2.3.11 ホストCPI-Cに対するトランザクションATMIクライアント・リクエスト/レスポンス

図2-31 DMCONFIGファイルのエントリ


DMCONFIGファイルのエントリ

  1. ATMIクライアントによりtoupsrvサービスが呼び出されます。
  2. toupsrvサービスにより、トランザクションを開始するtpbeginが発行されます。
  3. toupsrvサービスにより、DMCONFIGファイルのDM_REMOTE_SERVICESセクションで公開されているSIMPCPICに対して、tpcallが発行されます。データはtpconnectidataバッファから送信されます。
  4. tpname TPNCPICのリモート・サービスにより、TOUPCPICプログラムが起動します。
  5. サーバーは、cmaccp呼出しによる対話を受け入れます。リクエストのconvidで戻される対話IDが、この対話のその他すべてのリクエストに使用されます。
  6. cmrcvリクエストによりidataバッファ・コンテンツが受信され、処理に渡されます。
  7. cmsstおよびcmsptrでは、送信タイプをCM_SEND_AND_PREP_TO_RECEIVEに設定し、受信準備タイプをCM_PREP_TO_RECEIVE_CONFIRMに設定して次の送信リクエストを準備します。
  8. cmsendリクエストでは、obufferのコンテンツがodataバッファに即時に戻されます。サーバーでは、サーバーに対する制御が放棄され、CONFIRMリクエストで対話の終了が示されます。
  9. toupsrvによってtpcommitが発行され、トランザクションが正常に終了し、すべての更新済リソースがコミットされます。cmrcvリクエストでは、コミット・リクエストを受信し、そのリクエストにSAAリソース/リカバリ・コミット呼出しsrrcmitによるリクエストに明示的に応答します。対話はコミット交換が完了すると終了します。