3.3.3 検出URLの実行

アイデンティティ・プロバイダを設定した後、任意のブラウザで検出URLを実行して、認証のためにvalues.yamlファイルに指定する必要がある値を書き留めます。

検出URLを実行して必要なアイデンティティ・プロバイダ情報を書き留めるには:
  1. 任意のブラウザで検出URLを実行します。

    検出URLの構文

    https://<tenant-base-url>/.well-known/openid-configuration

    検出URLの例

    https://idcs-a83e....identity.oraclecloud.com/.well-known/openid-configuration

    テナント・ベースURLの例は、読みやすくするために省略記号(...)を使用して一部を省いています。このコマンドを現在の環境で実行する場合、実際の値をコピーします。

    値のリストが表示されます。
  2. issuerフィールドおよびjwksUriフィールドの値を書き留めます。これらの値をvalues.yamlファイルに指定する必要があります。次に例を示します:
    issuer: "https://identity.oraclecloud.com"
    jwksUri: "https://idcs-a83e....identity.oraclecloud.com:443/admin/v1/SigningCert/jwk"
  3. token_endpointフィールドの値を書き留めます。この情報を、tmmConfiguration.identityProvider.identityProviderUrlプロパティの値としてvalues.yamlファイルに指定します。
    token_endpoint: "https://idcs-a83e.....identity.oraclecloud.com/oauth2/v1/token"