19 KVM用のOracle Database Applianceコマンドライン・インタフェース
odacliコマンドを使用して、Oracle Database ApplianceのOracle Linuxカーネルベース仮想マシン(KVM)を管理します。
ノート:
マルチユーザー・アクセスを有効にしてある場合は、odaadminとしてログインした後、KVMおよびDBシステムでサポートされているすべてのODACLIコマンドを実行できます。
- カーネルベース仮想マシン(KVM)用のコマンドライン・インタフェースについて
odacliコマンドは、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)でデータベースとシステムの管理を実行するための主な方法です。 - Oracle KVMデータベース・システムでサポートされているODACLIコマンドについて
このリリースのOracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)データベース・システムでサポートされているodacliコマンドについて説明します。 - KVM用odacliデータベース・システム・コマンド
odacliデータベース・システム・コマンドを使用して、Oracle Database Appliance for Oracle KVMのデータベースを管理します。 - 仮想化プラットフォームからKVMへの移行のodacliコマンド
odacliデータベース・システム・コマンドを使用して、仮想化プラットフォームからKVMに移行します。 - KVM用odacli VMストレージ・コマンド
odacli仮想マシン・ストレージ・コマンドを使用して、Oracle Database Appliance for Oracle KVMのストレージを管理します。 - Oracle KVMのodacli仮想ディスク・コマンド
odacli仮想ディスク・コマンドを使用して、Oracle Database Appliance for Oracle KVMの仮想ディスクを管理します。 - ベア・メタルおよびKVM用odacli CPUプール・コマンド
odacliコマンドを使用して、ベア・メタルおよびKVMデプロイメント用のOracle Database Applianceのリソース割当てを管理します。 - KVM用odacli VMネットワーク・コマンド
odacli仮想マシン・ネットワーク・コマンドを使用して、Oracle Database Appliance for Oracle KVMのネットワークを管理します。 - Oracle KVM用odacli仮想マシン・コマンド
odacli仮想マシン・コマンドを使用して、Oracle Database Appliance for Oracle KVMの仮想マシンを管理します。
カーネルベース仮想マシン(KVM)用のコマンドライン・インタフェースについて
odacliコマンドは、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)でデータベースとシステムの管理を実行するための主な方法です。
-
VMインスタンスの管理
-
VMストレージの管理
-
仮想ディスクの管理
-
仮想ネットワークの管理
-
CPUプールの管理
ODACLIコマンドの場所およびパスの構成
odacliコマンドライン・インタフェースは、次のディレクトリにあります。
/opt/oracle/dcs/bin/odacliパス/opt/oracle/dcs/bin/odacliのodacliコマンドを検索するには、PATH変数が定義されるようにOracle Database Applianceサーバーでrootユーザー・アカウントを構成します。
ODACLIの構文
Oracle Appliance Managerコマンドライン・インタフェースのコマンドおよびパラメータでは大文字と小文字を区別しません。
odacliコマンドでは、次のコマンド構文を使用します。
odacli command object [options]
-
commandは、アプライアンスで実行するアクションです。 たとえば、show、locate、applyなどです。 -
objectは、odacliコマンドが操作を実行する対象のターゲットまたはオブジェクトです。 たとえば、仮想ディスクやネットワークを作成または構成したり、その他のシステムやソフトウェアの管理を実行するコマンドを発行します。 オブジェクトの短縮形も使用できます。 -
optionsは、odacliコマンドのオプション部分です。 オプションは、オブジェクトに対して実行されるodacliコマンドの使用を拡張する1つ以上のオプションで構成されます。 オプションには、オブジェクトで実行するアクションに関する追加情報が含まれます。 オプションの名前には、前にダッシュをつけます。 必要なアクションをコマンドが実行するために、多数のオプションでオブジェクトの名前を必要とします。 ヘルプ・オプション(-h)は、すべてのコマンドで利用できるオプションです。-hオプションを含める場合に、実行するコマンドの追加情報を取得できます。
Oracle Appliance Managerコマンドライン・インタフェースのヘルプ
次のコマンドを実行すると、Oracle Database Applianceで利用できるすべてのodacliコマンドの使用方法が表示されます。
odacli -h特定のodacliコマンドの詳細なヘルプを表示するには、次のコマンドを実行します。
odacli command -hオブジェクトで実行される特定のodacliコマンドの詳細なヘルプや、そのオブジェクトとともに使用できるオプションを表示するには、次のコマンドを実行します。
odacli command object -hOracle KVMデータベース・システムでサポートされているODACLIコマンドについて
このリリースのOracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)データベース・システムでサポートされているodacliコマンドについて説明します。
odacli create-dbsystemまたはブラウザ・ユーザー・インタフェースを使用したOracle KVMデータベース・システムのプロビジョニングがサポートされています。 次のODACLIコマンドは、Oracle Database ApplianceのOracle KVMデータベース・システムでサポートされています。
-
odacli ping-agent -
odacli delete-agentconfig-parameters -
odacli list-agentconfig-parameters -
odacli update-agentconfig-parameters -
odacli restore-archivelog -
odacli create-auto-logclean-policy -
odacli delete-auto-logclean-policy -
odacli list-auto-logclean-policy -
odacli list-availablepatches -
odacli create-backup -
odacli delete-backup -
odacli create-backupconfig -
odacli delete-backupconfig -
odacli describe-backupconfig -
odacli list-backupconfigs -
odacli update-backupconfig -
odacli describe-backupreport -
odacli describe-component -
odacli set-credential -
odacli create-database -
odacli delete-database -
odacli describe-database -
odacli irestore-database -
odacli list-databases -
odacli modify-database -
odacli recover-database -
odacli register-database -
odacli configure-dataguard -
odacli deconfigure-dataguard -
odacli failover-dataguard -
odacli reinstate-dataguard -
odacli switchover-dataguard -
odacli describe-dataguardstatus -
odacli list-dataguardstatus -
odacli create-dbhome -
odacli delete-dbhome -
odacli describe-dbhome -
odacli list-dbhomes -
odacli create-dbstorage -
odacli delete-dbstorage -
odacli describe-dbstorage -
odacli list-dbstorages -
odacli describe-job -
odacli list-jobs -
odacli create-jobdata-retention-policy -
odacli delete-jobdata-retention-policy -
odacli list-jobdata-retention-policy -
odacli describe-latestpatch -
odacli create-logcleanjob -
odacli describe-logcleanjob -
odacli list-logcleanjobs -
odacli list-logspaceusage -
odacli describe-network -
odacli list-networks -
odacli describe-networkinterface -
odacli list-networkinterfaces -
odacli list-nodes -
odacli create-objectstoreswift -
odacli delete-objectstoreswift -
odacli describe-objectstoreswift -
odacli list-objectstoreswifts -
odacli update-objectstoreswift -
odacli list-osconfigurations -
odacli update-osconfigurations -
odacli list-pendingjobs -
odacli create-prepatchreport -
odacli delete-prepatchreport -
odacli describe-prepatchreport -
odacli list-prepatchreports -
odacli create-purge-jobdata-job -
odacli list-purge-jobdata-jobs -
odacli describe-schedule -
odacli list-schedules -
odacli update-schedule -
odacli list-scheduled-executions -
odacli describe-systemcomponent -
odacli list-tdebackupreports -
odacli restore-tdewallet
ノート:
このリリースのOracle Database Appliance KVMデータベース・システムでは、前述のODACLIコマンド以外はサポートされていません。KVM用odacliデータベース・システム・コマンド
odacliデータベース・システム・コマンドを使用して、Oracle Database Appliance for Oracle KVMのデータベースを管理します。
- odacli create-dbsystem
odacli create-dbsystemコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の新しいデータベース・システムを作成します。 - odacli modify-dbsystem
odacli modify-dbsystemコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)のデータベース・システムを変更します。 - odacli modify-dbfileattributes
odacli modify-dbfileattributesコマンドを使用して、ベア・メタル・ホスト上のOracle ASMディスク・グループのファイルのファイル属性(権限および所有権)を、DBシステムをサポートするように正しく設定します。 このコマンドは、odacli create-dbsystemコマンドでプロンプトが表示された場合にのみ実行します。 - odacli list-dbsystems
odacli list-dbsystemsコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)のデータベース・システムを表示します。 - odacli describe-dbsystem
odacli describe-dbsystemコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)のデータベース・システムを説明します。 - odacli describe-dbsystem-image
odacli describe-dbsystem-imageコマンドを使用して、サポートされているOracle Grid InfrastructureおよびOracle Databaseのバージョンと、Oracle Database Applianceシステムのクローン・ファイルおよびデータベース・システムKVMイメージの可用性を表示します。 - odacli start-dbsystem
odacli start-dbsystemコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)のデータベース・システムを起動します。 - odacli stop-dbsystem
odacli stop-dbsystemコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)にあるデータベース・システムを停止します。 - odacli delete-dbsystem
odacli delete-dbsystemコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)のデータベース・システムを削除します。
odacli create-dbsystem
odacli create-dbsystemコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の新しいデータベース・システムを作成します。
構文
odacli create-dbsystem -p json_payload_path [-j] [-h]パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
