3.4.7.3 インスタンスの認証スキームの構成
インスタンス管理者は、Oracle APEXインスタンスの使用可能認証スキームを構成できます。
「カレント」と指定された認証スキームによって、Oracle APEXがインスタンス管理者、ワークスペース管理者および開発者を識別および検証する方法が決まります。選択した認証スキーム・タイプに応じて、様々な設定を構成して認証動作を微調整できます。
外部認証スキーム(HTTPヘッダー変数など)の場合でも、ユーザーがワークスペースに開発者または管理者として存在することを確認します。そうしないと、APEXで、ユーザーが作業を許可されているワークスペースを検証できません。
ヒント:
APEX_INSTANCE_ADMIN
パッケージでAPEX_BUILDER_AUTHENTICATION
パラメータを使用して認証スキームを変更することもできます。『Oracle APEX APIリファレンス』の「使用可能なパラメータ値」で「APEX_INSTANCE_ADMIN」を参照してください。
- Oracle APEXアカウントの編集
インスタンスのOracle APEXアカウント認証スキームを編集します。 - データベース・アカウントの編集
インスタンスのデータベース・アカウント認証スキームを編集します。 - HTTPヘッダー変数の編集
インスタンスのHTTPヘッダー変数認証スキームを編集します。 - LDAPディレクトリの編集
インスタンスのLDAPディレクトリ認証スキームを編集します。 - Oracle Application Server Single Sign-Onの編集
インスタンスのOracle Application Server Single Sign-Onを編集します。 - SAMLサインインの編集
認証をSecurity Assertion Markup Language (SAML)のサインイン認証スキームに委任します。 - ソーシャル・サインインの編集
インスタンスのソーシャル・サインイン認証スキームを編集します。
参照:
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Oracle APEXアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの認証を介したユーザーの本人確認
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Oracle APEXアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの既存の認証スキームの編集
親トピック: インスタンスの認証制御の構成