2.3.6 ATMI対話型クライアントからホストCPI-C、クライアントによる制御の付与/取得

図2-26 DMCONFIGファイルのエントリ


DMCONFIGファイルのエントリ

  1. ATMIクライアントによりtoupsrvサービスが呼び出されます。
  2. toupsrvサービスにより、DMCONFIGファイルのDM_REMOTE_SERVICESセクションで公開されているSIMPCPICに対して、tpconnectが発行されます。TPRECVONLYはサーバーが制御を取得し、toupsrvから発行される最初の対話verbがtprecvであることを示します。
  3. tpname TPNCPICのリモート・サービスにより、TOUPCPICプログラムが起動します。
  4. サーバーは、cmaccpリクエストによる対話を受け入れます。リクエストのconvidで戻される対話IDが、この対話のその他すべてのリクエストに使用されます。
  5. cmrcvリクエストは、制御がサーバーに付与されたことを示すインジケータを受信します。
  6. cmsendリクエストでは、そのobufferコンテンツが最初のクライアントtprecv odataバッファに戻されます。データは即時に送信されません。
  7. cmsendリクエストでは、そのobufferコンテンツが2番目のクライアントtprecv odataバッファに戻されます。データは即時に送信されません。
  8. cmptrリクエストによりデータがクライアントにフラッシュされ、制御がクライアントに付与されます。
  9. cmrcvリクエストによりtpsend idataバッファ・コンテンツが受信され、処理に渡されます。TPRECVONLYtprecvに渡され、対話の制御は放棄されます。
  10. cmdealtprecvへの対話が正常に終了したことを示します。データは渡されません。