プレゼンテーション・カタログのメンテナンス
カタログの保守に関する情報については、次のトピックを参照してください。
本番環境へのカタログとオブジェクトのデプロイ
次の各項の説明に従って、テスト環境から本番環境にカタログおよびシンプル・オブジェクト(権限付きダッシュボードなど)をデプロイできます。
本番環境へのオブジェクトのデプロイ
テスト環境から本番環境にオブジェクト(権限付きダッシュボードなど)をデプロイできます。
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(オプション)新しい本番環境にカタログ・オブジェクトをデプロイする場合。
次のようにして、テスト環境でカタログ・オブジェクトをアーカイブし、それを本番環境でアンアーカイブします。
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次のいずれかを使用して、テスト環境のカタログ・オブジェクトをアーカイブします。
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プレゼンテーション・サービス。
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カタログ・マネージャ。
カタログのアーカイブと復元を参照してください。
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アーカイブ済オブジェクトを本番コンピュータにコピーします。
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本番コンピュータで、オブジェクトをアンアーカイブします。
オブジェクトのアンアーカイブ方法の詳細は、カタログのアーカイブと復元を参照してください。
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必要に応じて、オブジェクトに権限を設定します。
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(オプション)既存の本番環境にカタログをデプロイする場合。
次のように、新規または更新されたオブジェクトをテスト・カタログから本番カタログにコピーして貼り付けます。
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2つのカタログ・マネージャ・ウィンドウ(一方はテスト・カタログ、他方は本番カタログ)を開きます。
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必要なフォルダをテスト・カタログから選択してコピーし、本番カタログに貼り付けます。
テスト環境または本番環境で同じコンテンツを変更済のフォルダをコピーして貼り付けると、テスト環境のコンテンツによって本番環境のコンテンツが上書きされます。
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カタログ・オブジェクトの更新
更新をOracle Analytics Serverに適用するかパッチをインストールし、カタログ内のオブジェクトを操作した場合に、特定のオブジェクトに、以前の更新で実行したときほど速くアクセスできないことがあります。
この変化は、オブジェクトが正しく更新されていない場合に発生する可能性があります。更新が必要かどうかは、Fusion Middleware Controlでメトリックを表示することによって確認できます。「カタログ」フォルダで、アップグレードが必要であることを示すオブジェクトの数という説明の付いた要アップグレードというメトリックを見つけます。この数が大きい場合は、プレゼンテーション・サービスの「管理」ページを使用してカタログ内のオブジェクトを更新することにより、この問題を解決できます。
Oracle Analytics Serverへの移行とアップグレードの手順に従って、Oracle Analytics Serverに更新を適用します。プレゼンテーション・サービスが実行されていないときに更新することをお薦めします。オブジェクトの更新が完全には実行されなかったと思われる場合は、「管理」ページを使用して自分でオブジェクトを更新できます。この方法の利点は、プレゼンテーション・サービスを実行したまま更新を行えることにあります。
オブジェクトの更新を準備する際は、次の点に留意してください。
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クラスタ内でマシンのローリング更新を実行している場合は、クラスタ内のすべてのマシンが更新されるまで、このオプションやUpgradeAndExit構成設定は使用しないでください。
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このオプションは、一度にクラスタ内の1つのノードでのみ使用します。