルまたはclassesディレクトリを参照している必要があります。例:

/export/html/
    |___ classes/
    |    |_____ bea/
    |    |    |______ jolt/
    |    |         |_____ JoltSessionAttributes.class
    |    |         |_____ JoltRemoteServices.class
    |    |         |_____ ...
    |    |_____ mycompany/
    |         |________ app.class
    |___ ex1.html
    |___ ex2.html

Web管理者は、次のようにex1.htmlに「app」アプレットを指定することができます。

<applet codebase=“classes” code=mycompany.app.class width=400 height=200>