1 マップ・ビジュアライゼーション・コンポーネントの概要 23.2
Oracle Spatialマップ・ビジュアライゼーション・コンポーネント(ビジュアライゼーション・コンポーネントとも呼びます)は、Oracle Spatialによって管理されている空間データを使用して、マップをレンダリングするためのプログラム可能なツールです。
マップ・ビジュアライゼーション・コンポーネントには、空間データの問合せおよび地図レンダリングの複雑さを意識させず、より上級のユーザーに対してはカスタマイズ可能なオプションを提供するツールが備わっています。これらのツールは、プラットフォームに依存しない方法でデプロイでき、マップ・レンダリング・アプリケーションと統合するように設計されています。
- マップ・ビジュアライゼーション・コンポーネントの概要
開発者は、マップ・ビジュアライゼーション・コンポーネントを使用して、インタラクティブ性の高いマップおよび空間分析をビジネス・アプリケーションに組み込むことができます。 - マップ・ビジュアライゼーション・コンポーネントの開始
次のタスクを実行することにより、マップ・ビジュアライゼーション・コンポーネント23.2の使用を開始できます。 - マップ・ビジュアライゼーション・コンポーネントの前提条件となるソフトウェア
この項では、マップ・ビジュアライゼーション・コンポーネント23.2のインストールに必要な前提条件について説明します。 - マップ・ビジュアライゼーション・コンポーネントでのMapViewerベース・アプリケーションのデプロイ
MapViewerベースのアプリケーションを保有している場合、マップ・ビジュアライゼーション・コンポーネントとともにそれらをデプロイできます。 - マップ・ビジュアライゼーション・コンポーネントの管理
このトピックでは、マップ・ビジュアライゼーション・コンポーネントの「管理」ページと、ユーザーが実行できる管理および構成タスクの一部(新規データソースの追加、Oracle Mapsが使用するマップ・タイル層の管理、ロギング・レベルの設定など)について説明します。 - 高可用性およびマップ・ビジュアライゼーション・コンポーネント(WebLogic Serverのみ)
ユーザーは、Oracle WebLogic Serverの高可用性機能を享受できます。 - セキュアなマップ・レンダリング
Webユーザーの識別情報に基づいてセキュアなマップ・レンダリングを実装できます。