3.10 SQL文のトレース
ゲートウェイを通じて発行されるSQL文は、DRDAデータベースに到達する前に変更されることがあります。
これらの変更の目的は、ゲートウェイに受入れ可能な形式にすることや、Oracle SQLとDRDAサーバーSQLとの互換性を確保することにあります。 Oracle Databaseとゲートウェイでは、状況に応じて文が変更されます。
様々な理由から、ゲートウェイで文が正しく変更されているかどうか、またはパフォーマンスを向上するために文をリライトできるかどうかを評価することがあります。 SQLトレースは、Oracle DatabaseまたはゲートウェイによってSQL文に加えられた変更を表示できる機能です。
SQLトレースにより、ゲートウェイのパフォーマンスは低下します。 トレースは、アプリケーションをテストおよびデバッグする場合にのみ使用します。 アプリケーションが本番環境で実行されているときにSQLトレースを有効化しないでください。 SQLトレースの有効化の詳細は、「エラーMessages_ Diagnosis_およびレポート」の「SQLトレースおよびゲートウェイ」に関する項を参照してください。