(必須) DBシステム作成用の入力パラメータのファイル・パス。 |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
# odacli create-dbsystem -p example_system.json
Job details
----------------------------------------------------------------
ID: fcfe305c-3e75-4af4-8702-992aa15619d0
Description: DB System example_system creation
Status: Created
Created: January 5, 2021 9:28:03 AM CST
Message:
Task Name Start Time End Time Status
---------------------------------------- ----------------------------------- ----------------------------------- ----------odacli modify-dbsystem
odacli modify-dbsystemコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)のデータベース・システムを変更します。
構文
odacli modify-dbsystem -n name [-cp cpu_pool_name] [-no-cp] [-avn v_network] [-dvn v_networks_to_detach] [-en] [-gw gateway] [-ip ip_address] [-nm netmask] [-sip scan_ip_address] [-sn scan_name] [-s shape] [-vips vip_address] [-vt v_network_type] [-m] [-j] [-h]
パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
(必須) DBシステムの名前を示します。 |
|
|
(オプション)アタッチする仮想ネットワークの名前を指定します。 |
|
|
(オプション)共有DBシステムのCPUプール名を指定します。 |
|
|
(オプション)デタッチする仮想ネットワークの名前を指定します。 |
|
|
(オプション) DBシステムのNUMA構成を有効にします。 |
|
|
(オプション)ネットワーク・ゲートウェイを指定します。 |
|
|
(オプション)ネットワークIPアドレスを指定します。 |
|
|
(オプション)ネットワークのネットマスクを指定します。 |
|
|
(オプション)現在のDBシステムのCPUプール名の関連付け解除を指定します。 |
|
|
(オプション)ネットワークのSCAN IPを指定します。 |
|
|
(オプション)ネットワークのSCANを指定します。 |
|
|
(オプション)新しいシェイプを指定します。 現在のシェイプよりも高い値(または低い値)を指定できます。 |
|
|
(オプション)ネットワークの仮想IPを |
|
|
(オプション)アタッチする仮想ネットワークのタイプを指定します。 |
|
|
(オプション)メモリー・サイズを定義します。 形式はM|Gです。 |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
使用上のノート
odacli modify-dbsystemコマンドは、次のユース・ケースをサポートしています。- 共有DBシステムのCPUプールをアタッチまたはデタッチします。
CPUプールのアタッチ:
odacli modify-dbsystem --name dbsystem_name -cp cpupoolCPUプールのデタッチ:odacli modify-dbsystem --name dbsystem_name --no-cp - データベース・シェイプ、つまりスケール・アップ(増加)またはスケール・ダウン(減少)を変更します。
odacli modify-dbsystem -n dbsystem name -s new_shape - 既存のDBシステムのNUMAを有効にします。 NUMAは、Oracle Database Applianceリリース19.12で有効です。 リリース19.12より前に作成された既存のDBシステムの場合は、
odacli modify-dbsystem --enable_numaコマンドを使用して、DBシステムのNUMAを有効にします。 このコマンドには、VM構成、オペレーティング・システムおよびDBシステム内のデータベースのNUMAに対する有効化が含まれます。odacli modify-dbsystem --name dbsystem name --enable_numa - 新しいネットワークをDBシステムにアタッチまたはデタッチします。 仮想ネットワークをアタッチする前に、仮想ネットワークが存在することを確認します。 DBシステム内で新しいネットワーク・インタフェースを構成するには、IPアドレスとネットマスクを指定する必要があります。 ネットワーク・タイプが
databaseまたはdataguardの場合は、VIP、SCAN名およびSCAN IPを指定します。odacli modify-dbsystem -n dbsystem1 -avn vnet2 -t Dataguard -ip 192.168.10.119,192.168.10.120 -nm 255.255.240.0 -gw 192.168.10.1 -sn scan1 -sip 192.168.10.30,192.168.10.31 -vips vip1:0:192.168.15.57,vip2:1:192.168.15.58DBシステムからネットワークをデタッチするには、次のようにします。odacli modify-dbsystem -n dbsystem1 -dvn vnet2
- 共有DBシステムのCPUプールをアタッチまたはデタッチします。
例: KVM DBシステムの変更
# odacli modify-dbsystem -n example_system1 -cp example_pool -s new_shape例: DB Systemメモリーを24 GBに増やします
このコマンドは、DBシステム・メモリーの増加をサポートしています。 DBシステム・メモリーを削減するには、コマンドodacli modify-dbsystemで--shapeオプションを使用します。
# odacli modify-dbsystem -n dbsystem_name -m 24Godacli modify-dbfileattributes
odacli modify-dbfileattributesコマンドを使用して、ベア・メタル・ホスト上のOracle ASMディスク・グループのファイルのファイル属性(権限および所有権)を、DBシステムをサポートするように正しく設定します。 このコマンドは、odacli create-dbsystemコマンドでプロンプトが表示された場合にのみ実行します。
構文
odacli modify-dbfileattributes [-in db_name] [-j] [-h]パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
(オプション)ファイル属性を変更するデータベースの名前を説明します。 |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
使用上のノート
- データベース・システムを作成するには、ベア・メタル・システムで実行されているOracle ASMでアクセス制御を有効にする必要があります。 ベア・メタル・システムがOracle Database Applianceリリース19.17に新しくプロビジョニングされたか、パッチ適用された場合、アクセス制御はすでに有効化されています。 これにより、DBシステムとベア・メタルで作成されたすべてのファイルに対して適切なファイル所有権を設定できます。
- データベース・システムの作成前に、ファイル所有権のないOracle ASMディスク・グループのファイルに所有権を設定する必要があります。 DBシステムの作成が失敗します。また、
odacli modify-dbfileattributesコマンドを実行してファイルの所有権と権限を設定するよう求められます。 Oracle ASMディスク・グループには数多くのファイルが存在できるため、ユーザーはこのステップを自分の都合で実行できます。odacli modify-dbfileattributesコマンドを使用して、ファイルの所有権を設定します。 - このコマンドは、Oracle ASMディスク・グループのすべてのファイルのファイル属性(権限および所有権)を設定します。 このファイルにはデータベース・ファイルが含まれています。また、OCR (Oracle Clusterware Registry)などのOracle Clusterwareのファイルも含まれています。 最初のDBシステムを作成する前に、引数を指定しないで
odacli modify-dbfileattributesコマンドを実行して、Oracle Grid InfrastructureとOracle Databaseの両方が所有するファイルの属性を設定します。 - ほとんどのファイルで全体的な操作が成功したが、一部のファイルで操作に失敗した場合は、データベース名を指定してコマンドを再度実行できます。
例
# odacli modify-dbfileattributes -in example_db_name親トピック: KVM用odacliデータベース・システム・コマンド
odacli list-dbsystems
odacli list-dbsystemsコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)のデータベース・システムを表示します。
構文
odacli list-dbsystems [-j] [-h]
パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
# odacli list-dbsystems
Name Shape Cores Memory Status Created Updated
-------------------- ---------- ----- --------- –------ ----------------------- -----------------------
dbsystem1 odb4 4 32.00 GB CONFIGURED 2020-12-08 17:39:00 CST 2020-12-08 17:39:00 CST
dbsystem2 odb2 2 16.00 GB CREATING 2020-12-16 09:28:03 CST 2020-12-16 09:28:03 CST親トピック: KVM用odacliデータベース・システム・コマンド
odacli describe-dbsystem
odacli describe-dbsystemコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)のデータベース・システムを説明します。
構文
odacli describe-dbsystem -n db_system_name [-j] [-h]パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
(必須) DBシステムの名前を示します。 |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
使用上のノート
Image version: 19.15.0.0.0
Current version: 19.16.0.0.0例
# odacli describe-dbsystem -n example_system1
DB System details
--------------------------------------------------------------------------------
ID: 04f718f8-ddc9-4b45-8e8e-07d14165eb9c
Name: example_system2
Image version: 19.16.0.0.0
Current version: 19.16.0.0.0
Shape: odb2
Cluster name: dbsa4b75be52
Grid version: 19.16.0.0.220719
Memory: 16.00 GB
NUMA enabled: YES
Status: CONFIGURED
Created: 2021-01-19 10:00:08 UTC
Updated: 2021-01-19 10:04:02 UTC
CPU Pool
--------------------------
Name: c4bfa26faa
Number of cores: 2
Host: n1
Effective CPU set: 0-1,20-21
Online CPUs: 0, 1, 20, 21
Offline CPUs: NONE
Host: n2
Effective CPU set: 0-1,20-21
Online CPUs: 0, 1, 20, 21
Offline CPUs: NONE
VM Storage
--------------------------
Disk group: DATA
Volume name: S4BFA26FAA
Volume device: /dev/asm/s4bfa26faa-497
Size: 400.00 GB
Mount Point: /u05/app/sharedrepo/example_system
VMs
--------------------------
Host: host1
VM Name: x4bfa26faa
VM Host Name: example_domain1
VM image path: /vm_image_path1
Target State: ONLINE
Current State: ONLINE
Host: host2
VM Name: y4bfa26faa
VM Host Name: example_domain2
VM image path: /vm_image_path2
Target State: ONLINE
Current State: ONLINE
VNetworks
--------------------------
Host: example_domain1
VM Name: x4bfa26faa
Public: xxx.xxx.xxx.xxx / xxx.xxx.xxx.xxx / ens3 / BRIDGE(pubnet)
ASM: xxx.xxx.xxx.xxx / xxx.xxx.xxx.xxx / ens4 / BRIDGE(privasm) VLAN(icbond0.100)
Interconnect: xxx.xxx.xxx.xxx / xxx.xxx.xxx.xxx / ens5 /
Host: example_domain2
VM Name: y4bfa26faa
Public: xxx.xxx.xxx.xxx / xxx.xxx.xxx.xxx / ens3 / BRIDGE(pubnet)
ASM: xxx.xxx.xxx.xxx / xxx.xxx.xxx.xxx / ens4 / BRIDGE(privasm) VLAN(icbond0.100)
