1.4 アーキテクチャ
Oracle Database Gateway for DRDAは、Oracleデータベースと連携して、Oracle以外のデータベースのほとんどの違いをOracle applicationsから保護します。
このアーキテクチャは、次の主要コンポーネントにより構成されます。
- クライアント
クライアントは、Oracleアプリケーションまたはツールです。
- Oracleデータベース
ゲートウェイ・インスタンスには、プロシージャ型および分散型オプションを使用してOracleデータベースからアクセスします。 通常、Oracle Databaseはゲートウェイと同じホストにインストールされますが、これは必須事項ではありません。 Oracle Databaseとゲートウェイは、Oracle Databaseがサーバーに接続する際の通常の方法に従って通信します。
Oracle Databaseがゲートウェイの存在するホストに存在しない場合、サーバーが存在するプラットフォームに適切なOracleのネットワーキング・ソフトウェアをインストールする必要があります。 Oracleデータベースの場合、Oracleデータベース・マシンにOracle Netをインストールする必要があります。
- Oracle Database Gateway for DRDA
ゲートウェイは、適切なオペレーティング・システムが稼働しているホストにインストールする必要があります。
Oracleデータベースが同じホスト上にない場合は、ゲートウェイとOracleデータベースが通信できるように、Oracle Netもインストールする必要があります。
- DRDAサーバー
DRDAサーバーは、ネットワーク経由でホストからアクセスできるシステム上に存在する必要があります。
多数のOracleデータベースが同一のゲートウェイにアクセスすることができます。
図1-1は、ゲートウェイ・アーキテクチャを示しています。
図1-1 ゲートウェイ・アーキテクチャ

「図1-1 ゲートウェイ・アーキテクチャ」の説明