2.4.1 KERBEROS接続タイプ

Kerberos認証を使用してデータベースへ接続します。接続仕様パラメータの形式は次のとおりです:

[/][@<url>]

ノート:

現在、[/][@<url>]を使用したKerberos接続のみがSQLclでサポートされています。このリリースでは、Active Directoryはサポートされていません。

Oracle DatabaseでのKerberos認証の詳細は、『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』「Kerberos認証の有効化」を参照してください。

オプション

オプション 説明
-kerberos, ker KERBEROS接続タイプを指定します。
-krb5_config, krb5c デフォルト以外のKerberos構成ファイルを指定します。このプロパティは、SQLclの起動時のみ指定されます。これらは、関連する-Dシステム・プロパティ名または環境変数を使用して渡すことができます。
-krb5ccname, krb5cc デフォルト以外のKerberos資格証明ファイルを指定します。
-url URLを指定します。これは、かわりに接続仕様パラメータで指定することもできます。
-role, r データベース・ロールを指定します。これは、かわりに接続仕様パラメータで指定することもできます。
-edition, ed Oracle Databaseエディションを指定します。これは、かわりに接続仕様パラメータで指定することもできます。
-verbose, v 接続に関する診断情報の出力をリクエストします。

パラメータ

パラメータ 説明
<connectionspec> ターゲット・データベースの接続仕様を指定します。

KERBEROSを使用してデータベースに接続するには:

SQL> CONNECT -kerberos /@myhost:1521/myservice

関連項目:

トラブルシューティング情報に関する「Kerberosのサポート」