ブロック・ボリュームの管理
ブロック・ボリュームの次の側面を管理できます:
- コンパートメント内のブロック・ボリュームをリストします。
- ブロック・ボリュームの詳細をリストします。
- ブロック・ボリューム・アタッチメントをリストします。
- ボリューム構成を編集します。
- ボリュームを別のコンパートメントに移動します。
- ボリュームをクローニングします。
- ボリュームをデタッチします。
- ボリュームの削除
ブロック・ボリュームおよびブロック・ボリュームの詳細のリスト
特定のコンパートメント内のすべてのブロック・ボリューム、および単一のボリュームに関する詳細情報をリストできます。
「コンピュートWeb UI」の使用
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                           ナビゲーション・メニューのBlock Storageで、Block Volumesをクリックします。 
- 
                           
                           適切なコンパートメントを選択します。 
- 
                           
                           ブロック・ボリュームの詳細を表示するには、ブロック・ボリュームの名前をクリックします。 詳細が表示されます。 ディテール・アイテム 説明 Block Volumeアイコン ブロック・ボリュームのステータスを表示します。 ブロック・ボリューム名 ブロック・ボリュームの名前。 ブロック・ボリュームの情報とタグ クリックして表示できるタブ: - 
                                                
                                                一般情報 
- 
                                                
                                                このオブジェクトに適用されたタグ 
 作成済 ボリュームが作成された日時。 コンパートメント ボリュームが属するコンパートメント。 OCID ボリュームOracleクラウドID。 バックアップ・ポリシー ボリュームに割り当てられたバックアップ・ポリシー。 サイズ ボリュームのサイズ。 高パフォーマンスに対応 ボリュームが高パフォーマンス・ボリュームとして構成され、GB当たりのボリューム・パフォーマンス・ユニット(VPU)として構成されるかどうか。 
- 
                                                
                                                
OCI CLIの使用
- 
                           
                           ブロック・ボリュームをリストするコンパートメントのOCIDを取得: ( oci iam compartment list)
- 
                           
                           ボリューム・リスト・コマンドを実行します。 $ oci bv volume list --compartment-id ocid1.compartment.unique_ID { "data": [ { "auto-tuned-vpus-per-gb": null, "availability-domain": "AD-1", "compartment-id": "ocid1.compartment.unique_ID", "defined-tags": {}, "display-name": "volume2", "freeform-tags": {}, "id": "ocid1.volume.unique_ID", "is-auto-tune-enabled": null, "is-hydrated": null, "kms-key-id": null, "lifecycle-state": "AVAILABLE", "size-in-gbs": 52, "size-in-mbs": 53248, "source-details": null, "system-tags": null, "time-created": "2021-06-01T17:33:24+00:00", "volume-group-id": null, "vpus-per-gb": 20 }, { "auto-tuned-vpus-per-gb": null, "availability-domain": "AD-1", "compartment-id": "ocid1.compartment.unique_ID", "defined-tags": {}, "display-name": "volume20210106171509", "freeform-tags": {}, "id": "ocid1.volume.unique_ID", "is-auto-tune-enabled": null, "is-hydrated": null, "kms-key-id": null, "lifecycle-state": "AVAILABLE", "size-in-gbs": 50, "size-in-mbs": 51200, "source-details": null, "system-tags": null, "time-created": "2021-06-01T17:15:09+00:00", "volume-group-id": null, "vpus-per-gb": 10 }, } このプロパティはPrivate Cloud Applianceには適用されないため、 is-hydrated値は常にnullです。Private Cloud Applianceは、ボリューム・パフォーマンスの自動チューニングをサポートしていません。 特定のブロック・ボリュームのみをリストするには、 getコマンドを使用します:$ oci bv volume get --volume-id ocid1.volume.unique_IDボリュームに割り当てられているバックアップ・ポリシーは、ボリューム・リストに表示されず、出力も取得されません。 ボリュームのバックアップ・ポリシーのOCIDを表示するには、次のコマンドを使用します: $ oci bv volume-backup-policy-assignment get-volume-backup-policy-asset-assignment \ --asset-id ocid1.volume.unique_ID { "data": [ { "asset-id": "ocid1.volume.unique_ID", "id": "ocid1.backuppolicyassignment.unique_ID", "policy-id": "ocid1.volumebackuppolicy.unique_ID", "time-created": "2023-06-07T02:03:53.466062+00:00" } ] } 
ブロック・ボリューム・アタッチメントのリスト
「コンピュートWeb UI」の使用
- 
                           
