AutoUpgradeの使用例

アップグレードをガイドするには、アップグレードのユース・ケースに一致するAutoUpgradeワークフローの例を使用します。

次の例は一般的なワークフロー順序で示されます。構成ファイルを使用し、noconsoleパラメータを指定してスクリプトを実行する方法は、「AutoUpgradeコンソールの使用方法」の例を参照してください。

同じサーバー上にソースおよびターゲットのデータベース・ホームがあるAutoUpgrade(通常)

Oracle DatabaseのソースおよびターゲットのOracleホームが同じ物理サーバーにインストールされている場合、この例を使用します。

コンテキスト: ソース・ホームとターゲット・ホームが同じサーバー上にあります。

分析を開始するには、次のコマンドを入力します。

java -jar autoupgrade.jar -config config.txt -mode analyze

このコマンドは、レポートを生成し、コマンドが検出したエラー状態を示します。エラー状態を確認してください。

アップグレードのデプロイメントを開始するには、次のコマンドを入力します。

java -jar autoupgrade.jar -config config.txt -mode deploy

異なるサーバー上にソースおよびターゲット・データベース・ホームがあるAutoUpgrade

Oracle DatabaseのソースおよびターゲットのOracleホームが異なる物理サーバーにあるときは、両方のサーバーでタスクを完了する必要があります。

コンテキスト: ソースおよびターゲットのOracleホームが異なる物理サーバー上にあります。

分析を開始するには、次のコマンドを入力します。

java -jar autoupgrade.jar -config config.txt -mode analyze

このコマンドは、レポートを生成し、コマンドが検出したエラー状態を示します。エラー状態を確認してください。

ソースとターゲットのOracle Database Oracleホームは異なるサーバー上にあるため、ソース・サーバーで修正を実行し、ターゲット・サーバーでアップグレードを実行します。

  1. ソース・サーバーで修正を実行します。

    java -jar autoupgrade.jar -config config.txt -mode fixups
  2. タスクを実行してソースOracle Databaseをソース・サーバーからターゲット・サーバーに移動します。

  3. ターゲット・サーバー上で、アップグレード・モードでデータベースを起動し、upgradeモードでAutoUpgradeを実行します。

    java -jar autoupgrade.jar -config config.txt -mode upgrade