16.6.2 アプリケーション検索の作成について

データ・ソースに基づいて検索構成を作成した後、検索結果を表示するページを作成することにより、アプリケーションの宣言型検索を作成します。

アプリケーションへの検索の追加には、次の2つの基本ステップが含まれます。

1. 「共有コンポーネント」で検索構成を作成します。

   検索構成には、検索可能なデータ・ソースに関する情報が含まれます。サポートされている検索タイプは次のとおりです。

   • 標準 - 表、SQL問合せまたはRESTデータ・ソースに基づいて検索を作成します。ウィザードで表を選択するか、SQL問合せを入力できます。
   • リスト - 共有コンポーネントから選択されたリスト内で検索します。
   • Oracle TEXT - すでにOracle TEXT索引が作成されている検索可能な表またはSQL問合せを定義します。検索は、言語およびファジー検索機能を提供するOracle TEXT機能を使用して実行されます。

2. 検索ページを作成します。

   検索ページを作成するには、ページの作成ウィザードを実行して「検索ページ」を選択するか、検索コンポーネントを手動で追加します。検索ページには、ユーザーが検索文字列を送信できる検索フィールド(またはページ・アイテム)と、「検索結果」リージョンがあります。「検索結果」リージョンには、検索構成にマップされる「ソースの検索」が含まれます。

   次の例は、ページ・デザイナにおける検索ページを示しています。「レンダリング」タブで、ページ・アイテムP6_SEARCHおよび「検索結果」リージョンを確認します。P6_SEARCHは、ユーザーが検索文字列を送信できる検索フィールドです。「検索結果」リージョンには、検索結果と、共有コンポーネントに保持されている検索構成にマップされる2つの検索ソースの両方が含まれています。プロパティ・エディタで属性を編集することにより、検索の表示や動作をさらに微調整および制御できます。

図search_page_pd.pngの説明

関連項目:

• 検索ページの手動作成
• 検索ページの編集