AutoUpgradeの既知の制限

アップグレードで問題が発生した場合は、既知の制限を確認して解決策を見つけてください。

AutoUpgradeおよびディスク領域の問題

AutoUpgradeの実行中にディスク領域が不足した場合は、ここで説明する解決策を確認して適用します。

ディスク領域の問題を回避するために役立ちます。Oracleは、必要なディスク領域を計算するためのチェックを追加しました。ログ・サイズ指定を確認するには、AutoUpgrade分析レポートを確認します。アップグレード中にデータベースのディスク領域が不足した場合は、データベースに必要なディスク領域を解放し、必要に応じてジョブを再開します。

例4-21 アップグレード実行時のディスク領域エラー

  1. 現在実行中のプロファイルを停止します

    abort -job 100
  2. アップグレードを再開できるようにディスク領域を解放します。

  3. 停止したアップグレードを再開します

    resume -job 100

例4-22 アップグレード完了後のディスク領域エラー

AutoUpgradeがディスク領域エラーで完了した場合は、次の手順を実行します。

  1. アップグレードを再開できるようにディスク領域を解放します。

  2. AutoUpgradeを再起動して、残りの問題を完了させます。

    たとえば、構成ファイル名がyourconfigfile.cfgの場合:

    java -jar autoupgrade.jar -mode deploy -config yourconfigfile.cfg

Oracle Enterprise Manager (EM) Cloud Controlの登録

Autoupgradeは、アップグレードの一部としてOracle Enterprise Manager Cloud Controlに登録できません。

AutoUpgradeを使用してEnterprise Manager (EM) Cloud Controlに登録することはできません。かわりに、アップグレードの完了後に、データベース管理オプションを手動で登録できます。