Interconnect: xxx.xxx.xxx.xxx / xxx.xxx.xxx.xxx / ens5 /
Databases
--------------------------
Name: flashvm
Resource ID: 350b72f7-2351-49e7-ada3-4051af9594f0
Unique name: flashvmU
Database ID:
Domain name: domain_name
DB Home ID: 617664f6-0a16-4922-8346-9eeb3d7256ee
Shape: odb2
Version: 19.0.0.0
Edition: EE
Type: SI
Role: PRIMARY
Class: OLTP
Storage: ASM
Redundancy:
Target node name:
Character set: AL32UTF8
NLS character set:
Language: AMERICAN
Territory: AMERICA
Console enabled: false
SEHA enabled: false
Associated networks: NONE
Backup config ID:
Level 0 Backup Day: sunday
Autobackup enabled: true
TDE enabled: true
CDB type: false
PDB name:
PDB admin user:# odacli describe-dbsystem -n example_system3
DB System details
--------------------------------------------------------------------------------
ID: 0c5280a1-3ee1-438e-ad11-1cee23de17fd
Name: example_system3
Image version: 19.16.0.0.0
Current version: 19.16.0.0.0
Shape: odb2
Cluster name: dbsa4b75be52
Grid version: 19.16.0.0.220719
Memory: 16.00 GB
NUMA enabled: YES
Status: CONFIGURED
Created: 2020-12-10 02:11:11 UTC
Updated: 2020-12-10 02:11:11 UTC
CPU Pool
--------------------------
Name: ce2ab55255
Number of cores: 2
Host: node1
Effective CPU set: 4-5,24-25
Online CPUs: 4, 5, 24, 25
Offline CPUs: NONE
Host: node2
Effective CPU set: 4-5,24-25
Online CPUs: 4, 5, 24, 25
Offline CPUs: NONE
VM Storage
--------------------------
Disk group: DATA
Volume name: SE2AB55255
Volume device: /dev/asm/se2ab55255-187
Size: 400.00 GB
Mount Point: /u05/app/sharedrepo/example_system
VMs
--------------------------
Host: host1
VM Name: xe2ab55255
VM Host Name: host_name1
VM image path: /vm_image_path1
Target State: ONLINE
Current State: ONLINE
Host: host2
VM Name: ye2ab55255
VM Host Name: host_name2
VM image path: /vm_image_path2
Target State: ONLINE
Current State: ONLINE
VNetworks
--------------------------
Host: node1
VM Name: xe2ab55255
Public: xxx.xxx.xxx.xxx /xxx.xxx.xxx.xxx / ens3 / BRIDGE(pubnet)
ASM: xxx.xxx.xxx.xxx / xxx.xxx.xxx.xxx / ibbond0 / VF(90:03.5)
Interconnect: xxx.xxx.xxx.xxx / xxx.xxx.xxx.xxx / ibbond1 / VF(90:01.7)
Host: node2
VM Name: ye2ab55255
Public: xxx.xxx.xxx.xxx / xxx.xxx.xxx.xxx / ens3 / BRIDGE(pubnet)
ASM: xxx.xxx.xxx.xxx / xxx.xxx.xxx.xxx / ibbond0 / VF(90:01.0)
Interconnect: xxx.xxx.xxx.xxx / xxx.xxx.xxx.xxx / ibbond1 / VF(90:01.6)
Databases
--------------------------
Name: datavm
Resource ID: 6aac341a-3c73-46eb-af2a-1eada9b57661
Unique name: datavmU
Database ID: 3806144946
Domain name: domain_name
DB Home ID: dcc928f1-5eb3-477b-875d-050640b7f68c
Shape: odb2
Version: 19.10.0.0.210119
Edition: EE
Type: RAC
Role: PRIMARY
Class: OLTP
Storage: ASM
Redundancy:
Target node name:
Character set: AL32UTF8
NLS character set:
Language: AMERICAN
Territory: AMERICA
Console enabled: false
SEHA enabled: false
Associated networks: NONE
Backup config ID:
Level 0 Backup Day: sunday
Autobackup enabled: true
TDE enabled: true
CDB type: false
PDB name:
PDB admin user:親トピック: KVM用odacliデータベース・システム・コマンド
odacli describe-dbsystem-image
odacli describe-dbsystem-imageコマンドを使用して、サポートされているOracle Grid InfrastructureおよびOracle Databaseのバージョンと、Oracle Database Applianceシステムのクローン・ファイルおよびデータベース・システムKVMイメージの可用性を表示します。
構文
odacli describe-dbsystem-image [-j] [-h]
パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
KVMデータベース・システム・イメージの詳細の表示
# odacli describe-dbsystem-image
DB System Image details
--------------------------------------------------------------------------------
Component Name Supported Versions Available Versions
-------------------- -------------------- --------------------
DBVM 19.10.0.0.0 19.10.0.0.0
GI 19.10.0.0.210119 19.10.0.0.210119
DB 19.10.0.0.210119 19.10.0.0.210119KVMデータベース・システム・イメージを使用できないシステムの詳細の表示
# odacli describe-dbsystem-image
DB System Image details
--------------------------------------------------------------------------------
Component Name Supported Versions Available Versions
-------------------- -------------------- --------------------
DBVM 19.10.0.0.0 not-available
GI 19.10.0.0.210119 19.10.0.0.210119
DB 19.10.0.0.210119 19.10.0.0.210119この出力は、KVMデータベース・システムのイメージがまだシステムで使用できないことを示しています。 イメージをダウンロードし、odacli update-repositoryを実行して、イメージをリポジトリにインポートします。 出力は、Oracle Grid InfrastructureとOracle Databaseのクローンが、すでにシステムで使用可能になっていることを示しています。
親トピック: KVM用odacliデータベース・システム・コマンド
odacli start-dbsystem
odacli start-dbsystemコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)のデータベース・システムを起動します。
構文
odacli start-dbsystem -n dbsystem_name [-nn node_name] [-j] [-h]
パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
(必須) DBシステムの名前を示します。 |
|
|
(オプション) DBシステムVMを起動するベア・メタル・システム・ノードの名前を指定します。 |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
# odacli start-dbsystem -n example_system
Job details
----------------------------------------------------------------
ID: 68044afa-d3cc-4024-9dc8-50fcf847642c
Description: DB System scaoda8s008c4 start
Status: Success
Created: December 16, 2020 9:12:51 AM UTC
Message:
Task Name Start Time End Time Status
---------------------------------------- ----------------------------------- ----------------------------------- ----------
Start DB System December 16, 2020 9:12:51 AM UTC December 16, 2020 9:12:52 AM UTC Success親トピック: KVM用odacliデータベース・システム・コマンド
odacli stop-dbsystem
odacli stop-dbsystemコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)にあるデータベース・システムを停止します。
構文
odacli stop-dbsystem -n dbsystem_name [-nn node_name] [-f] [-j] [-h]
パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
(必須) DBシステムの名前を示します。 |
|
|
(オプション)強制的に操作してDBシステムを停止します。 |
|
|
(オプション) DBシステムVMを停止するベア・メタル・システム・ノードの名前を指定します。 |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
# odacli stop-dbsystem -n example_system
Job details
----------------------------------------------------------------
ID: 68044afa-d3cc-4024-9dc8-50fcf847642c
Description: DB System scaoda8s008c4 start
Status: Success
Created: December 16, 2020 9:12:51 AM UTC
Message:
Task Name Start Time End Time Status
---------------------------------------- ----------------------------------- ----------------------------------- ----------
Stop DB System December 16, 2020 9:12:51 AM UTC December 16, 2020 9:12:52 AM UTC Success親トピック: KVM用odacliデータベース・システム・コマンド
odacli delete-dbsystem
odacli delete-dbsystemコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)のデータベース・システムを削除します。
構文
odacli delete-dbsystem -n dbsystem_name [-f] [-j] [-h]パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
(必須) DBシステムの名前を示します。 |
|
|
(オプション)指定した場合は、この操作により、データベース・システム、Oracle Clusterwareファイルおよびデータベース・ファイルが削除されます。 |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
使用上のノート
-fオプションを指定しない場合は、この操作でデータベース・システムとOracle Clusterwareファイルが削除されますが、データベース・ファイルは保持されます。-fオプションを指定すると、データベース・システム、Oracle Clusterwareファイルおよびデータベース・ファイルが削除されます。
例
# odacli delete-dbsystem -n example_system
WARNING: Use --force option to delete the database and datafiles.