                           ナビゲーション・メニューで、Computeをクリックし、Instancesをクリックします。 
- 
                           
                           インスタンスが存在するコンパートメントを選択します。 
- 
                           
                           インスタンス名をクリックして詳細を表示します。 
- 
                           
                           「リソース」セクションまでスクロールし、「アタッチされたブロック・ボリューム」を選択します。 この表に、このインスタンスにアタッチされているブロック・ボリュームを示します。 
- 
                           
                           ブロック・ボリュームの詳細を表示するには、ブロック・ボリューム名をクリックします。 
OCI CLIの使用
コンパートメント内のすべてのインスタンスのブロック・ボリューム・アタッチメントをリストします。
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                           インスタンス・ブロック・ボリューム・アタッチメントをリストするコンパートメントのOCIDを取得: ( oci iam compartment list)
- 
                           
                           ボリューム・アタッチメント・リスト・コマンドを実行します。 $ oci compute volume-attachment list \ --compartment-id oocid1.compartment.unique_ID { "data": [ { "attachment-type": "paravirtualized", "availability-domain": "AD-1", "compartment-id": "ocid1.compartment.unique_ID", "device": null, "display-name": "volumeattachment20210106172413", "id": "ocid1.volumeattachment.unique_ID", "instance-id": "ocid1.instance.unique_ID", "is-multipath": null, "is-pv-encryption-in-transit-enabled": null, "is-read-only": false, "is-shareable": false, "iscsi-login-state": null, "lifecycle-state": "ATTACHED", "time-created": "2021-06-01T17:24:13+00:00", "volume-id": "ocid1.volume.unique_ID" }, { "attachment-type": "paravirtualized", "availability-domain": "AD-1", "compartment-id": "ocid1.compartment.unique_ID", "device": null, "display-name": "volumeattachment20210106175003", "id": "ocid1.volumeattachment.unique_ID", "instance-id": "ocid1.instance.unique_ID", "is-multipath": null, "is-pv-encryption-in-transit-enabled": null, "is-read-only": false, "is-shareable": false, "iscsi-login-state": null, "lifecycle-state": "ATTACHED", "time-created": "2021-06-01T17:50:03+00:00", "volume-id": "ocid1.volume.unique_ID" } ] } 特定のインスタンスのブロック・ボリューム・アタッチメントのみをリストするには、インスタンスOCIDを指定します。 $ oci compute volume-attachment list --instance-id ocid1.instance.unique_ID特定のボリュームのブロック・ボリューム・アタッチメントをリストするには、コンパートメントOCIDまたはインスタンスOCIDの他に、ボリュームOCIDを指定します。 $ oci compute volume-attachment list \ --compartment-id oocid1.compartment.unique_ID \ --volume-id ocid1.volume.unique_ID 特定のブロック・ボリューム・アタッチメントをリストするには、ボリューム・アタッチメントOCIDを指定します。 $ oci compute volume-attachment get \ --volume-attachment-id ocid1.volumeattachment.unique_ID
ブロック・ボリュームの更新
ボリュームがオンラインのときに、停止時間なしでブロック・ボリュームの設定を変更できます。 表示名を変更したり、サイズを増やしたり、タグを変更できます。 ボリュームのサイズ変更の詳細は、「ボリュームのサイズ変更」を参照してください。
ボリューム・サイズを増やすには、「ボリュームのサイズ変更」を参照してください。 サイズを大きくするには、ディスクを再スキャンしてパーティションを拡張する必要があります。
「コンピュートWeb UI」の使用
- 
                           
                           ナビゲーション・メニューのBlock Storageで、Block Volumesをクリックします。 
- 
                           
                           ブロック・ボリュームが存在するコンパートメントを選択します。 
- 
                           
                           編集するボリュームについて、「アクション」メニューをクリックし、「編集」をクリックします。 
- 
                           
                           「ブロック・ボリュームの編集」ダイアログで、変更を行います。 - 
                                 
                                 名前: ボリュームの表示名。 名前は一意である必要はありません。 
- 
                                 
                                 サイズ(GBで): サイズは1 GB単位で32768 (32 TB)まで増やすことができます。 サイズを小さくすることはできません。 サイズを変更する前に、「ボリュームのサイズ変更」を参照して、この変更の影響を理解してください。 サイズを大きくするには、ディスクを再スキャンしてパーティションを拡張する必要があります。 
- 
                                 
