2.4 データベースへの接続
CONNECTコマンドを使用してデータベースに接続できます。
                  
構文
conn[ect] {OPTIONS} {PARAMETERS}指定されたオプションは、従来のクライアント/サーバー接続かウォレットベースのクラウド接続かなど、必要な接続の種類を自動的に決定します。特定の接続タイプを指定するオプションを使用して、これをオーバーライドできます。たとえば、ウォレット接続タイプを使用するには、-walletを指定します。
                  
SQLclでサポートされている接続タイプは次のとおりです:
- KERBEROS
- OCI
- ORACLE
- OREST
- RADIUS
- SOCKS
- THIRD
- WALLET
CONNECTについてヘルプ情報を表示するには、次のように入力します:
help connectヘルプでCONNECTの例を表示するには、次のように入力します:
help connect examplesWALLET接続タイプのヘルプを表示するには、次のように入力します:
help connect walletORESTの例を表示するには、次のように入力します:
help connect orest examplesオプション
| オプション | 説明 | 
|---|---|
| -cloudconfig, cc | 接続の確立に使用するウォレットを指定します。 | 
| -edition, ed | Oracle Databaseエディションを指定します。これは、かわりに接続仕様パラメータで指定することもできます。 | 
| -kerberos, ker | Kerberos接続タイプを指定します。 | 
| -krb5_config, krb5c | デフォルト以外のKerberos構成ファイルを指定します。このプロパティは、SQLclの起動時のみ指定されます。 | 
| -krb5ccname, krb5cc | デフォルト以外のKerberos資格証明ファイルを指定します。 | 
| -oci | OCI接続タイプを指定します。 | 
| -oracle, o | Oracle接続タイプを指定します。 | 
| -orest, or | REST接続タイプを指定します。 | 
| -password, pw | パスワードを指定します。これは、かわりに接続仕様パラメータで指定することもできます。 | 
| -proxy, p | 使用するネットワーク・プロキシを指定します。 | 
| -radius, rad | RADIUS接続タイプを指定します。 | 
| -rest, rt | RESTを使用して接続を確立する必要があることを指定します。 | 
| -role, r | データベース・ロールを指定します。これは、かわりに接続仕様パラメータで指定することもできます。 | 
| -socks|s | SOCKSプロキシ接続タイプを指定します。 | 
| -socksproxy|sp | SOCKSプロキシを指定します。 | 
| -third, t | サード・パーティ・データベース接続タイプを指定します。 | 
| -url | URLを指定します。これは、かわりに接続仕様パラメータで指定することもできます。 | 
| -user, u | ユーザー名を指定します。これは、かわりに接続仕様パラメータで指定することもできます。 | 
| -wallet, w | ウォレット接続タイプを指定します。 | 
| -verbose, v | 接続に関する診断情報の出力をリクエストします。 | 
パラメータ
| パラメータ | 説明 | 
|---|---|
| <connectionspec> | ターゲット・データベースの接続仕様を指定します。 | 
例
データベースに接続するには:
SQL> CONNECT user/password@urlSYSDBAロールを使用してOracle Databaseに接続するには:
                  
SQL> CONNECT user/password@url as sysdba