Do you confirm delete DB System 'example_system'? (Options: y/n, default: n):
Job details
----------------------------------------------------------------
ID: 4d70e75d-1bc0-4917-a50a-63cd6a108d1e
Description: DB System example_system deletion
Status: Success
Created: January 16, 2021 9:19:54 AM UTC
Message:
Task Name Start Time End Time Status
---------------------------------------- ----------------------------------- ----------------------------------- ----------
# odacli describe-job -i 4d70e75d-1bc0-4917-a50a-63cd6a108d1e
Job details
----------------------------------------------------------------
ID: 4d70e75d-1bc0-4917-a50a-63cd6a108d1e
Description: DB System example_system deletion
Status: Success
Created: January 16, 2021 9:19:54 AM UTC
Message:
Task Name Start Time End Time Status
---------------------------------------- ----------------------------------- ----------------------------------- ----------
Remove DB System from Clusterware January 16, 2021 9:19:54 AM UTC January 16, 2021 9:19:54 AM UTC Success
Deprovision DB System VM(s) January 16, 2021 9:19:54 AM UTC January 16, 2021 9:19:54 AM UTC Success
Delete DB System ACFS filesystem January 16, 2021 9:19:54 AM UTC January 16, 2021 9:20:04 AM UTC Success
Delete DB System ASM volume January 16, 2021 9:20:04 AM UTC January 16, 2021 9:20:11 AM UTC Success
Delete DB System VNetworks January 16, 2021 9:20:04 AM UTC January 16, 2021 9:20:11 AM UTC Success
Delete DB System metadata January 16, 2021 9:20:11 AM UTC January 16, 2021 9:20:11 AM UTC Success親トピック: KVM用odacliデータベース・システム・コマンド
odacli:仮想化プラットフォームからKVMへの移行コマンド
odacliデータベース・システム・コマンドを使用して、仮想化プラットフォームからKVMに移行します。
- odacli migrate-ovm2kvm
odacli migrate-ovm2kvmコマンドを使用して、Oracle Database Appliance仮想化プラットフォーム・デプロイメントをカーネル・ベースの仮想マシン(KVM)に移行します。 - odacli describe-ovm2kvm
odacli describe-ovm2kvmコマンドを使用して、カーネル・ベースの仮想マシン(KVM)へのOracle Database Appliance仮想化プラットフォーム移行の移行レポートを表示します。
odacli migrate-ovm2kvm
odacli migrate-ovm2kvmコマンドを使用して、Oracle Database Appliance仮想化プラットフォーム・デプロイメントをカーネル・ベースの仮想マシン(KVM)に移行します。
構文
odacli migrate-ovm2kvm [-j] [-h]
パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
# odacli migrate-ovm2kvm
Job details
----------------------------------------------------------------
ID: ed891da5-f9b5-4a5d-91c0-7a5b8b792990
Description: OVM to KVM migration
Status: Created
Created: January 06, 2022 16:33:22 AM UTC
Message:
Task Name Start Time End Time Status
---------------------------------------- ----------------------------------- ----------------------------------- ----------
odacli describe-ovm2kvm
odacli describe-ovm2kvmコマンドを使用して、カーネル・ベースの仮想マシン(KVM)へのOracle Database Appliance仮想化プラットフォーム移行の移行レポートを表示します。
構文
odacli describe-ovm2kvm -i job_id [-j] [-h]パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
(必須)移行プロセスのジョブIDについて説明します。 |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
# odacli describe-ovm2kvm -i ed891da5-f9b5-4a5d-91c0-7a5b8b792990
OVM to KVM migration report
--------------------------------------------------------------------------------
Job ID: ed891da5-f9b5-4a5d-91c0-7a5b8b792990
Status: COMPLETED
Start time: 2022-01-06 16:33:22 UTC
End time: 2022-01-06 16:34:08 UTC
Details:
Description Type Name Status Start End Details
---------------------------------------- ---------- ------------------------- ---------- ----------------------- ----------------------- ------------------------------------------------------------
Parse OVM backup METADATA N/A COMPLETED 2021-10-06 16:33:22 UTC 2021-10-06 16:33:22 UTC
Validate OVM metadata METADATA N/A COMPLETED 2021-10-06 16:33:22 UTC 2021-10-06 16:33:22 UTC
Validate OVM with DCS metadata METADATA N/A COMPLETED 2021-10-06 16:33:22 UTC 2021-10-06 16:33:22 UTC
Identify OVM storage layout STORAGE N/A COMPLETED 2021-10-06 16:33:22 UTC 2021-10-06 16:33:22 UTC
Validate storage resources STORAGE N/A COMPLETED 2021-10-06 16:33:29 UTC 2021-10-06 16:33:29 UTC
Validate network resources NETWORK N/A COMPLETED 2021-10-06 16:33:32 UTC 2021-10-06 16:33:32 UTC
Validate CPU resources CPU_POOL N/A COMPLETED 2021-10-06 16:33:33 UTC 2021-10-06 16:33:33 UTC
Validate VM resources VM N/A COMPLETED 2021-10-06 16:33:33 UTC 2021-10-06 16:33:33 UTC
Create ACFS base mount point STORAGE N/A COMPLETED 2021-10-06 16:33:34 UTC 2021-10-06 16:33:34 UTC
Migrate OVM repo 'repo1' STORAGE repo1 COMPLETED 2021-10-06 16:33:34 UTC 2021-10-06 16:33:34 UTC
Persist VM storages metadata STORAGE N/A COMPLETED 2021-10-06 16:33:54 UTC 2021-10-06 16:33:54 UTC
Migrate OVM vDisk 'System' STORAGE System COMPLETED 2021-10-06 16:33:54 UTC 2021-10-06 16:33:54 UTC
Migrate OVM vDisk 'vdisk1' STORAGE vdisk1 COMPLETED 2021-10-06 16:33:55 UTC 2021-10-06 16:33:55 UTC
Migrate OVM vDisk 'vdisk2' STORAGE vdisk2 COMPLETED 2021-10-06 16:33:55 UTC 2021-10-06 16:33:55 UTC
Migrate OVM vDisk 'vdisk3' STORAGE vdisk3 COMPLETED 2021-10-06 16:33:55 UTC 2021-10-06 16:33:55 UTC
Persist vDisks metadata STORAGE N/A COMPLETED 2021-10-06 16:33:56 UTC 2021-10-06 16:33:56 UTC
Migrate OVM VLAN 'net2' NETWORK net2 COMPLETED 2021-10-06 16:33:56 UTC 2021-10-06 16:33:56 UTC
Migrate OVM VLAN 'net1' NETWORK net1 SKIPPED 2021-10-06 16:33:58 UTC 2021-10-06 16:33:58 UTC
Migrate OVM VLAN 'vlan10' NETWORK vlan10 COMPLETED 2021-10-06 16:33:58 UTC 2021-10-06 16:33:58 UTC
Persist vNetworks metadata NETWORK N/A COMPLETED 2021-10-06 16:34:00 UTC 2021-10-06 16:34:00 UTC
Migrate OVM Pool 'odaBaseCpuPool' CPU_POOL odaBaseCpuPool SKIPPED 2021-10-06 16:34:00 UTC 2021-10-06 16:34:00 UTC
Migrate OVM Pool 'default-unpinned-pool' CPU_POOL default-unpinned-pool SKIPPED 2021-10-06 16:34:00 UTC 2021-10-06 16:34:00 UTC
Migrate OVM Pool 'testBaseCpuPool' CPU_POOL testBaseCpuPool COMPLETED 2021-10-06 16:34:00 UTC 2021-10-06 16:34:00 UTC
Persist CPU Pools metadata CPU_POOL N/A COMPLETED 2021-10-06 16:34:00 UTC 2021-10-06 16:34:00 UTC
Migrate OVM VM Template 'vt1' VM vt1 COMPLETED 2021-10-06 16:34:00 UTC 2021-10-06 16:34:00 UTC
Persist VM Templates metadata VM N/A COMPLETED 2021-10-06 16:34:03 UTC 2021-10-06 16:34:03 UTC
Migrate OVM VM 'vm2' VM vm2 COMPLETED 2021-10-06 16:34:03 UTC 2021-10-06 16:34:03 UTC
Migrate OVM VM 'vm1' VM vm1 COMPLETED 2021-10-06 16:34:05 UTC 2021-10-06 16:34:05 UTC
Persist VMs metadata VM N/A COMPLETED 2021-10-06 16:34:07 UTC 2021-10-06 16:34:07 UTC
Start VM 'vm2' VM vm2 COMPLETED 2021-10-06 16:34:07 UTC 2021-10-06 16:34:07 UTC
Start VM 'vm1' VM vm1 COMPLETED 2021-10-06 16:34:07 UTC 2021-10-06 16:34:07 UTC
Persist started VMs metadata VM N/A COMPLETED 2021-10-06 16:34:08 UTC 2021-10-06 16:34:08 UTC KVM用odacli VMストレージ・コマンド
odacli仮想マシン・ストレージ・コマンドを使用して、Oracle Database Appliance for Oracle KVMのストレージを管理します。
- odacli create-vmstorage
odacli create-vmstorageコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の新しいVMストレージを作成します。 - odacli list-vmstorages
odacli list-vmstoragesコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)のすべてのVMストレージをリストします。 - odacli describe-vmstorage
odacli describe-vmstorageコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)のVMストレージを説明します。 - odacli modify-vmstorage