                                 タグ付け: タグを追加、削除または変更します。 タグ付けの詳細は、「リソース・タグの操作」を参照してください。 
 
- 
                                 
                                 
- 
                           
                           「変更の保存」をクリックします。 
OCI CLIの使用
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                           更新するボリュームのOCIDを取得: ( oci bv volume list)
- 
                           
                           ボリューム更新コマンドを実行します。 構文: oci bv volume update --volume-id volume_OCID options_with_values_to_update 変更できるプロパティの説明については、次のコマンドを入力し、「Optional Parameters」までスクロールします: $ oci bv volume update -h ボリュームの作成後は、GB当たりのVPUを変更できません。 logBiasまたはsecondaryCacheの値を更新するには、「ブロック・ボリュームの作成」の手順を参照してください。例: $ oci bv volume update --volume-id ocid1.volume.unique_ID \ --display-name volumeA
別のコンパートメントへのボリュームの移動
ブロック・ボリューム、ブート・ボリューム、クローン、ボリューム・バックアップ、ボリューム・グループ、ボリューム・グループ・バックアップなどのブロック・ボリューム・リソースを、あるコンパートメントから別のコンパートメントに移動できます。
リソースを新しいコンパートメントに移動しても、関連付けられたリソースは移動されない可能性があります。 たとえば、ブロック・ボリュームを移動する場合、そのボリュームのバックアップは移動されません。
重要:
新しいコンパートメントに存在するアクセス・ポリシーは、ただちに適用されます。 リソースを別のコンパートメントに移動する前に、リソースの移動先のコンパートメントに対する十分なアクセス権限がリソース・ユーザーにあることを確認してください。
- 
                        
                        セキュリティ・ゾーンから標準コンパートメントにブロック・ボリュームまたはブート・ボリュームを移動することはできません。 
- 
                        
                        ボリュームがセキュリティ・ゾーン・ポリシーに違反している場合は、標準コンパートメントからセキュリティ・ゾーン内のコンパートメントにボリュームを移動できません。 
OCI CLIの使用
- 
                           
                           コマンドを実行するために必要な情報を収集します: - 
                                 
                                 ボリュームOCID ( oci bv volume list)
- 
                                 
                                 ターゲット・コンパートメントOCID ( oci iam compartment list)
 
- 
                                 
                                 
- 
                           
                           コンパートメントの変更コマンドを実行します。 例: oci bv volume change-compartment \ --volume-id ocid1.volume.uniqueID \ --compartment-id ocid1.compartment.uniqueID { "etag": "7e084c71-4729-4ddd-b131-d87bfc621e8c" } 
ブロック・ボリュームのクローニング
ブロック・ボリュームをクローニングすると、バックアップおよびリストア操作を実行せずに、既存のブロック・ボリュームのコピーを作成できます。
クローン・ボリュームは、ソース・ボリュームのポイント・イン・タイム・ダイレクト・ディスク・ツー・ディスク・ディープ・コピーです。 ソース・ボリューム内のすべてのデータがクローン・ボリュームにコピーされます。 ソース・ボリュームのデータへのそれ以降の変更は、クローンにはコピーされません。
デフォルトでは、クローンはソース・ボリュームと同じサイズです。 クローンの作成時に、より大きなボリューム・サイズを指定できます。
ボリューム・データはバックグラウンドでコピーされ、ボリュームのサイズに応じて最大30分かかる場合があります。 状態が「使用可能」に変わったら、クローン・ボリュームを通常のボリュームとしてアタッチして使用できます。
ボリュームのクローニングの詳細は、「Oracle Private Cloud Appliance概要ガイド」 の「ブロック・ボリューム・ストレージの概要」の章の「ボリューム・バックアップおよびクローン」に関する項を参照してください。
「コンピュートWeb UI」の使用
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                           ナビゲーション・メニューのBlock Storageで、Block Volumesをクリックします。 
- 
                           
