2.4.6 SOCKS接続タイプ

SOCKSプロキシを使用してデータベースに接続します。接続する前に、sshコマンドを使用してローカル・マシンにプロキシ・プロセスを設定します。たとえば:

ssh -N -D 127.0.0.1:1087 
opc@123.456.789.120.

接続仕様パラメータの形式は次のとおりです:

[<username>][/<password>][@<url>]

オプション

オプション 説明
-socks|s SOCKS接続タイプを指定します。
-socksproxy|sp socksプロキシを指定します。
-cloudconfig, cc 接続を確立するウォレットを指定します。
-proxy, p 使用するネットワーク・プロキシを指定します。
-user, u ユーザー名を指定します。これは、かわりに接続仕様パラメータで指定することもできます。
-password, pw パスワードを指定します。これは、かわりに接続仕様パラメータで指定することもできます。
-url URLを指定します。これは、かわりに接続仕様パラメータで指定することもできます。
-role, r データベース・ロールを指定します。これは、かわりに接続仕様パラメータで指定することもできます。
-edition, ed Oracle Databaseエディションを指定します。これは、かわりに接続仕様パラメータで指定することもできます。
-verbose, v 接続に関する診断情報の出力をリクエストします。

パラメータ

パラメータ 説明
<connectionspec> ターゲット・データベースの接続仕様を指定します。

SOCKSおよびウォレットのプロパティを設定して接続するには:

 SQL> SET socksproxy socks5h://localhost:1080
  SQL> SET cloudconfig mywallet.zip
  SQL> CONNECT myuser/passwd@mycloudtns

または、1つのコマンドを使用して実行します:

SQL> CONNECT -socksproxy socks5h://localhost:1080 -cloudconfig mywallet.zip
  myuser/passwd@mycloudtns