odacli modify-vmstorageコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)のVMストレージ構成を変更します。 - odacli delete-vmstorage
odacli delete-vmstorageコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)のVMストレージ構成を削除します。
odacli create-vmstorage
odacli create-vmstorageコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の新しいVMストレージを作成します。
構文
odacli create-vmstorage -n name -s size -dg disk_group [-j] [-h]
パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
VMストレージに割り当てられた名前。 |
|
|
ストレージ・サイズを指定します。 書式はK|M|G|Tです。 最小サイズは1024M (1G)です |
|
|
(オプション) VMストレージのASMディスク・グループを定義します(デフォルト: DATA)。 |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
share1という名前の8GBのVMストレージを作成します。# odacli create-vmstorage -n share1 -s 8G親トピック: KVM用odacli VMストレージ・コマンド
odacli list-vmstorages
odacli list-vmstoragesコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)のすべてのVMストレージをリストします。
構文
odacli list-vmstorages [-j] [-h]
パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
# odacli list-vmstorages
親トピック: KVM用odacli VMストレージ・コマンド
odacli describe-vmstorage
odacli describe-vmstorageコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)のVMストレージを説明します。
構文
odacli describe-vmstorage -n name [-j] [-h]パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
VMストレージの名前を指定します。 |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例: share1という名前のVMストレージの説明
# odacli describe-vmstorage -n share1
親トピック: KVM用odacli VMストレージ・コマンド
odacli modify-vmstorage
odacli modify-vmstorageコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)のVMストレージ構成を変更します。
構文
odacli modify-vmstorage -n name -i increment [-s decrement] [-j] [-h]
パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
仮想ディスクの名前を指定します |
|
|
(オプション) VMストレージを拡張するサイズを定義します。 形式はK|M|G|Tです。 |
|
|
(オプション) VMストレージを縮小するサイズを定義します。 形式はK|M|G|Tです。 |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
share1という名前のVMストレージのサイズを10GB増やします。
# odacli modify-vmstorage -n share1 -i 10G
親トピック: KVM用odacli VMストレージ・コマンド
odacli delete-vmstorage
odacli delete-vmstorageコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)のVMストレージ構成を削除します。
構文
odacli delete-vmstorage -n name [-f] [-j] [-h]パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
削除する仮想ストレージの名前を指定します |
|
|
(オプション) forceオプションを指定します |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
share1という名前のVMストレージを削除します。
odacli delete-vmstorage -n share1
親トピック: KVM用odacli VMストレージ・コマンド
Oracle KVM用odacli仮想ディスク・コマンド
odacli仮想マシン・ディスクを使用して、Oracle Database Appliance for Oracle KVMの仮想ディスクを管理します。
- odacli create-vdisk
odacli create-vdiskコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベースの仮想マシン(KVM)のVMストレージに新しい仮想ディスクを作成します。 - odacli list-vdisks
odacli list-vdisksコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)のすべての仮想ディスクをリストします。 - odacli describe-vdisk
odacli describe-vdiskコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の仮想ディスクを説明します。 - odacli modify-vdisk
odacli modify-vdiskコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の仮想ディスクを変更します。 - odacli clone-vdisk
odacli clone-vdiskコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の仮想ディスクをクローニングします。 - odacli delete-vdisk
odacli delete-vdiskコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の仮想ディスクを削除します。
odacli create-vdisk
odacli create-vdiskコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベースの仮想マシン(KVM)のVMストレージに新しい仮想ディスクを作成します。
構文
odacli create-vdisk -n name -vms vmstorage_name -s size -sh -sp [-j] [-h]
パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
名前リポジトリ内で一意である仮想ディスクに割り当てる名前 |
|
|
仮想ディスクが作成されるVMストレージの名前 |
|
|
共有リポジトリから共有ディスクに割り当てられるストレージ容量。 デフォルトの単位はG (ギガバイト)、最小サイズは500M (メガバイト)です。 書式はK|M|G|Tです |
|
|
(オプション)仮想ディスクを複数の仮想マシンで共有できるようにするオプションを設定します( |
|
|
(オプション)スパース仮想ディスクを作成します |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
VMストレージvms1内に、vdisk1という名前の非スパースおよび共有可能な2GBの仮想ディスクを作成します。
odacli create-vdisk -n vdisk1 -vms vms1 -s 2G -sh
親トピック: Oracle KVM用odacli仮想ディスク・コマンド
odacli list-vdisks
odacli list-vdisksコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)のすべての仮想ディスクをリストします。
構文
odacli list-vdisks [-j] [-h]
パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
odacli list-vdisks
親トピック: Oracle KVM用odacli仮想ディスク・コマンド
odacli describe-vdisk
odacli describe-vdiskコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の仮想ディスクを説明します。
構文
odacli describe-vdisk -n name [-j] [-h]パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
仮想ディスクの名前を指定します。 |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例: vdisk1という名前の仮想ディスクの説明
odacli describe-vdisk -n vdisk1
親トピック: Oracle KVM用odacli仮想ディスク・コマンド
odacli modify-vdisk
odacli modify-vdiskコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の仮想ディスクを変更します。
構文
odacli modify-vdisk -n name -i [-no-s|-s] [-j] [-h]パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
仮想ディスクの名前を指定します |
|
|
仮想ディスクを増やすサイズを定義します。 書式は値単位、単位はK|M|G|Tです |
|
|
(オプション)仮想ディスクを共有不可に設定します |
|
|
(オプション)仮想ディスクを共有可能に設定します |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
vdisk1という名前の仮想ディスクのサイズを4GB増やします。
# odacli modify-vdisk -n vdisk1 -i 4G
親トピック: Oracle KVM用odacli仮想ディスク・コマンド
odacli clone-vdisk
odacli clone-vdiskコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の仮想ディスクをクローニングします。
構文
odacli clone-vdisk -n name -cn clone_name [-j] [-h]
パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
クローニングされる仮想ディスクの名前を指定します |
|
|
クローニングした仮想ディスクの名前を指定します |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
vdisk1という名前の仮想ディスクのクローンを作成して、vdisk1_cloneという名前を付けます。 クローニングするディスクは、vdisk1と同じストレージに作成されます。
# odacli clone-vdisk -n vdisk1 -cn vdisk1_clone
親トピック: Oracle KVM用odacli仮想ディスク・コマンド
odacli delete-vdisk
odacli delete-vdiskコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の仮想ディスクを削除します。
構文
odacli delete-vdisk -n name [-f] [-j] [-h]パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
削除する仮想ディスクの名前を指定します |
|
|
(オプション) forceオプションを指定します |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
vdisk1という名前の仮想ディスクを削除します。
# odacli delete-vdisk -n vdisk1親トピック: Oracle KVM用odacli仮想ディスク・コマンド
ベア・メタルおよびKVM用odacli CPUプール・コマンド
odacliコマンドを使用して、ベア・メタルおよびKVMデプロイメント用のOracle Database Applianceのリソース割当てを管理します。
CPUプールを使用すると、ベア・メタルとKVMの両環境でCPUリソースを管理できます。 CPUプールには、2つのタイプBMとVMがあります。
BM CPUプールは、ベア・メタル・ホストのデータベースが、CPUプールで指定されたCPUでのみ実行されるようにするために使用します。
VM CPUプールは、仮想マシンのワークロードに対するCPUリソース割当てをケージングおよび管理するために使用します。 ワークロードを分離するには、CPUプールを作成して特定のCPUプールに仮想マシンを割り当てます(ピン留めします)。 CPUプールに仮想マシンをピン留めすると、仮想マシンがそのCPUプールのCPUのみを使用するようになります。
CPUプール内のリソースは重複できません。つまり、CPUプールはCPUを共有できないということです。
- odacli create-cpupool
odacli create-cpupoolコマンドを使用して、Oracle Database Applianceベア・メタルまたはカーネルベース仮想マシン(KVM)デプロイメントの新しいCPUプールを作成します。 - odacli remap-cpupools
odacli remap-cpupoolsコマンドを使用して、Oracle Database Applianceベア・メタルまたはカーネルベース仮想マシン(KVM)デプロイメントのNUMA割当てにCPUプールを再マップします。 - odacli list-cpupools
odacli list-cpupoolsコマンドを使用して、Oracle Database Applianceベア・メタルまたはカーネルベース仮想マシン(KVM)デプロイメントのすべてのCPUプールをリストします。 - odacli describe-cpupool
odacli describe-cpupoolコマンドを使用して、Oracle Database Applianceベア・メタルまたはカーネルベース仮想マシン(KVM)デプロイメントのCPUプールを説明します。 - odacli modify-cpupool
