Oracle Machine Learning for Rインストレーションおよび管理ガイド』の変更点

『Oracle Machine Learning for Rインストレーションおよび管理ガイド』リリース2.0の変更点。

オラクル社は、Oracle DatabaseおよびBig Data.を使用した機械学習をサポートする製品およびコンポーネントのスイートをリブランドしています。このテクノロジは、Oracle Machine Learning (OML)と呼ばれるようになりました。

RのOMLアプリケーション・プログラミング・インタフェースは、以前はOracle R Enterpriseという名前でしたが、現在はOracle Machine Learning for R (OML4R)という名前になりました。パッケージ、クラスおよび関数の名前は変更されません。OREOREbaseore.frameore.connectなどのままとなっています。

リリース2.0でのこのガイドの変更点

Oracle Machine Learning for Rリリース2.0でのインストールの変更点。

OML4Rリリース2.0の他の新機能の詳細は、『Oracle Machine Learning for Rユーザーズ・ガイド』Oracle Machine Learning for Rのこのリリースの変更点を参照してください。

OML4Rサーバーのインストール・スクリプト

OML4Rサーバーのインストール手順は、データベースのバージョンによって異なります。詳細は、「Oracle Database 19c以降の場合のOracle Machine Learning for Rサーバーのインストール」を参照してください。

Supporting Packages

Supporting PackagesはDBIROracleです。

Oracle R Distribution 4.0.5のOML4R Supporting Packagesは次のとおりです。


Cairo 1.5-15
DBI 1.1.2
R6 2.5.1
ROracle 1.4-1
arules 1.7-3
assertthat 0.2.1
cli 3.3.0
crayon 1.5.1
dplyr 1.0.9
ellipsis 0.3.2
fansi 1.0.3
generics 0.1.2
glue 1.6.2
lazyeval 0.2.2
lifecycle 1.0.1
magrittr 2.0.3
pillar 1.7.0
pkgconfig 2.0.3
png 0.1-8
purrr 0.3.4
rlang 1.0.2
statmod 1.5.0
tibble 3.1.7
tidyselect 1.1.2
utf8 1.2.2
vctrs 0.4.1

関連項目:

Supporting Packagesの詳細は、Oracle Machine Learning for Rクライアントのインストールを参照してください

R-4.0.5の要件

OML4R 2.0にはR-4.0.5が必要です。OML4Rの以前のリリースと同様に、Oracle R Distributionを使用することをお薦めします。

ノート:

Oracle R Distribution (ORD)の各バージョンは、その特定のRバージョンで構築されたOML4Rバイナリと互換性があります。

たとえば、ORD 4.0.5には、4.0.5に対して構築されたOML4R 2.0バイナリがあり、別のRバージョンに対して構築されたOML4Rバイナリと互換性がありません。

Oracle R Distributionのインストール

Oracle R Distribution Linux RPMは、デフォルトのLinux R_HOME以外のディレクトリにインストールできます。