                           適切なコンパートメントを選択します。 
- 
                           
                           クローニングするボリュームについて、「アクション」メニューをクリックし、「クローンの作成」をクリックします。 
- 
                           
                           ダイアログで、次の情報を入力します: - 
                                 
                                 名前: ボリュームの名前または説明。 機密情報は入力しないでください。 
- 
                                 
                                 コンパートメント: ブロック・ボリュームをクローニングするコンパートメントを選択します。 
- 
                                 
                                 サイズ(GB): サイズは1 GB単位で32768 (32 TB)まで増やすことができます。 サイズを小さくすることはできません。 
- 
                                 
                                 高パフォーマンス・ボリューム: (オプション)デフォルトでは、クローンのパフォーマンス設定はソース・ボリュームと同じです。 このクローンのパフォーマンス設定を変更するには、このボタンを使用します。 詳細は、「Oracle Private Cloud Appliance概要ガイド」の「ブロック・ボリューム・ストレージの概要」の章の「ブロック・ボリュームのパフォーマンス・オプション」に関する項を参照してください。 
- 
                                 
                                 バックアップ・ポリシー: (オプション)ドロップダウン・リストからバックアップ・ポリシーを選択します。 コンパートメントの変更が必要な場合があります。 Oracle定義ポリシーとユーザー定義ポリシーがリストされます。 Oracle定義ポリシー( bronze、silverおよびgold)の詳細は、「Oracle Private Cloud Appliance概要ガイド」の「ブロック・ボリューム・ストレージの概要」の章の「ボリューム・バックアップおよびクローン」に関する項を参照してください。バックアップ・ポリシーは、ボリュームのクローニング後に割当てまたは変更するか、このボリュームを手動でバックアップできます。 ボリュームには、一度に割り当てられるボリューム・バックアップ・ポリシーは1つのみです。 バックアップ・ポリシーの作成、編集および割当ての詳細は、「バックアップ・ポリシーの管理」を参照してください。 このボリュームは、「手動ブートまたはブロック・ボリューム・バックアップの作成」の説明に従って手動でバックアップすることもできます。 
- 
                                 
                                 タグ付け: (オプション) リソース作成時のタグの追加の説明に従って、このインスタンスの定義済タグまたはフリーフォーム・タグを追加します。 タグは後で適用することもできます。 
 
- 
                                 
                                 
- 
                           
                           「クローンの作成」をクリックします 
OCI CLIの使用
ブロック・ボリュームをクローニングするには、クローニングするボリュームをソース・ボリュームとして指定して、新しいブロック・ボリュームを作成します。
- 
                           
                           コマンドを実行するために必要な情報を収集します: - 
                                 
                                 ソース・ボリュームを含むコンパートメントOCID ( oci iam compartment list)
- 
                                 
                                 クローンするボリュームのボリュームOCID ( oci bv volume list)
 
- 
                                 
                                 
- 
                           
                           クローニングするボリュームを指定して、ボリューム作成コマンドを実行します。 構文: oci bv volume create --availability-domain AD-1 \ --compartment-id compartment_OCID \ --source-volume-id OCID_of_volume_to_clone 例: $ oci bv volume create --availability-domain AD-1 -c ocid1.compartment.unique_ID \ --source-volume-id ocid1.volume.unique_ID --display-name "MyVolumeClone" { "data": { "auto-tuned-vpus-per-gb": null, "autotune-policies": null, "availability-domain": "AD-1", "block-volume-replicas": null, "compartment-id": "ocid1.compartment.unique_ID", "defined-tags": {}, "display-name": "MyVolumeClone", "freeform-tags": {}, "id": "ocid1.volume.unique_ID", "is-auto-tune-enabled": null, "is-hydrated": null, "kms-key-id": null, "lifecycle-state": "PROVISIONING", "size-in-gbs": 51, "size-in-mbs": 52224, "source-details": { "id": "ocid1.volume.unique_ID", "type": "volume" }, "system-tags": null, "time-created": "2023-06-07T17:34:34.234713+00:00", "volume-group-id": null, "vpus-per-gb": 20 }, "etag": "b9c13787-91a5-41ca-aa49-12e3ff80e97a", "opc-work-request-id": "ocid1.workrequest.unique_ID" } 
ブロック・ボリュームのデタッチ
インスタンスがボリュームにアクセスする必要がなくなった場合、ボリューム・データに影響を与えずにインスタンスからボリュームをデタッチできます。
注意:
デタッチされたボリュームを後で再アタッチすると、そのボリュームが別のデバイス名に関連付けられている可能性があり、インスタンスのオペレーティング・システムでそのボリュームが認識されない場合があります。
「コンピュートWeb UI」の使用
- 
                           