odacli modify-cpupoolコマンドを使用して、Oracle Database Applianceベア・メタルまたはカーネルベース仮想マシン(KVM)デプロイメントのCPUプール構成を変更します。 - odacli delete-cpupool
odacli delete-cpupoolコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)のCPU構成を削除します。 - odacli list-auditrecords
odacli list-auditrecordsコマンドを使用して、Oracle Database Applianceベア・メタルまたはカーネルベース仮想マシン(KVM)デプロイメントのCPUプールの監査レコードをリストします。 - odacli describe-auditrecord
odacli describe-auditrecordコマンドを使用して、Oracle Database Applianceベア・メタルまたはカーネルベース仮想マシン(KVM)デプロイメントのCPUプールの監査レコードを説明します。
odacli create-cpupool
odacli create-cpupoolコマンドを使用して、Oracle Database Applianceベア・メタルまたはカーネルベース仮想マシン(KVM)デプロイメントの新しいCPUプールを作成します。
構文
odacli create-cpupool -n name -c number_of_cores {-bm|-vm} [-nn node_name] [-s socket] [-dbs] [-urc] [-j] [-h]
パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
CPUプールの名前を指定します。 |
|
|
CPUプールのコアを指定します。 |
|
|
(オプション)CPUプールをベア・メタルとして指定します。 |
|
|
(オプション) CPUプールを仮想マシンとして指定します。 |
|
|
(オプション) CPUプール・タイプをDB Systemとして指定します。 |
|
|
(オプション)使用するソケットを指定します。 指定しない場合は、使用可能なすべてのソケットを使用します。 |
|
|
(オプション)予約済CPUコアの使用を指定します。 |
|
|
(オプション) CPUプールが作成されるノードを指定します。 高可用性デプロイメントでは、このオプションを指定しない場合、CPUプールは両方のノードで作成されます。 |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
使用上のノート
- BM CPUプールをデータベースにアタッチします。 ベア・メタルCPUプールは複数のデータベースに割り当てることができます。
- VM CPUプールVMをゲスト・マシンにアタッチします。 VM CPUプールは複数のVMに割り当てることができます。
- DBシステムにdbsystem CPUプールをアタッチします。dbsystem CPUプールは複数のDBシステムに割り当てることができます。 dbsystem CPUプールを作成したら、create-dbsystem jsonファイルに新しいCPUプールのパラメータを追加して、このCPUプールを使用して新しいDBシステムを作成することも、modify-dbsystemを使用して既存のDBシステムにCPUプールをアタッチすることもできます。
- CPUプール内のリソースは重複できません。つまり、CPUプールはCPUを共有できないということです。
- BM CPUプールを作成した後、
create-databaseコマンドまたはmodify-databaseコマンドを使用して、このCPUプールをデータベースに関連付けることができます。 - VM CPUプールを作成した後、
create-vmコマンドまたはmodify-vmコマンドを使用して、このCPUプールをVMに関連付けることができます。 - コア数は、2からシステムで使用可能なコアの合計数までの偶数である必要があります。
- デフォルトでは、CPUプール内のCPUは、リリース19.12以降では2つのソケットに割り当てられます。 オプションで、ソケット番号(0または1)に基づいて、CPUを割り当てるように選択できます。 これは、Standard Editionライセンスをサポートする場合に特に便利です。 デフォルトの割当てを使用し、2種類の割当てを混在させないことをお薦めします。
- デフォルトでは、ソケットの最初のコアは予約されていて、最適なパフォーマンスのためにVMおよびDBシステムのCPUプールでは使用できません。
--use-reserved-coresオプションを使用して、VMとDBシステムのCPUプールの、ソケットの最初のコアを使用可能にします。
例
cpupool1という名前のBM CPUプールを作成します。# odacli create-cpupool -n cpupool1 -c 6 -bmcpupool2という名前のVM CPUプールを作成します。# odacli create-cpupool -n cpupool2 -c 6 -vmcpupool3という名前のDBシステムCPUプールを作成します。# odacli create-cpupool -n cpupool3 -c 6 -dbscpupool4という名前のDBシステムCPUプールを作成します。
# odacli create-cpupool -n cpupool4 -dbs -s 0 -c 4odacli remap-cpupools
odacli remap-cpupoolsコマンドを使用して、Oracle Database Applianceベア・メタルまたはカーネルベース仮想マシン(KVM)デプロイメントのNUMA割当てにCPUプールを再マップします。
構文
odacli remap-cpupools -f -urc [-j] [-h]
パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
(オプション)操作の強制を指定します。 |
|
|
(オプション)予約されたCPUコアを使用することを指定します。 |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
使用上のノート
odacli remap-cpupoolsコマンドが失敗し、エラーDCS-10001:Internal error encountered: Not enough physical CPUs available for CPU Pool 'cpupool_name' on node 'node_name'が表示された場合は、odacli remap-cpupoolsコマンドに--use_reserved-coresオプションを指定して、再度実行します。
NUMAが有効になっているとしてCPUプールがマークされている場合でも、--forceオプションを使用してCPUプールを再マップします。 CPUコア番号の変更のためにコマンドodacli update-cpucoresでベア・メタルCPUコアを更新した後、odacli remap-cpupoolsコマンドを使用する必要があります。
デフォルトでは、最適なパフォーマンスを実現するために、ソケットの最初のコアは予約されており、VMおよびDBシステムのCPUプールでは使用できません。 --use-reserved-coresオプションを使用して、VMおよびDBシステムのCPUプールのソケットの最初のコアを使用できるようにします。
例
# odacli remap-cpupools
odacli list-cpupools
odacli list-cpupoolsコマンドを使用して、Oracle Database Applianceベア・メタルまたはカーネルベース仮想マシン(KVM)デプロイメントのすべてのCPUプールをリストします。
構文
odacli list-cpupools [-j] [-h]
パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
# odacli list-cpupools
odacli describe-cpupool
odacli describe-cpupoolコマンドを使用して、Oracle Database Applianceベア・メタルまたはカーネルベース仮想マシン(KVM)デプロイメントのCPUプールを説明します。
構文
odacli describe-cpupool -n name [-j] [-h]パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
CPUプールの名前を指定します。 |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例: cpupool1という名前のCPUプールの説明
# odacli describe-cpupool -n cpupool1
odacli modify-cpupool
odacli modify-cpupoolコマンドを使用して、Oracle Database Applianceベア・メタルまたはカーネルベース仮想マシン(KVM)デプロイメントのCPUプール構成を変更します。
構文
odacli modify-cpupool -n name -c cores -f -l [-j] [-h]
パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
CPUプールの名前を指定します |
|
|
新しいCPUコア数を指定します |
|
|
(オプション)強制的に操作します |
|
|
(オプション)実行中のVMに変更を適用します |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
使用上のノート
VM CPUプールの場合、--liveが指定されていないと、変更がVM構成ファイルに適用され、次回のVM起動時にアクティブ化されます。 --liveを指定した場合、変更はVM構成ファイルと実行中のVMの両方に適用されます。
例
CPUプールcpupool1のサイズを10に設定します。 --liveが指定されていないと、変更がVM構成ファイルに適用され、次回のVM起動時にアクティブ化されます。
# odacli modify-cpupool -n cpupool1 -c 10
odacli delete-cpupool
odacli delete-cpupoolコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)のCPU構成を削除します。
構文
odacli delete-cpupool -n name -f [-j] [-h]パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
削除するCPUプールの名前を指定します |
|
|
(オプション)強制的に削除します。 |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
cpupool1という名前のCPUプールを削除します。
# odacli delete-cpupool -n cpupool1
odacli list-auditrecords
odacli list-auditrecordsコマンドを使用して、Oracle Database Applianceベア・メタルまたはカーネルベース仮想マシン(KVM)デプロイメントのCPUプールの監査レコードをリストします。
構文
odacli list-auditrecords -du dcs-username -f from_date-range -l latest -n node_ID -ot operation_type -ou OS_username -rn resource_name -rt resource_type -t to_date-range [-j] [-h]
パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
(オプション) DCSユーザー名を指定します。 |
|
|
(オプション) CPUプール監査レコードの日付の範囲でfromの日付を指定します。 |
|
|
(オプション) CPUプール監査レコードの最新の数を指定します。 |
|
|
(オプション)ノードIDを指定します。 |
|
|
(オプション)操作のタイプを指定します。 |
|
|
(オプション)オペレーティング・システムのユーザーを指定します。 |
|
|
(オプション)リソース名を指定します。 |
|
|
(オプション)リソース・タイプを指定します。 |
|
|
(オプション) CPUプール監査レコードの日付の範囲でtoの日付を指定します。 |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
# odacli list-auditrecords ID Resource type Resource name Operation type DCS username OS username Timestamp ------------------------------------ -------------------- -------------------- --------------- --------------- --------------- ----------------------- 41295d99-f263-4284-b6d9-2aff1ae0f850 BM_CPU_POOL testbmpool CREATE oda-admin root 2020-10-08 13:27:05 UTC 0f07a013-5bb4-4cd8-bd49-04dc61fcd454 BM_CPU_POOL pool_9f74a8e9- DELETE oda-admin root 2020-10-08 12:26:30 UTC d858269b-6c28-4bc2-af71-79004f3561e6 BM_CPU_POOL pool_9f74a8e9- CREATE oda-admin root 2020-10-08 12:24:36 UTC 9d7852c1-93fb-410e-9e0c-8c0a95ed3f0c VM_CPU_POOL pool_d48e81e4- DELETE oda-admin root 2020-10-08 12:06:45 UTC 0235cc84-9345-40bc-ac4f-7de3f63202e2 VM_CPU_POOL pool_4fe0b4f4- DELETE oda-admin root 2020-10-08 12:06:45 UTC 762f7263-7bd9-4b12-b891-48305165bf36 VM_CPU_POOL pool_4fe0b4f4- MODIFY oda-admin root 2020-10-08 12:06:22 UTC 0bd2a25d-2327-4918-bd47-8c00f7406f92 VM_CPU_POOL pool_4fe0b4f4- MODIFY
odacli describe-auditrecord
odacli describe-auditrecordコマンドを使用して、Oracle Database Applianceベア・メタルまたはカーネルベース仮想マシン(KVM)デプロイメントのCPUプールの監査レコードを説明します。
構文
odacli describe-auditrecord -i [-j] [-h]
パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
監査レコードのIDを説明します。 |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
# odacli describe-auditrecord -i 41295d99-f263-4284-b6d9-2aff1ae0f850
Audit Record details
--------------------------------------------------------------------------------
Event details
--------------------------
Record ID: 41295d99-f263-4284-b6d9-2aff1ae0f850
Record timestamp: 2020-10-08 13:27:05 UTC
DCS username: oda-admin
OS username: root
Cluster ID: test_cluster-c
Node ID: test_cluster
Resource/Operation
--------------------------
Resource type: BM_CPU_POOL
Resource ID: b17cb623-bf79-491f-86d8-d8502987e26c
Resource name: testbmpool
Operation type: CREATE
Operation description: Created with '2' cores and allocation 'test_cluster:1-2,17-18'KVM用odacli VMネットワーク・コマンド
odacli仮想マシン・ネットワーク・コマンドを使用して、Oracle Database Appliance for Oracle KVMのネットワークを管理します。
- odacli create-vnetwork
odacli create-vnetworkコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の新しいネットワークを作成します。 - odacli list-vnetworks
odacli list-vnetworksコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)のすべての仮想ネットワークをリストします。 - odacli describe-vnetwork
odacli describe-vnetworkコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の仮想ネットワークを説明します。 - odacli start-vnetwork
odacli start-vnetworkコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の仮想ネットワークを起動します。 - odacli stop-vnetwork
odacli stop-vnetworkコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)にある仮想ネットワークを停止します。 - odacli modify-vnetwork
odacli modify-vnetworkコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)のネットワークを変更します。 - odacli delete-vnetwork
odacli delete-vnetworkコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の仮想ネットワーク構成を削除します。
odacli create-vnetwork
odacli create-vnetworkコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の新しいネットワークを作成します。
構文
odacli create-vnetwork -n name -if interface-name -t type -br bridge -g gateway -ip IP-address -nm netmask -u uniform -vlan VLAN-network ID [-j] [-h]
パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
仮想ネットワーク名を指定します。 |
|
|
ホストのネットワーク・インタフェースを指定します。 これは、物理インタフェースまたはボンディングされたインタフェースです。 |
|
|
ネットワークのタイプを指定します。 値はbridgedまたはbridged-vlanになります。 |
|
|
(オプション)ブリッジの名前を指定します。 |
|
|
(オプション)仮想ネットワークのゲートウェイを指定します |
|
|
(オプション)仮想ネットワークのアドレスを指定します。 複数のアドレスの場合は、 |
|
|
(オプション)仮想ネットワークのネットマスクを指定します |
|
|
(オプション)高可用性デプロイメントで両方のノードに仮想ネットワークを作成するかどうかを指定します |
|
|
(オプション) VLANのネットワークIDを指定します |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
使用上のノート
仮想ネットワークの作成時にIPアドレス、ネットマスクまたはゲートウェイを指定しなかった場合は、odacli modify-vnetworkコマンドを使用して、後で追加できます。
例
btbond2を使用するbridgedタイプのVMネットワークを作成します。# odacli create-vnetwork -n vnet1 -if btbond2 -type bridged親トピック: KVM用odacli VMネットワーク・コマンド
odacli list-vnetworks
odacli list-vnetworksコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)のすべての仮想ネットワークをリストします。
構文
odacli list-vnetworks [-j] [-h]
パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
# odacli list-vnetworks
親トピック: KVM用odacli VMネットワーク・コマンド
odacli describe-vnetwork
odacli describe-vnetworkコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の仮想ネットワークを説明します。
構文
odacli describe-vnetwork -n [-j] [-h]
パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
仮想ネットワークの名前を指定します。 |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例: vnet1という名前のVMネットワークの説明
# odacli describe-vnetwork -n vnet1
親トピック: KVM用odacli VMネットワーク・コマンド
odacli start-vnetwork
odacli start-vnetworkコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の仮想ネットワークを起動します。
構文
odacli start-vnetwork -n name [-j] [-h]パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
停止する仮想マシンの名前を指定します |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
vnet1という名前の仮想ネットワークを起動します。
# odacli start-vnetwork -n vnet1
親トピック: KVM用odacli VMネットワーク・コマンド
odacli stop-vnetwork
odacli stop-vnetworkコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)にある仮想ネットワークを停止します。
構文
odacli stop-vnetwork -n name [-j] [-h]パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
停止する仮想ネットワークを指定します |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
vnet1という名前の仮想ネットワークを停止します。
# odacli stop-vnetwork -n vnet1
親トピック: KVM用odacli VMネットワーク・コマンド
odacli modify-vnetwork
odacli modify-vnetworkコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)のネットワークを変更します。
構文
odacli modify-vnetwork -n name -if -t -br -gw -ip -nm -u -vlan [-j] [-h]パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
仮想ネットワーク名を指定します。 |
|
|
(オプション)仮想ネットワークのゲートウェイを指定します |
|
|
(オプション)仮想ネットワークのアドレスを指定します。 複数のアドレスの場合は、 |
|
|
(オプション)仮想ネットワークのネットマスクを指定します |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
# odacli modify-vnetwork -n vnet1 -g 10.11.44.41親トピック: KVM用odacli VMネットワーク・コマンド
odacli delete-vnetwork
odacli delete-vnetworkコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の仮想ネットワーク構成を削除します。
構文
odacli delete-vnetwork -n name [-j] [-h]パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
削除する仮想ネットワークの名前を指定します |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
vnet1という名前のVMネットワークを削除します。
# odacli delete-vnetwork -n vnet1
親トピック: KVM用odacli VMネットワーク・コマンド
Oracle KVM用odacli仮想マシン・コマンド
odacli仮想マシン・コマンドを使用して、Oracle Database Appliance for Oracle KVMの仮想マシンを管理します。
- odacli create-vm
odacli create-vmコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の新しい仮想マシンを作成します。 - odacli list-vms
odacli list-vmsコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)のすべての仮想マシンをリストします。 - odacli describe-vm
odacli describe-vmコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の仮想マシンを説明します。 - odacli modify-vm
odacli modify-vmコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の仮想マシンを変更します。 - odacli start-vm
odacli start-vmコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の仮想マシンを起動します。 - odacli stop-vm
odacli stop-vmコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)にある仮想マシンを停止します。 - odacli migrate-vm
odacli migrate-vmコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の仮想マシンを移行します。 - odacli clone-vm
odacli clone-vmコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の仮想マシン構成をクローニングします。 - odacli delete-vm
odacli delete-vmコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の仮想マシン構成を削除します。
odacli create-vm
odacli create-vmコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の新しい仮想マシンを作成します。
構文
odacli create-vm -n name -m memory -src source -vc vcpus -vms vmstorage -cp cpupool -d description -g graphics -mm max-mem-size -mvc max-vcpu-count -ost os-type -osv os_variant -pn preferred_node -s disk_size -vd vdisks -vn virtual_networks -esrc extra_srcs [-j] [-h]
パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
VMの名前を指定します |
|
|
VMメモリーのサイズを指定します。 書式はvalue_unitです。 単位はM|Gです。 |
|
|
ソースのインストールを指定します。 ローカルの場合は、ISOまたはブート可能なディスク・イメージになります。 リモートの場合は、HTTP、HTTPS、FTP、またはNFSを介してリモートでホストされるインストール・ツリーをポイントするURIになります。 |
|
|
使用するvCPUの数を指定します。 |
|
|
VMストレージの名前を指定します |
|
|
(オプション) CPUプールの名前を指定します |
|
|
(オプション) CDROMデバイスとしてマウントされるゲストVMの追加ソースを指定します |
|
|
(オプション) VMの説明を指定します |
|
|
(オプション) VMインストーラの追加の引数を指定します。 |
|
|
(オプション) VMのグラフィック設定を指定します |
|
|
(オプション) VMメモリーの最大サイズを指定します。 書式はvalue_unitです。 単位はM|Gです。 |
