4.7 着信サービス情報の画面
サービスとは、なんらかの要素で構成される処理に関連付けられる名前です。このような処理としては、銀行取引、航空便の予約、製品の一括注文などがあります。Oracle Tuxedoでは、このような処理に必要なクライアント・プログラムがサービス・リクエストを行います。サーバーと呼ばれるプロセスは、サービス・リクエストに記述されている処理をクライアントのかわりに実行し、その結果をクライアントに戻します。MVSでは、これは、ブラック・ボックスに対する呼出しと呼ばれることがあります。
サービスの画面では、ローカル・サービス名
とリモート・サービス名
という用語が使用されています。LOCAL SERVICE NAME
(CIC01XXYYZZ
など)は、CICS環境でのサービス名、REMOTE SERVICE NAME
(WITHDRAWL
など)はOracle Tuxedoでのサービス名です。管理を単純にするために、両方の名前を同じにしてもかまいませんが、別々の名前にすることもできます。着信サービス・ファイルに加えられた変更内容は、ハンドラが再起動したときにのみ反映されます。