                           管理タスクを実行して、ブロック・ボリュームに対してどのインスタンスにも存在する依存関係を削除します。 たとえば、アプリケーションがボリュームにアクセスしていないことを確認します。 ボリュームをアンマウントし、 /etc/fstabファイルなどから削除します。
- 
                           
                           ナビゲーション・メニューで、Computeをクリックし、Instancesをクリックします。 
- 
                           
                           インスタンスが存在するコンパートメントを選択します。 
- 
                           
                           インスタンス・リストで、ボリュームがアタッチされているインスタンスをクリックします。 
- 
                           
                           左下隅のリソースで、アタッチされたブロック・ボリュームを選択します。 
- 
                           
                           デタッチするボリュームの横にあるアクション・アイコン(3つのドット)をクリックし、デタッチをクリックします。 
- 
                           
                           要求されたら、確認します。 
OCI CLIの使用
- 
                           
                           ボリューム・アタッチメントOCIDの取得( oci compute volume-attachment list)
- 
                           
                           detachコマンドを実行します。 構文: oci compute volume-attachment detach --volume-attachment-id volume_attachment_OCID例: oci compute volume-attachment detach --volume-attachment-id ocid1.volumeattachment.uniqueID Are you sure you want to delete this resource? [y/N]: y確認プロンプトを回避するには、 --forceオプションを使用します。
ブロック・ボリュームの削除
不要になったボリュームは削除できます。
注意:
この操作を取り消すことはできません。 ボリュームが削除されると、ボリューム上のデータは完全に削除されます。
注意:
ポリシーベース(スケジュール済)のすべてのバックアップは期限切れになります。 手動バックアップの作成後に同じボリュームのスケジュール済バックアップが作成されると、手動バックアップは期限切れになります。 ボリューム・バックアップを無期限に保持するには、ソース・ボリュームを削除する前に、将来スケジュールされたすべてのバックアップを取り消し、手動バックアップを作成します。 「ブロック・ボリュームのバックアップ」を参照してください。
ブロック・ボリュームを削除した結果は、次の条件によって異なります:
- ボリュームにバックアップまたはクローンがありません: ボリュームはすぐに削除され、ボリューム容量がシステムに返されて再利用されます。 ボリュームはTERMINATEDとマークされ、最終的には一覧表示されなくなります。
- ボリュームにはバックアップまたはクローンがあります: ボリュームはTERMINATEDとマークされますが、ボリュームは削除されず、ボリュームのすべてのバックアップおよびクローンが削除されるまで容量はシステムに返されません。
- ボリュームはDR構成の一部であり、複製されます: ボリュームはTERMINATEDとマークされますが、そのボリュームは削除されず、DRがレプリケーションを完了するまで容量はシステムに返されません。
「コンピュートWeb UI」の使用
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                           管理タスクを実行して、ブロック・ボリュームに対してどのインスタンスにも存在する依存関係を削除します。 たとえば、アプリケーションがボリュームにアクセスしていないことを確認します。 ボリュームをアンマウントし、 /etc/fstabファイルなどから削除します。
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                           ナビゲーション・メニューのBlock Storageで、Block Volumesをクリックします。 
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                           削除するブロック・ボリュームを含むコンパートメントを選択します。 
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                           削除する予定のボリュームについて、「Actions」メニューをクリックし、「Terminate」をクリックします。 
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                           要求されたら、終了を確認します。 
OCI CLIの使用
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                           ボリュームOCIDの取得( oci bv volume list)
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                           ボリューム削除コマンドを実行します。 例: $ oci bv volume delete --volume-id ocid1.volume.uniqueID Are you sure you want to delete this resource? [y/N]: y { "etag": "bd576de7-3193-4171-9792-uniqueID" }確認プロンプトを回避するには、 --forceオプションを使用します。