|
|
(オプション) VCPUの最大数を指定します |
|
|
(オプション)オペレーティング・システム・タイプ( |
|
|
(オプション)オペレーティング・システムのバリアントを指定します。 コマンド |
|
|
(オプション) VMを実行する優先ノードを指定します |
|
|
(オプション) VMのサイズを指定します。 書式はvalue_unitです。 単位はK|M|G|Tです。 |
|
|
(オプション)使用する仮想ディスクの名前を指定します |
|
|
(オプション)使用する仮想ネットワークの名前を指定します |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
使用上のノート
--extra-argsパラメータを使用して、kickstart構成ファイルを追加します(たとえば、シリアル・コンソールのカーネル・パラメータ)。 たとえば:--extra-args "console=tty0 console=ttyS0,115200 ks=http://192.168.122.100:80/ks.txt"
例
8個の仮想CPUと8GBのメモリーを使用して、vm1という名前のVMを作成します。 VMはVMストレージvms1に格納されます。 インストールに使用するソースは、/u01/OL7.isoにあります。
# odacli create-vm -n vm1 -vc 8 -m 8G -vms vs1 -src /u01/OL7.iso
例
インストール・ソースがネットワークを経由した場所にある場合は、--extra-argsを使用してVMのネットワーク構成を指定する必要があります。これにより、ネットワークがVMのブートストラップで設定され、ネットワーク経由でインストール・ソースに到達できるようになります。 たとえば、ソースhttps://example.com/iso/OracleLinux/OL7/u9/x86_64/OracleLinux-R7-U9-Server-x86_64-dvd/からVMを作成するには、次のようにします。
# odacli create-vm -vn pubnet -m 4G -vc 8 -src https://example.com/iso/OracleLinux/OL7/u9/x86_64/OracleLinux-R7-U9-Server-x86_64-dvd/ -vd vmstorage_vdisk2 -vms vmstore -g vnc,listen=0.0.0.0,port=5949 -n vm1 -s 20G --extra-args "dns=<dns_server_ip_addr> ip=<vm1_ip_addr>::<gateway_ip>:<netmask>:<vm1_hostname>:ens3:none"
親トピック: Oracle KVM用odacli仮想マシン・コマンド
odacli list-vms
odacli list-vmsコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)のすべての仮想マシンをリストします。
構文
odacli list-vms [-j] [-h]
パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
# odacli list-vms
親トピック: Oracle KVM用odacli仮想マシン・コマンド
odacli describe-vm
odacli describe-vmコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の仮想マシンを説明します。
構文
odacli describe-vm -n name [-j] [-h]パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
仮想マシンの名前を指定します。 |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例: vm1という名前の仮想マシンの説明
# odacli describe-vm -n vm1
親トピック: Oracle KVM用odacli仮想マシン・コマンド
odacli modify-vm
odacli modify-vmコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の仮想マシンを変更します。
構文
odacli modify-vm -n name -as -en -bo boot_option -cfg -avd attach_vdisks -avn attach_vnetworks -dev device -d description -dn -dvd detach-vdisk -dvn detach-vnetworks -mm max-memory -mvc max-vcpuc -m memory -no-cp -pn preferred-node -vc vcpu_count -di disk-increment -en -fo -g graphics -l -no-as [-f] [-g] [-j] [-h]
パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
VMの名前を指定します |
|
|
(オプション) VMに自動起動オプションを設定する必要があるかどうかを指定します |
|
|
(オプション) VMの自動起動オプションを無効にします |
|
|
(オプション)使用するブート・オプションを指定します |
|
|
(オプション)変更を永続化するかどうかを指定します。 |
|
|
(オプション)指定した変更がライブになるか(true)、または次回のブート後になるか(false)を示します。 デフォルトはfalseです |
|
|
(オプション) VMのNUMA構成を有効にします。 |
|
|
(オプション) VMのNUMA構成を無効にします。 |
|
|
(オプション) CPUプールの名前を指定します |
|
|
(オプション) VMの説明を指定します |
|
|
(オプション)フェイルオーバーの構成を指定します |
|
|
(オプション)フェイルオーバーの構成を指定します |
|
|
(オプション) vCPUの数を指定します。 |
|
|
(オプション) VMのメモリー・サイズを指定します。 書式はvalue_unitです。 単位はM|Gです。 |
|
|
(オプション) VMの最大メモリー・サイズを指定します。 書式はvalue_unitです。 単位はM|Gです。 |
|
|
(オプション) vCPUの最大数を指定します。 |
|
|
(オプション)関連付けられたCPUプールの関連付けを解除する |
|
|
(オプション)デタッチする仮想ディスクの名前を指定します |
|
|
(オプション)デタッチする仮想ネットワークの名前を指定します |
|
|
(オプション) VMを実行する優先ノードを指定します |
|
|
VMのサイズ変更を指定します。 書式はvalue_unitです。 単位はK|M|G|Tです。 |
|
|
(オプション)アタッチする仮想ディスクの名前を指定します |
|
|
(オプション)アタッチする仮想ネットワークの名前を指定します |
|
|
(オプション)式で指定されたデバイスを変更します。 ここで、device_expression =
|
|
|
(オプション)操作を強制的に実行することを指定します。 |
|
|
(オプション)VMのグラフィック設定を定義します。 サポートされているグラフィック設定はVNCです。 たとえば、 |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
使用方法のヒント
--live: 変更は実行中のVMインスタンスに適用されますが、VMの停止後は保持されません。--enable-numa: このオプションを使用して、既存のVMのNUMAを有効にします。--config: 変更はVMインスタンスの構成に保持され、その後の再起動で有効になります。--liveも--configも指定されていない場合、デフォルトの動作は--configです。- 変更をすぐに有効にする場合や、その後のブート時に有効にする場合は、
--liveオプションと--configオプションの両方を指定できます。 - アプリケーションVMが作成されると、そのVMにデフォルトのネットワーク・インタフェースがデフォルトで作成されます。 このインタフェースは、ホストのデフォルトkvmブリッジ(virbr0)にアタッチされます。 このインタフェースは、ホストとVMの間の便利な通信を目的としています。 このインタフェースは、ホストの物理ネットワーク・インタフェースにはアタッチしません。 このインタフェースは外部通信に使用するように構成しないでください。
- コマンド
odacli create-vnetworkを使用して仮想ネットワークを作成し、この仮想ネットワークをVMにアタッチ(odacli modify-vm -avn)する必要があります。 これにより、2つ目のインタフェースがVMに作成されます。 このネットワーク・インタフェースはネットワーク要件に応じて構成します。 - VM内のネットワーク・インタフェース名はオペレーティング・システムによって異なります。
VMのCPU数とメモリーの変更
vm1という名前のVMの構成を更新して、実行中のVMと今後のブートの両方でCPU数を6、最大メモリーを6GBに設定します。
# odacli modify-vm -n vm1 -vc 6 -mm 6G --live --config
NUMAの有効化
--enable-numaを使用して、VM構成のNUMAを有効にします。 コマンドodacli modify-dbsystem --enable-numaは偶数個のCPUコアを持つアプリケーションVMでのみサポートされるため、CPUコアをNUMAノードに均等に分散できます。 Oracle Database Applianceでは、1つのCPUコアは2つのvCPUに相当します。 詳細は、「Oracle Database ApplianceでのNUMAの有効化について」を参照してください。 # odacli modify-vm --name name --enable-numaVMの変更による仮想ネットワークへのアタッチ
# odacli modify-vm -n vm_name -avn vnetwork_nameVMを変更してVMイメージのバス・タイプを変更
# odacli modify-vm -dev "bus=ide" -n winvmodacli start-vm
odacli start-vmコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の仮想マシンを起動します。
構文
odacli start-vm -n name -nn [-j] [-h]パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
停止する仮想マシンの名前を指定します |
|
|
(オプション)仮想マシンを起動するノード名を指定します |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
使用上のノート
- VMに
pref-nodeが定義されている場合は、VMがpref-nodeで起動します。 VMにpref-nodeが定義されていない場合は、高可用性デプロイメント内のいずれかのノードでVMが起動します。 - ノード名
-nを指定すると、優先ノードが定義されていても、VMは指定されたノードで起動します。
例
vm1という名前の仮想マシンを起動します。
# odacli start-vm -n vm1
親トピック: Oracle KVM用odacli仮想マシン・コマンド
odacli stop-vm
odacli stop-vmコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)にある仮想マシンを停止します。
構文
odacli stop-vm -n name [-f] [-j] [-h]パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
停止する仮想マシンの名前を指定します |
|
|
(オプション) forceオプションを指定します |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
vm1という名前の仮想マシンを停止します。
# odacli stop-vm -n vm1
親トピック: Oracle KVM用odacli仮想マシン・コマンド
odacli migrate-vm
odacli migrate-vmコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の仮想マシンを移行します。
構文
odacli migrate-vm -n name -to node [-j] [-h]
パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
移行する仮想マシンの名前を指定します |
|
|
宛先ノードを指定します |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
vm1という名前の仮想マシンをノードn1に移行します。
odacli migrate-vm -n vm1 -to n1
親トピック: Oracle KVM用odacli仮想マシン・コマンド
odacli clone-vm
odacli clone-vmコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の仮想マシン構成をクローニングします。
構文
# odacli clone-vm -n name_of_vm_to_clone_from -cn clone_name [-j] [-h]
パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
クローニングされる仮想マシンの名前を指定します |
|
|
クローニングした仮想マシンの名前を指定します |
|
|
(オプション)仮想マシンの説明を指定します |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
仮想マシンvm1のクローンを作成して、vm1_cloneという名前を付けます。 クローニングされたVMは、vm1と同じストレージに作成されます。
# odacli clone-vm -n vm1 -cn vm1_clone
親トピック: Oracle KVM用odacli仮想マシン・コマンド
odacli delete-vm
odacli delete-vmコマンドを使用して、Oracle Database Applianceカーネルベース仮想マシン(KVM)の仮想マシン構成を削除します。
構文
odacli delete-vm -n name [-f] [-j] [-h]パラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
|
|
削除する仮想マシンの名前を指定します |
|
|
(オプション) forceオプションを指定します |
|
|
(オプション)出力をJSON形式で表示します。 |
|
|
(オプション)コマンドの使用方法に関するヘルプを表示します。 |
例
vm1という名前の仮想マシンを削除します。
odacli delete-vm -n vm1
親トピック: Oracle KVM用odacli仮想マシン・コマンド